3月9日~
3月9日(月)
「攻撃開始から10日へ トランプ氏の着地点とはイランの体制転覆か!?」
ゲスト:宮田 律(現代イスラム研究センター理事長)、黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)
先月28日、イラン全域への大規模奇襲攻撃で最高指導者ハメネイ師を含む1000人以上を殺害した米国とイスラエル。トランプ大統領は「目的達成まで攻撃を続ける」とするが、出口戦略はあるのか?一方のイランは、報復として湾岸諸国の米軍基地や石油インフラを攻撃。ホルムズ海峡も事実上封鎖状態となった。注目されるハメネイ後の体制は、現体制維持なのか、あるいは親米政権への体制転換なのか? 遡れば1979年、それまで"中東で最も親米体制"と言われたパーレビ王朝が倒され、ホメイニ師によるイスラム革命体制が成立。以来、革命防衛隊は、体制の要となってきた。今回の攻撃で司令官を失った組織のガバナンスはどこまで?また、イラン攻撃をきっかけに、中東地域での宗派間対立の激化やテロの脅威拡大も懸念される。
ゲストは、長年、中東諸国の政治文化を注視してきた宮田律氏と、イスラエル・イランなどの軍事・情報組織に精通する黒井文太郎氏。国際秩序の行方を左右するイラン攻撃の実態や、米・イスラエルとイラン双方の思惑、今後の行方を徹底分析!
3月10日(火)
「中東危機で波乱の日本経済 "高市積極財政"に死角は?」
ゲスト:片岡 剛士(PwCコンサルティング チーフエコノミスト)、小黒 一正(法政大学経済学部教授)
イランがエネルギー輸送の生命線・ホルムズ海峡を事実上封鎖し、原油価格が高騰し株価は急落。原油輸入の9割以上を中東に依存する日本では、生活や経済活動への深刻な影響が懸念される。「暫定税率廃止」もつかの間、原油高はどこまで、いつまで続くのか。その対策は? 高市首相は「責任ある積極財政」で日本経済の浮上を目指すが、イラン情勢で「円急落・インフレ加速・企業業績の悪化」などの懸念材料もくすぶる。新たな財政出動や補正予算はどうなる?「積極財政」を進める上で死角はないのか?
ゲストは、高市首相の「日本成長戦略会議」メンバーでPwCコンサルティング・チーフエコノミストの片岡剛士氏と、法政大学経済学部教授の小黒一正氏。緊迫続くイラン情勢下の経済の行方を積極財政派と規律派の論客が徹底討論。
3月11日(水)
「東日本大震災から15年 巨大地震・津波への備えとは?」
ゲスト:横田 崇(愛知工業大学 地域防災研究センター長)
今月11日で東日本大震災から15年。全国各地で最大震度5以上の地震が後を絶たない。地震・津波観測体制の整備はどこまで進んでいるのか。また、警戒すべき巨大地震にどう備えるべきか。東海沖から九州沖を震源域とする「南海トラフ」。最大死者29.8万人のうち、津波による死者は最大21.5万人に上ると想定されている。専門家は、「①建物の耐震化 ②食料の確保(最低1週間分) ③排泄物の処理」の3つが重要だと指摘。家具等の転倒・落下防止対策を100%実施すれば、死者数は7割減らせるというデータも...。また津波への対処法についても聞く。
ゲストは、気象庁の南海トラフ地震に関する評価検討会委員で、愛知工業大学地域防災研究センター長・横田崇氏。南海トラフ地震の被害想定を把握し、巨大地震から命を守るための方策について考える。