2月23日~2月27日
2月23日(月)
「世界揺るがす"エプスタイン問題"とトランプ政権の行方」
ゲスト:前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部教授 / アメリカ学会前会長)、ジェームズ・シムズ(ジャーナリスト / 元日本外国特派員協会会長)
少女買春などの罪で起訴され自殺した米富豪Jエプスタインをめぐる膨大な捜査資料「エプスタイン・ファイル」が公開され世界に衝撃が広がる。公開されたファイルには、クリントン元大統領やイーロン・マスク、ビル・ゲイツ、アンドリュー英国王子など著名人の名が浮上。米議会などで取り上げられ、政財界などで辞任や進退問題が浮上するなど大スキャンダルとなっている。トランプ氏は「民主党関係者や闇の勢力などがエプスタインを使って少女売春ネットワークを運営している」というQアノンの陰謀論を"政敵"である民主党攻撃に利用してきた。しかし、かつて自身も交友歴があったことからファイルの公表を渋り、MAGA内部に分裂が起きている。トランプ政権によるベネズエラ攻撃など予測不能な外交行動もこの問題の隠蔽目的との見方もある。
ゲストは、アメリカ政治の専門家、前嶋和弘氏と、ジャーナリストのジェームズ・シムズ氏。エプスタイン事件をめぐる問題とトランプ政権の行方を徹底分析。
2月24日(火)
「ウクライナ戦禍の4年 『和平案』巡る米国・ロシアの思惑は?」
ゲスト:名越 健郎(拓殖大学客員教授)、小谷 哲男(明海大学教授)、平野 高志(ウクライナ国営オンラインメディア「ウクルインフォルム」日本語版編集者)※リモート出演
ロシアによるウクライナ侵攻は24日で丸4年。和平案を巡る米露ウ3カ国協議は続いているが、打開の糸口は見えない。11月の米中間選挙へのアピールを見据え、早期和平を目指すトランプ大統領はウクライナが領土で妥協すべきだとの認識を示すが、協議はどう進むか?主導する米露の思惑は? さらに米国は5月15日までに、和平案の賛否を問う国民投票の実施と大統領選をウクライナ側に求めているという。ロシアから無人機や弾道ミサイル攻撃を受け続け、戦禍にあるウクライナ国民はどのような選択をするのか?日本に求められる支援とは?
ゲストは、プーチン政権のウラ事情に詳しい拓殖大学客員教授の名越健郎氏。トランプ政権に独自のパイプを持つ明海大学教授の小谷哲男氏。ウクライナ現地からは「ウクルインフォルム」日本語版編集者の平野高志氏。最新のウクライナ情勢を徹底分析する。
2月25日(水)
「代表質問答弁から読み解く『国論を二分する政策』とは?」
ゲスト:舛添 要一(国際政治学者)、久江 雅彦(共同通信編集委員)
高市政権は給付付き税額控除の仕組みができるまでの経過措置として、2年間の消費税減税を目指す。超党派の国民会議で議論する、と説明したが、その具体案は?憲法改正の発議や議員定数の削減も今国会のテーマにあげ、今後の国会審議が注目される。衆議院と参議院の代表質問で、高市首相は野党にどう向き合ったのか。巨大与党を背景に政策を推し進めたい第2次高市政権。一方で少数となった野党はその質問内容で存在感を示す必要がある。
ゲストは国際政治学者の舛添要一氏と、共同通信編集委員の久江雅彦氏。施政方針演説と代表質問の答弁から「国論を二分する大胆な政策」の中身を読み解いていく。
2月26日(木)
「不動産投資に潜むワナ 悪徳商法にだまされないためには」
ゲスト:紀藤 正樹(弁護士)、冨谷 皐介(ReBORNs代表)
老後の資産形成や「貯蓄から投資へ」の流れを受けて、住宅・不動産への投資をめぐるトラブルが増加。悪質な事例の中には、大手地方銀行の一部行員と不動産会社が書類を改ざんするなどして、アパート・マンションに投資させるという悪徳商法も...。被害者インタビューから、その実情を探る。専門家によると、住宅・不動産関連以外にも、AI投資やオーナー商法など、投資に関わる様々なジャンルで詐欺行為が横行しているという。投資をするにあたり、どのようなワナが潜んでいるのか?悪徳商法にだまされないための対処法とは?
ゲストは、投資詐欺の問題に長年取り組んでいる弁護士の紀藤正樹氏と、消費者問題の救済支援団体・ReBORNs代表の冨谷皐介氏。投資をめぐるリスクや回避策について具体的な事例を交えて考える。
2月27日(金)
「地殻変動する日本政治!新しい政治の地平を切り拓くキーパーソンに聞く」
ゲスト:大岡 敏孝(自民党衆議院議員)、伊佐 進一(中道改革連合衆議院議員)、緒方 林太郎(無所属衆議院議員)
先月行われた衆議院議員選挙で自民党が圧勝、単独で3分の2以上の議席を獲得した。戦後最多の議席を背景にした巨大与党の誕生は、今週スタートした国会に風景をも大きく変えることとなった。立憲系のベテラン議員が軒並みな落選した一方、大勝した自民党では66名に及ぶ新人議員が誕生した。図らずも永田町の世代交代が進むこととなったわけだが、この結果が今後の政界にどのような地殻変動が起こすこととなるのか?
今夜は、「世界一強い無所属」とも呼ばれる緒方林太郎氏(5期)、スズキ自動車勤務後、静岡県議を経て自民党から出馬した大岡敏孝氏(6期)、ネット発信にも力を入れている公明党出身で中道改革連合の伊佐進一氏(5期)を招き、今回の衆院選を振り返るとともに、日本政治の今後を展望する。