第39話  

宸妃(しんひ) 李婉児(りえんじ)は朦朧(もうろう)とした意識の中、あの晩の産屋での記憶をたどり、自分は確かに皇子を産み、その産声を聞いたと主張し始める。婉児の弟の李載豊(りさいほう)は謎を解明しようと死産したという遺体を土から掘り起こし、それが山猫であることに驚愕する。李載豊は姉の汚名をそそぐため真実の究明を訴えるが、趙恒(ちょうこう)からは全く相手にされない。皇后 劉娥(りゅうが)は李婉児への後ろめたさに心を痛める。その一方で、騒ぎを恐れる趙恒は口を閉ざし続ける。