第34話  筆に込めた想い

紫禁城を出た後 十四皇弟の屋敷で暮らし始めた若曦は、雍正帝との思い出を噛みしめながら毎日を過ごしていた。一方、十四皇弟は雍正帝が屋敷に放っている密偵に若曦との仲睦まじいところをわざと見せつけたため、報告を受けた雍正帝は激怒し今後は若曦の報告は不要だと密偵に伝える。そんなことも知らず心穏やかな日々を送る若曦だったが、忍び寄る病魔には勝てなかった。死期を悟った若曦は、最後にひと目雍正帝に会いたいと手紙をしたためるのだが...。