エリート法律一家の家族法廷 もの静かな女たちの反乱
秋子が家政婦紹介所の会長・キヌヨから紹介された仕事先は法曹一家の広田家。喜寿を迎えた正方は元裁判官で、息子・正信は大学教授、孫の正彦も司法修習生という堅い一家で、正信の妻・深美もできた妻だ。が、中学3年の孫娘・正美だけが不良で家族の持て余し者だった。秋子は正美から広田家の男が「弱い者、頭の悪い者、金のない者、教養のない者を見下している」と聞かされ憤慨すると同時に、家族に反抗する正美に同情する。ある日、秋子は正信と正方に女がいることをかぎだす。