第14話  

趙恒(ちょうこう)は講和の使者として曹利用(そうりよう)を遼へ向かわせる。同じ頃、蕭(しょう)皇太后は守りに徹する定州(ていしゅう)、瀛州(えいしゅう)に見切りをつけ、早々に大名府(だいめいふ)へと全軍を向かわせ、澶淵(せんえん)、そして宋の都開封(かいほう)へと狙いを定める。この遼の動向を劉娥(りゅうが)は木易(ぼくえき)を通じて宋に知らせようとするが、鉄鏡長公主(てっきょうちょうこうしゅ)に阻まれてしまう。
一方、親征を聞き入れてもらえず、焦りを募らせる寇準(こうじゅん)に対し、宰相(さいしょう)畢士安(ひつしあん)は「陛下は弟の冀(き)王 元份(げんふん)とその周辺の動きを懸念している」と告げるのだった。