第28話  主水弁解する

夜廻り中に見覚えのある簪を拾った主水は、その持ち主・お絹を思い出しハッとする。お絹は盗賊・暗闇の利平の情婦で、数年前に喉を斬られて倒れているところを主水が召し取ったのだ。その頃お絹は、自分の喉を斬ったのは主水だと思い込み、復讐を誓っていた。