「白地のキャンパスでください...」
これがコース設計にあたり、帝王ジャック・ニクラウスが要求した唯一の条件。
彼は10年の歳月をかけて、水と大地を巧みに融合させ、自ら「日本で最高のコース」と評する極上の名コースを作り上げた。静かな、それでいて情熱を感じさせるニクラウスの思いが結実したのが今回訪れる「石岡ゴルフ倶楽部」(茨城県)である。この世界レベルのフィールドとして知られる戦略的コースで、2003年、当時の世界タイ記録、12バーディーノーボギー、1R59を記録したのが倉本昌弘プロ。ベストスコアを刻んだグリーン、そして設計者であるニクラウスの情熱に思いを馳せながら、わかりやすいレッスンで定評のある中井学プロと倉本プロがゴルファーなら一度はプレーしてみたい名コースの攻略法を伝授。
そして、ラウンド後は西に筑波山、東に霞ヶ浦を望む歴史の里、茨城・石岡のまちを散策し、ゴルファーにおすすめの観光スポットをご紹介、"大人のためのゴルフ旅"をお送りします。

石岡ゴルフ倶楽部でもトップクラスの難度を誇る4番ホール（196ヤードPar3）を攻略します。
右側に池が広がり、アマチュアにとってはプレッシャーがかかるホールですが、倉本プロが意外な攻略法を伝授。
また、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、石岡市内の酒蔵「府中誉」を訪れます。石岡は良質なコメの産地。江戸時代末期の創業の酒蔵で、幻の酒米「渡舟」を丹精込めて醸造した「大吟醸 渡舟」を堪能します。

石岡ゴルフ倶楽部名物メニュー、地元特産品にこだわった「石岡和膳」とトロトロにやわらかくなった牛テールとコラーゲンたっぷりの塩ベーススープを使った「牛テール煮込みラーメン」に舌鼓。
その後、ロングホール16番（544ヤードＰar5）を攻略し、ティー位置によって全く景色が変わるというニクラウスの設計意図に迫ります。また、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、石岡市内のまち蔵「藍」を巡ります。ここでは石岡の特産物やオリジナルの染め物を展示・販売しており、畳敷きの喫茶スペースで心安らぐ抹茶を堪能します。

2003年アコムインターナショナルで倉本プロがプレーオフで優勝を決めた18番ホール（435ヤードＰar4）を攻略します。倉本プロはなぜ勝利することが出来たのか...。勝敗を分けたポイントに迫ります。
また、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、新たな石岡名物スイーツとして知られる「いしおかサンド」を堪能します。

雄大な富士山を背景に、目の前には広大な相模湾など自然の地形を活かして設計された川奈ホテルゴルフコースの富士コース。イギリス人チャールズ・アリソンが設計し、1936年に開業したここ富士コースは美しさだけではなく、日本屈指の難コースとして、トーナメントが数多く開催され、プロアマ問わず、多くのゴルファーを魅了し続けてきました。ツアー時代に激闘を繰り広げたこの場所で、倉本プロが「川奈ホテルゴルフコースが名門たる所以」について熱く語ります。
また、川奈の特徴である「景観」「風」をキーワードにしながら、倉本プロが富士コースを攻略。アマチュアゴルファーも参考にしたい、ツアープロならではの戦略性を持ったラウンドが展開されます。そして、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、「川奈ホテル」のゴルファーを心ゆくまでもてなすホスピタリティーを始め、花と海といで湯の街、静岡県伊東市の観光スポットを巡ります。

二人が挑むのは富士コース11番ホール。
灯台に向かっていく美しい名物ロングホールですが、ティーグラウンドからピンはおろか、フェアウェイも全く見えません。倉本プロが飛距離だけに頼らない、ロングホール攻略法を伝授します。
また、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、川奈ホテルに隣接する「伊豆高原ステンドグラス美術館」を訪れ、アンティークステンドグラスを鑑賞。その後、館内にある「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」という本格的イタリアンのリストランテで伊豆の豊富な海の幸と新鮮野菜を使ったシェフおすすめメニューを堪能します。

二人がラウンドするのは川奈名物、海を見下ろす15番ホール。
風の影響を受けやすい打ち下ろしの480ヤード、Par5を倉本プロはどう攻略するのか？
また、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、倉本プロ行きつけのスイーツ店「スイートハウスわかば」の「手作りソフトクリーム」を味わいます。

二人がラウンドするのは川奈屈指の難コース、16番ホール。
トーナメントプロでもパーで上がれれば御の字という185ヤードのPar3、グリーンが狭く、典型的な砲台グリーンを倉本プロはどう攻略するのか？
また、ラウンド後の「ゴルフ旅」では、昭和3年開業、伝統的な和風建築が残る温泉「東海館」を訪れます。
日帰りで楽しめる源泉かけ流しの湯で、ゴルフの疲れをゆったりと癒します。

倉本プロが選んだのは、広島県東広島市にある広島カンツリー倶楽部・八本松コース。
その名の通り、松林にセパレートされたレイアウトで、攻略する醍醐味が味わえるチャンピオンコース。
コースデザインは日本を代表する設計家・上田 治。西日本を中心に50を超えるコースの設計を手掛けた巨匠です。また、東広島市は西条は灘、伏見と並ぶ有数の酒処。西条駅周辺には8つの蔵元が軒を連ね、酒造りの季節にはほのかな新酒の香りに包まれます。

二人が挑むのは、5番ホール223ヤードのPar3。八本松コースで最も距離のあるPar3、屈指の難関ホールをいかに攻略するのか？また、倉本プロがアマチュアゴルファー必見の「クラブ選択」のポイントを伝授します。
大人のゴルフ旅は、倉本プロも常連のフレンチレストラン「ウッドハウス」をご紹介。とろけるような絶品牛肉が乗せられた裏メニュー「ハヤシライス」を堪能します。

二人が挑むのは、9番ホール460ヤードPar4。中井プロが倉本プロのプレーを解説しながらラウンドし、ツアートッププロの技術に迫ります。
また、"大人のゴルフ旅"は広島県竹原市にある「湯坂温泉郷」を訪ね、瀬戸内の海の幸を中心にした本格懐石料理に舌鼓を打ちながら、"延命の湯"としても知られる、温泉を堪能します。

二人が挑むのは、16番ホール564ヤードのPar5。倉本プロがロングホールの攻め方のポイントを伝授します。
また、"大人のゴルフ旅"は、広島といえば「お好み焼き」ということで、広島カンツリー倶楽部から程近い、お好み焼き屋「こぼん」を訪ねます。広島風の特徴である「イカ天」が入った絶品お好み焼きを堪能します。

二人が挑むのは、18番ホール405ヤードのPar4。倉本プロがアマチュアゴルファー必見の「ライン出し」のポイントを伝授します。
また、"大人のゴルフ旅"は、酒処・西条の名物料理「美酒鍋」のお店「仏蘭西屋」を訪れます。元々は、酒蔵で働く蔵人たちのための賄料理でしたが、蔵に来たお客に出したところ好評で、名物料理になった鍋。素材の味を生かした西条ならではのメニューを味わいます。