第64話
片岡の謀略で新宿の土地、全てを失った圭吾は、朝倉産業再建のため狂ったように奔走した。そして華族会館建設という新しい事業に着手するが、その詐欺まがいのやり方に、柳子は不安を募らせる。一方、片岡は天堂を追い出すため、手下を使って店を滅茶滅茶にしたり、天堂に暴力をふるった。瀕死の重傷を負いながらも、天堂は決してはむかおうとはしなかった。暴力では何も解決しない、と自分の命を投げ出して教えてくれたタカのために、二度と喧嘩はしないと誓ったのだった。見るに見かねた飛田は天堂のかわりに、単身片岡のところへ乗り込んだ。