5月11日~
5月11日(月)
「トランプ訪中直前 米中双方の思惑・着地点と今後の世界」
ゲスト:海野 素央(明治大学政治経済学部教授)、柯 隆(東京財団主席研究員)
イラン情勢の悪化、長期化への懸念もあり延期となっていたトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談が開かれる見込みとなった。現状のイラン情勢を見ると、停戦を巡り「合意が近い」とするトランプ大統領に対し、イラン側は一部条件を拒否。さらにホルムズ海峡を巡る攻防は継続中で、双方が互いに報復を主張するなど、終息に向かっているとは到底思えない。そんな中で開催される米中首脳会談、最大の焦点は台湾問題であろう。中国の王毅外相はアメリカのルビオ国務長官に対し「台湾問題は核心的利益」と牽制した。さらに米中ともに国内の経済問題を抱えており、米中双方、思惑通りの着地点に落ち着くことは出来るのか。
番組では中国経済の専門家で、習近平政権の政策を多面的に分析しているエコノミストの柯隆さんと長年アメリカ政治を、フィールドワークを交えて研究してきた海野素央さんの二人のゲストを迎え、トランプ訪中を目前に米中首脳会談の行方とそれによって世界がどんな影響を受けるのかを徹底検証する。
5月12日(火)
「出口なきイラン情勢 『日本外交』今こそ出番か!?」
ゲスト:河野 太郎(自民党衆議院議員)、山田 惠資(時事通信社解説委員)
米・イランの戦闘終結に向けた交渉をめぐり、トランプ大統領はイランからの回答を「気に入らない」と一蹴。核問題などへの不満なのか、協議は再び停滞へ。この間、地政学リスクが高まり、原油供給への懸念が世界経済に影を落とす中、米国の同盟国である一方、イランとも良好な関係を持つ日本は、今こそ「外交力」を発揮すべき時か? こうした中、注目されるのが14日から北京で開催される米中首脳会談。「台湾問題」も絡み、その行方はイラン情勢にも影響を与える。米中覇権争いのはざまで地域情勢が複雑化する中、日本外交はどんなかじ取りを迫られているのか?
ゲストは、自民党衆院議員で外相など歴任した河野太郎氏、高市政権の現場を取材する時事通信社・解説委員の山田惠資氏。日本外交の現在地と未来戦略を徹底分析する。
5月13日(水)
「"逆襲"の米中首脳会談 習主席の世界戦略とは」
ゲスト:舛添 要一(国際政治学者)、近藤 大介(講談社特別編集委員)
14日に予定される米中首脳会談を中国側の視点で展望。米大統領の中国訪問は2017年11月のトランプ政権1期目以来、8年半ぶり。習近平国家主席はトランプ大統領との会談にどう臨むか?国際政治学者・舛添要一氏は「中国の"逆襲"が始まった」と指摘。"逆襲"とは、どういうことなのか? トランプ×習近平会談では、イラン情勢、貿易などに加え、台湾問題が大きな議題に上がるとみられる。中国側は首脳会談前から「台湾問題は最大のリスク要因。踏み越えてはならないレッドラインだ」と、米国側をけん制。トランプ政権からディールを得たいのか?習政権の思惑とは...。
ゲストは、中国政府要人らと太いパイプを持ち、独自の視点で中国情勢を分析する舛添要一氏と、中国共産党の内情を取材する講談社特別編集委員・近藤大介氏。世界が注目する米中首脳会談を展望。「1強」習近平体制の今後にも迫る。