7月27日~7月31日
7月27日(月)
「『停戦合意』という幻想...米・イラン終わりなき戦争に突入か」
ゲスト:高橋 和夫(放送大学名誉教授)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部教授)
先月合意した米国・イラン間の「停戦合意」は事実上崩壊。米兵死亡を受けてトランプ大統領は報復を警告。一方イラン側はイエメンの親イラン組織フーシ派による紅海封鎖宣言でエネルギー市場の混乱を引き起こしている。交渉難航の背景には、ホルムズ海峡の通航権やイランによるウラン濃縮=核開発を巡る両国の深い溝がある。ハメネイ師国葬以降、イランでは強硬派が台頭しており交渉の難航が続くとみられる。そして米・イランの"硬直化"にはイスラエルの強い思惑も絡む。同国諜報機関モサドがイランの体制転覆を狙い、強硬派アフマディネジャド元大統領に接触したとの報道もある。またアメリカが空爆を再開させるきっかけともなった「イランによるトランプ氏暗殺計画」という情報もイスラエルからもたらされたものだ。さらに、イスラエル軍は停戦に合意したはずのレバノン、ヒズボラへの攻撃を再開した。アメリカ、イラン、イスラエル、三者三様、"いびつな思惑"は世界に何をもたらすのか。
番組では、長年にわたり中東を中心にした国際政治を研究してきた高橋和夫さんと現在アメリカ政治が専門の前嶋和弘氏をゲストに、風前の灯状態と言える停戦の覚書とイラン情勢の行方を検証する。
7月28日(火)
「落選議員...今語る真相 こんな野党でいいのか?高市政権に物申す」
ゲスト:玄葉 光一郎(前衆議院副議長 / 元外相)、山田 惠資(ジャーナリスト / 元時事通信解説委員長)
「高市自民」の衆院選圧勝から約半年。惨敗を喫した旧立憲民主党の候補者たちは今、何を思い、どう活動を続けているのか。高市政権の支持率が急落する中、「数の力」による政権運営や国会論戦をどう評価し、どこを問題視しているのか?皇族数の確保に向けた改正皇室典範が24日に公布され、3か月後に施行される。世論を二分する中、衆参両院の審議はわずか約3時間。「拙速」との声が上がる中、高市政権は、なぜ結論を急いだのか。歴代内閣が積み重ねてきた皇室制度見直し議論は、どのように変遷してきたのか?
ゲストは、前衆議院副議長で元外相の玄葉光一郎氏。衆院選落選から半年、今の「高市1強政治」への本音とは?今だから語れる「皇室典範」議論の舞台裏とは?解説は元時事通信解説委員長でジャーナリストの山田惠資氏。
7月29日(水)
「日本にスパイ組織誕生!? "新設"国家情報局の実態」
ゲスト:塩崎 彰久(自民党インテリジェンス戦略本部事務局長 / 衆院議員)、小谷 賢(日本大学危機管理学部教授)
高市政権のインテリジェンス(情報活動)改革が始動。内閣情報調査室を改編し、各省庁からの情報を集約する司令塔となる「国家情報局」が今月末新設される。さらに今後は、外国勢力による諜報活動などを取り締まる「スパイ防止関連法」や独立した諜報機関「対外情報庁(仮称)」の創設を目指すという。ロシア航空会社の東京事務所が「ロシア人スパイの活動拠点になっている」と米紙が報じた。こうした日本を狙う諸外国の諜報活動にどう対処するのか...。与党は法制化を目指してインテリジェンス機能強化策の検討をすすめるという。一方、情報収集活動の強化によって、安全保障目的で通信を傍受したり監視する対象が一般人に拡大する懸念はないのか。
ゲストは、欧米の情報機関を視察し提言のとりまとめに関わった、自民党インテリジェンス戦略本部事務局長の塩崎彰久衆院議員と、世界各国の情報機関に詳しい日本大学危機管理学部教授・小谷賢氏。高市首相肝いりのインテリジェンス改革の実態と将来像を聞く。
7月30日(木)
「高市政権に喝!国民不在の国会運営...予測不能な未来へ提言」
ゲスト:石原 伸晃(元自民党幹事長 / 元衆議院議員)、江田 憲司(元立憲民主党代表代行 / 前衆議院議員)
高い支持率を背景に、「責任ある積極財政」を掲げ、過去最大の122兆円越えの予算を成立させた高市政権。その後も国旗毀損罪や国家情報局の設立。皇室典範の改正に副首都関連法案などの法案を次々と成立させた。その一方で円安や物価高への対応は効果は見えず、食料品の消費税減税について意見はまとまっていない。強引とも言われる国会運営のツケが支持率低下という形に現れたのか?27日の会見で高市総理は、内閣改造と自民党役員人事について「現時点で私から申し上げることはない」と述べるにとどめ、連立を組む維新からの入閣にも言及しなかった。一方で「維新との信頼関係は揺るぎない」と強調。内閣改造は支持率浮上の起爆剤となるのか?秋の臨時国会までに高市政権が果たさなければならないこととは?
ゲストは、元自民党幹事長だった石原伸晃氏と、元立憲民主党代表代行だった江田憲司氏。二人の元議員からみる高市政権の国会運営とその今後を議論する。
7月31日(金)「鈴木哲夫の永田町ショータイム」
「国論二分の政策!?日本はどこへ?」
ゲスト:細川 隆三(政治ジャーナリスト)
VTR出演:森信 茂樹(東京財団シニア政策オフィサー)
8日間の会期延長で特別国会が閉幕。皇室典範、副首都、定数削減をめぐり終盤国会は大混乱!与党の国会軽視か。野党の機能不全か。「職権」乱発の国会運営に対し野党は審議拒否で空まわし...。暮らしに寄り添う政策や「消費減税」の行方は未だ見通せず。高市政権の国論を二分する政策は、日本をどこへ導くのか?大揺れの特別国会を振り返り、永田町の気になるあれこれを語り合う。