2026年3月16日(月)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
「違法な戦争」日本に支援要請も
2026年3月13日(金)放送分より
2週間前のこのコーナーで米国とイランの軍事衝突の可能性を指摘したが、放送翌日、米国とイスラエルが先制攻撃したことにはさすがに驚いた。
トランプ大統領は開戦直後、核開発、長距離ミサイル開発、親イラン武装勢力の対米攻撃といった3つのイランの脅威を指摘した。だが例えば核開発については去年6月にバンカーバスターで空爆して破壊した。残りについてもいずれも...
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2026年3月 2日(月)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
意図せぬエスカレーションも 米イラン、危険水域に
2026年2月27日(金)放送分より
この放送時点では、核問題を巡るイランと米国の交渉は継続となったが、予断を許さぬ緊張局面が続いており、戦火を交える危険水域に一気に進む可能性もある。
米軍はイランを睨むアラビア海とイスラエル防衛に重要な地中海に空母を計2隻展開しているだけでなく、巡航ミサイルトマホークを発射できる駆逐艦などを15隻以上配備している。加えて米紙ウォールストリート・ジ...
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2026年2月16日(月)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
意見の一致に危険あり 最高機関は国民のお目付役
2026年2月13日(金)放送分より
高市旋風が吹いた驚愕の総選挙で自民が単独で3分の2を獲得。今後、9条も含めた改憲論議が進むだろう。
一方、大惨敗の中道改革連合は小川淳也新代表が誕生したが、いばらの道だ。
選挙当日に中道議員を取材したところ、まず旧立憲系の前職(当選)は「劣勢でも立憲のまま戦う覚悟をしないといけなかった。天井を抑えられ、地面が崩れた選挙だった。全滅だ」と...
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2026年1月26日(月)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
壊れるNATO 問われる基軸
2026年1月23日(金)放送分より
デンマーク自治領グリーンランドを巡りトランプ大統領は武力による略奪も排除しない姿勢を示した。今回は軍事行動には踏み切らなかったが、NATO同盟国のデンマークを脅し上げるような言動は言語道断で、欧州の「レッドライン」を超えたのではないか。
米国は1951年にデンマークと合意を結び、米軍基地を造りミサイルを探知するレーダーシステムを構築した。地理的...
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2026年1月13日(火)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
力による現状変更 台湾にも深刻な含意
2026年1月9日(金)放送分より
年明け早々、米軍のベネズエラ攻撃、マドゥ-ロ大統領夫妻拘束という驚愕の事件が起きた。これは武力を背景にした「力による現状変更」ではないか。ウクライナ戦争や欧州安全保障、そして少なからず台湾情勢にも深刻な含意がある。
まずウクライナだが、当面はベネズエラの混乱でトランプ大統領の関心は中南米・ベネズエラに向かい、ウクライナ・欧州方面への注意がお留守になる。い...
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2025年12月26日(金)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
国益害する不用意発言 官邸幹部が核保有に言及
2025年12月26日(金)放送分より
首相官邸幹部が「私は核を持つべきだと思っている」と記者団に言明した。個人的見解とはいえ、場合によっては国益を損なう不用意発言なのではないかと私は見ている。
たとえば自民党内からは「非核三原則を堅持する政府方針に反する発言だ」(閣僚経験者)、「中国に(つけ込まれる)余計な材料を与えてしまった」(別の閣僚経験者)という批判的な声も聞こえてくる。高...
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2025年12月 8日(月)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
党内に静かな亀裂 自民、定数削減問題で
2025年12月5日(金)放送分より
自民と維新の連立合意書にあった衆院の定数削減について、12月5日、両党が法案を衆議院に共同提出した。最大の問題は、選挙制度改革の結論が1年以内に出ない場合に小選挙区25、比例代表20を自動的に削減する規定が法案に盛り込まれた点で、党内の不満が渦巻き、亀裂が入り始めているということだ。
取材した自民党議員は一様に「荒っぽいやり方」で「維新に振り回...
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2025年12月 2日(火)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
定数削減、政局の導火線にも 民主主義の根幹、総意形成を
2025年11月28日(金)放送分より
高市政権の経済対策第1弾、ガソリン暫定税率の廃止法が参院本会議で成立。次の焦点は18兆円超えの大型補正予算案に移るが、維新を除名された「改革の会」の自民会派入りで衆議院は与党が過半数に達し、成立の見通しが高まった。
一方、終盤国会の火種になりそうなのが、衆議院の定数削減問題だ。維新は1年以内に結論が出なければ、比例代表の枠を50議席削減する案...
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2025年11月18日(火)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
軍事衝突再燃の恐れも イランの未確認核物質が火種
2025年11月14日(金)放送分より
イスラエルと米国のイラン核施設空爆から5カ月になるが、国際原子力機関(IAEA)による核施設への査察が実施できず、推定440.9キロもの高濃縮ウランが所在不明の状態が続いている。新たな危機が静かに進んでおり、イスラエルの再攻撃の恐れも高まってきた。
ウラン235は遠心分離機で90%に濃縮すると、広島に投下された核爆弾原料の兵器級ウランとなる。...
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2025年10月27日(月)
太田昌克の視点
『太田昌克の視点』
「同格」に問題あり 国家情報局が創設へ
2025年10月24日(金)放送分より
高市首相が情報収集・分析に当たるインテリジェンス機能の司令塔「国家情報局」の創設を指示した。これまで日本の情報機関は官邸、外務省、防衛省、警察庁など各省庁に分散されており、一元的にこれらの情報を扱う部署ができることはインテリジェンス活動の強化につながる。
しかし、私にはとても気になる点がある。
それは、自民が日本維新の会と結んだ連立政...
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