第191回 隠れた桜の名所を訪ねて~嵯峨嵐山から上京へ~
解説:吉村晋弥(京都旅屋)
今回は、京都の旅のエキスパートがお勧めするとっておきの桜の名所を紹介する。かつて桜の宮と呼ばれた車折神社は、日本画家・冨田渓仙ゆかりの「渓仙桜」をはじめ、「寒緋桜」や「河津桜」など様々な桜が見られることで知られている。また、「桜の宮」と呼ばれた頃の風景を取り戻すための「桜の宮復活プロジェクト」にも触れる。嵯峨野の二尊院では、100枚もの花びらを持つ「二尊院普賢象」と呼ばれる珍しい桜が見どころ。さらに上京区にある妙顯寺では、遅咲きの「紅しだれ桜」を、空海ゆかりの雨宝院では、訪れるものを上から包み込むような印象を受ける「歓喜桜」を紹介。早咲きから遅咲きまで個性豊かな京都の桜をめぐる。