第58話  

曹鑑(そうかん)は文官や学生と共に、太廟(たいびょう)の前で劉娥(りゅうが)に政権返上の諫(かん)言を行うことを決意。その動きを察知した枢密使(すうみつし)の蘇義簡(そぎかん)は郭崇信(かくすうしん)と共に禁軍を動員し太学館(たいがくかん)を包囲、自らは曹鑑の説得にあたる。だが劉娥の垂簾聴政(すいれんちょうせい)を認めない曹鑑は死をもって諫言すると言い、自害するのだった。曹利用(そうりよう)は父の遺体を自宅に運ばせてほしいと趙禎(ちょうてい)に直訴、趙禎は郭崇信に太学館の包囲を解くよう命じるが、「皇太后の命令だ」と拒まれたため、刀を抜くのだった。