第52話  

天堂らの結束を切り崩そうと、圭吾は住人の一人、佐野の買収にかかった。佐野は朝倉産業に破産にまで追い込まれた男だったが、病弱の妻のことをもちだされると...。それからまもなく、住人たちが突然一軒、また一軒と引っ越していった。動揺する一同。佐野の仕業だった。圭吾が飛田組の事務所にやってきた。進駐軍の力を借りて、立ち退きが避けられないことを天堂に言い渡す。琴子は怒りに震え、圭吾らと闘うことをきっぱり宣言する。数日後、何者かの手によって事務所が放火され、飛田が棒で額を割られた。