喪失の儀礼

©レオナ

血が抜かれていく... 医師の連続怪死事件!憎みあう嫁姑に何が起きた!?

いわき中央署のベテラン刑事・大塚利夫(大地康雄)は、部下の田村刑事(高橋和也)と張り込み中、一冊の手帳を拾う。裏には「明和医大病院医局・住田友吉」とあり、中には俳句が書き留めてあった。後日、住田(清水紘治)が出席中の内科学会の会場を訪ね、たまたま廊下にいた栄光医療機器の営業マン・小池為吉(萩原流行)に頼んで住田を呼び出してもらい、手帳を手渡した。住田は短く礼を述べると足早に立ち去った。小池の話では、住田は研究熱心な医者で患者からの評判は良いが、人との接触をあまり好まず、とっつきの悪さでも有名だという。学会後は恒例の懇親会があり、小池も同僚と同行して温泉へ行くという。費用は小池の会社持ちで、医者と出入り業者との裏の関係が見え隠れしていた。翌日、市内のホテルで住田が他殺体となって発見された。殺害方法は、バスルームで左手首の動脈を鋭利な刃物で深く切断し、徐々に出血させて脱血死させた後、ベッドに運ぶという惨忍な犯行だった。前日、住田と面識を持った大塚は複雑な気持ちで捜査に臨む。

出演:泉ピン子、川上麻衣子、大地康雄、大鶴義丹、萩原流行、高橋和也、清水紘治 他