7月6日~7月10日

7月6日(月)
「アメリカ建国250年の現在地 分断国家の行く末は」

ゲスト:川北 省吾(共同通信編集委員兼論説委員)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部教授)

米国建国250年、米国の"分断"が露わになっている。その"分断"の根は深く、建国当初にまで遡る歴史的なものとも言われている。1960年代以降の非白人移民の増加は白人支配への危機感を増大させ、80年代以降のグローバル化による格差の拡大に対する不安や不満で誕生したトランプ氏の「MAGA」。それは、歴史的に培ってきた民主的分配のルールを否定して「白人支配」回復というノスタルジーに根ざしたものだ。今そんな米国で「強者の横暴」に対抗し、さらには既存の野党民主党の体質にも飽き足らない人々による自らの生活と権利を取り戻すための「民主社会主義」的潮流への支持が急速に拡大している。その最たる現れが、NY新市長となったマムダニ氏の出現だ。そのインパクトは民主党内にも影響を及ぼし現在行われている党内の下院議員候補の予備選で民主社会主義者が勝利しているほどだ。この二極の対立が激しさを増す中でこれからの米国は、国内、世界にどんな影響を与えていくのだろうか?
番組では、長く米国駐在を経験して、米国の"国土回復の野望"=レコンキスタをテーマに取材を続けてきた川北省吾さんとアメリカ現代政治が専門で、アメリカ学会前会長の前嶋和弘さんをゲストに米国の建国250年とトランプ政権による分断の果てを徹底検証する。


7月7日(火)
「プーチン襲う負の連鎖 戦況"泥沼"ロシアの綻びとは?」

ゲスト:山下 裕貴(元陸上自衛隊 中部方面総監)、名越 健郎(拓殖大学客員教授)

ロシアのウクライナ侵攻は異例の長期戦となる中、ロシア軍の進軍ペースは鈍り、戦線では凄惨な消耗戦が続く。一方、ウクライナ軍はロシア領内の奥深くへの攻撃を強化。こうした中、ロシア国内では物価高やガソリン不足への不満が高まり、戦争への厭戦ムードが広がっているとの分析も。プーチン大統領は負の連鎖に直面する。7日からトルコで始まるNATO首脳会議を前に、トランプ氏とプーチン氏が電話会談し、ウクライナ和平などを協議。プーチン氏の新たな懐柔策とは?NATOはウクライナ支援でどこまで結束を維持できるのか?
ゲストは、元陸上自衛隊・中部方面総監の山下裕貴氏と「独裁者プーチン」の著者で拓殖大学客員教授の名越健郎氏。ウクライナ侵攻長期化で露呈する「プーチン氏の弱音」と「ロシアの綻び」を徹底分析。


7月8日(水)
「高市首相と維新2法案 "国会空転"は誰のため?」

ゲスト:橋本 五郎(読売新聞特別編集委員)、佐藤 千矢子(毎日新聞専門編集委員)

17日に会期末を迎える国会。長年、永田町政治を取材するベテラン記者は、高市首相の「慢心」と「孤独」が国会を"空転"させている大きな要因だと指摘する。与党の強引な国会運営に野党が反発して法案審議は進まず、会期の延長論も囁かれる。与野党は妥協点を見つけられるのか。高市首相は陣営による自民総裁選などでの中傷動画疑惑をめぐり、野党から「答弁拒否だ」と批判され苦境に立つ。こうした中、今国会の会期中に参院予算委の集中審議や党首討論が開催される見通しとなり、高市首相の対応に注目が集まる。どのように説明責任を果たすのか?
ゲストは、半世紀にわたり、永田町の取材を続ける読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏と、全国紙で女性初の政治部長を務めるなど、現場で取材を続ける毎日新聞専門編集委員の佐藤千矢子氏。国会終盤戦や高支持率に陰りが見え始めた高市政権の今後を徹底議論。


7月9日(木)
「皇室典範改正なぜ急ぐ? 国民の理解は得られるか」

ゲスト:山下 晋司(皇室ジャーナリスト / 元宮内庁職員)、河西 秀哉(名古屋大学大学院教授)

衆参両院の正副議長のもとで取りまとめられた「立法府の総意」を踏まえ、政府は先月30日、皇室典範の改正案を閣議決定した。政府・与党は会期末の17日までに成立させたい考えだが、野党側からは懸念や反発の声も上がっている。改正案の柱は、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案と、旧11宮家の男系男子を皇族の養子に迎える案。出発点は「皇族数の確保」だったが、養子の子孫に皇位継承資格や、結婚後の女性皇族の身分・権利をどう整理するのかなど、制度の細部には多くの論点が残されている。
ゲストは、皇室ジャーナリストの山下晋司氏と、象徴天皇制を研究する名古屋大学大学院教授の河西秀哉氏。高市政権が改正を急ぐ背景、国民の理解、そして将来の皇位継承の持続可能性まで、皇室典範改正案の論点と本質を読み解く。


7月10日(金)
「どうなる終盤国会~焦点を与野党徹底討論~」

ゲスト:井上 信治(自民党幹事長代理)、斎藤 アレックス(日本維新の会政務調査会長)、岡本 三成(中道改革連合政務調査会長)、浜口 誠(国民民主党政務調査会長)
VTR出演:辻󠄀元 清美(立憲民主党参議院議員)

空転が続いていた衆院が一転、正常化で合意した。皇室典範改正案は10日の議運委で審議入りされ、同日中に本会議に緊急上程、採決する運びだという。今国会は皇室典範改正案のほか、副首都構想関連法案などが議論され、自民党と日本維新の会が共同提出した衆院議員定数削減法案は、今国会での成立見送りがすでに両党で確認されている。残りの会期は1週間。終盤国会はどうなるのか?
スタジオには自民党・井上信治幹事長代理、日本維新の会・斎藤アレックス政務調査会長、中道改革連合・岡本三成政務調査会長、国民民主党・浜口誠政務調査会長を迎え、徹底討論する。


7月10日(金)
「どうなる終盤国会~焦点を与野党徹底討論~」

ゲスト:井上 信治(自民党幹事長代理)、斎藤 アレックス(日本維新の会政務調査会長)、岡本 三成(中道改革連合政務調査会長)、浜口 誠(国民民主党政務調査会長)
VTR出演:辻󠄀元 清美(立憲民主党参議院議員)

空転が続いていた衆院が一転、正常化で合意した。皇室典範改正案は10日の議運委で審議入りされ、同日中に本会議に緊急上程、採決する運びだという。今国会は皇室典範改正案のほか、副首都構想関連法案などが議論され、自民党と日本維新の会が共同提出した衆院議員定数削減法案は、今国会での成立見送りがすでに両党で確認されている。残りの会期は1週間。終盤国会はどうなるのか?
スタジオには自民党・井上信治幹事長代理、日本維新の会・斎藤アレックス政務調査会長、中道改革連合・岡本三成政務調査会長、国民民主党・浜口誠政務調査会長を迎え、徹底討論する。