第51話  

新帝趙禎(ちょうてい)を皇太后劉娥(りゅうが)と4人の臣下が補佐する形で朝議が始まる。臣下それぞれの胸中と水面下の動きには変化が生じる。曹利用(そうりよう)は娘の曹汝(そうじょ)を宮中に出入りさせ、娘と趙禎の接近を試みる。劉娥は郭崇信(かくすうしん)の娘である郭清悟(かくせいご)を趙禎の皇后候補と見込み宮中に住まわせているが、趙禎は郭清悟を疎ましく感じており、むしろ曹汝に好感を抱く。権力掌握を虎視眈々(たんたん)と狙う丁謂(ていい)は、内侍(ないじ)の雷允恭(らいいんきょう)と結託し悪事に手を染め、私腹を肥やす根回しを進める。