#37 生命無用
島帰りの銀造(垂水悟郎)は、預り証に細工しては悪どい金もうけをしている質屋・大黒屋(天津敏)の手先となっている伜の銀平(高峰圭二)を戒めるため、自分の腕をたたき切った。銀平は改心するが時すでに遅く、大黒屋一味に殺される。一味の悪事を知りすぎたのだ。残された銀造は、自分の命と引きかえに虎(藤村富美男)に、仕置を依頼した。
島帰りの銀造(垂水悟郎)は、預り証に細工しては悪どい金もうけをしている質屋・大黒屋(天津敏)の手先となっている伜の銀平(高峰圭二)を戒めるため、自分の腕をたたき切った。銀平は改心するが時すでに遅く、大黒屋一味に殺される。一味の悪事を知りすぎたのだ。残された銀造は、自分の命と引きかえに虎(藤村富美男)に、仕置を依頼した。