10月5日~
10月5日(月)
「"岩屋訪中団"を厚遇 中国の変化と関係改善の行方」
ゲスト:宮本 雄二(元駐中国大使 / 宮本アジア研究所代表)、江藤 名保子(学習院大学法学部教授 / 地経学研究所上席客員研究員)
去年11月、高市首相の台湾問題をめぐる「存立危機事態」発言で日中関係は冷え込んだままだ。先月の米中首脳会談では、米中が「第二次大戦で同盟だった」「日本軍国主義に共に戦った」と述べあった。そんな中、日本国際貿易促進協会の会長を務める岩屋毅前外相が、日本企業の役員ら約50人を率い北京を訪問。王毅外相や、何立峰副首相(経済担当)と会談。この直前の超党派若手議員や日中議連訪中団に対する対応ぶりに比べ、格段の「厚遇」を受けた。それ自体に中国側の「シグナル」が現われているが、会談の中で王毅外相は「中日関係は厳しい局面だが、再び正常化を実現する必要がある」と述べた。一方で「指導者の台湾問題での誤った言動を速やかに是正することだ」と注文をつけた。これまで中国側は発言の「撤回」を要求してきたが、ここに来て発したのは「是正」という言葉だった。日本外務省筋によると「当面、軌道修正の予定はない」とのことだが、日本としてどう受け止め、対応するべきか?
番組では駐中国大使を務めた宮本雄二さんと、現代中国政治の専門家の江藤名保子さんをゲストに、中国側のサインに隠された思惑と今後の日中関係の行方を徹底検証する。