第53話  

左遷となった父丁謂(ていい)のため、丁献容(ていけんよう)は妻の陵陽大長公主(りょうようだいちょうこうしゅ)から劉娥(りゅうが)へのとりなしを頼むも拒まれ、突き飛ばしてしまう。結果、陵陽は流産し、子の産めぬ体となってしまうのだった。一方、寇準(こうじゅん)は劉娥に対し、男なら名宰相(さいしょう)になっただろうと告げる。趙恒(ちょうこう)出棺の日、寇準は見送りに向かおうとするが、病のためにかなわず、命果てる。
趙恒の埋葬が済み、趙禎(ちょうてい)の即位の礼を前に、臣下から強く求められても劉娥は垂簾聴政(すいれんちょうせい)をためらうのだった。