次回以降の内容
第134回(再)「建仁寺と塔頭寺院~紅葉と名宝を巡る~」(12月1日放送)
解説:對馬佳菜子(地域文化コーディネーター)
建仁寺は、鎌倉幕府2代将軍・源頼家庇護のもと栄西禅師が創建した京都最古の禅寺。今回は、建仁寺とその塔頭寺院を巡り、代々受け継がれてきた寺宝の数々を紹介する。
まず最初に建仁寺の本坊を訪ね、俵屋宗達筆「国宝・風神雷神図屏風(複製)」や海北友松筆「雲龍図」などの名画の見どころを僧侶の解説付きで案内する。宗達が描いた"雷神"の不思議とは?さらに昭和の日本画家・小泉淳作画伯による法堂の「双龍図」や、庭師・北山安夫さんが作庭した「〇△□乃庭」にも触れ、新旧芸術の美の競演を愛でる。
続いては、建仁寺の塔頭寺院の一つ、正伝永源院を訪ねる。こちらは、織田信長の弟で大名茶人としても知られる織田有楽斎ゆかりの寺「正伝院」と細川家ゆかりの「永源庵」が合併した寺で、細川護熙元総理の筆による襖絵も奉納されている。
最後に訪ねるのは、塔頭寺院の霊源院。ガクアジサイの変種である甘茶で有名なこの寺でも、中国の現代アーティスト陳漫さんが手がけた天井画「墨龍図」など新しい芸術に触れることが出来る。
錦秋の京都で、建仁寺の至宝の数々を堪能する。
番組紹介
千年の都・京都。そこには国宝や重要文化財、祭りなどの歳時、伝統工芸など神社仏閣を中心とした歴史と生活の中に溶け込んだ永遠の遺産が受け継がれています。
さらに京都には四季折々に自然が織りなす美しさや思いがけない発見があります。
番組では悠久の歴史ロマンを紐解きながら、京都の魅力を再発見します。
製作著作:KBS京都/BS11
出演者・スタッフ
【語り】島本 須美
今回、大好きな池田昌子さんからバトンを受け継ぎ、「京都浪漫」の語りを担当させていただく事になりました。
皆様に京都の魅力をお伝えしなければいけないのですが、私自身が知りたい事がいっぱいですのでとっても楽しみです。是非ご覧になって下さいね。
【エンディングテーマ曲】
倉木麻衣「花言葉」
(倉木麻衣コンセプトアルバム「君 想ふ ~春夏秋冬~」収録曲)
過去のラインアップ
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毎回楽しく見ております。ゆるやかに時が流れていく京都の情景がたまりません!悠久という言葉がやはり京都には合いますね。