第32話  

鶴と火玉(かぎょく)の一件で天書を捏(ねつ)造した王欽若(おうきんじゃく)だったが、それは全て趙恒(ちょうこう)に気づかれていた。趙恒に問い詰められた王欽若は、どうやって鶴を操ったか、なぜその策を思いついたのかなど、全ての経緯を正直に話す。一方、天からの吉兆を得られたことで趙恒は年号を大中祥符(たいちゅうしょうふ)元年に改めることに決める。そんなある日、劉娥(りゅうが)は義父母となった郭賢(かくけん)夫妻を招いていた。その席で郭賢は趙恒に劉娥を皇后に立ててはどうかと提案する。