日本BS放送株式会社 第55回放送番組審議会概要
■開催概要
開催日:2022年11月24日(木)
開催時間:14時00分~15時40分
開催場所:日本BS放送株式会社 会議室
開催時間:14時00分~15時40分
開催場所:日本BS放送株式会社 会議室
■内容
1. 「日本BS放送 番組編集基準」の一部変更について
2. 番組種別(2022年4月-2022年9月)
3. 番組講評 番組「中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和」
・11月1日放送分「岐阜・郡上八幡で清水せせらぐ絶景小道を行く」
2. 番組種別(2022年4月-2022年9月)
3. 番組講評 番組「中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和」
・11月1日放送分「岐阜・郡上八幡で清水せせらぐ絶景小道を行く」
■委員:総数8名
*出席(5名)
委員長:嶋津 昭 氏(一般財団法人 地方自治研究機構 会長)
委 員:谷 多由 氏(㈱毎日新聞社 編集編成局 デジタル編集本部 副部長)
委 員:中村 伊知哉 氏(iU[情報経営イノベーション専門職大学]学長)
委 員:本間 生夫 氏(東京有明医療大学 理事)
委 員:吉岡 忍 氏(ノンフィクション作家)
*欠席(2名)
委 員:今村 司 氏(㈱読売巨人軍 代表取締役社長)
委 員:黒川 伊保子 氏(㈱感性リサーチ代表取締役社長、人工知能研究者、随筆家)
委員長:嶋津 昭 氏(一般財団法人 地方自治研究機構 会長)
委 員:谷 多由 氏(㈱毎日新聞社 編集編成局 デジタル編集本部 副部長)
委 員:中村 伊知哉 氏(iU[情報経営イノベーション専門職大学]学長)
委 員:本間 生夫 氏(東京有明医療大学 理事)
委 員:吉岡 忍 氏(ノンフィクション作家)
*欠席(2名)
委 員:今村 司 氏(㈱読売巨人軍 代表取締役社長)
委 員:黒川 伊保子 氏(㈱感性リサーチ代表取締役社長、人工知能研究者、随筆家)
■日本BS放送出席者
代表取締役会長:齋藤 知久
代表取締役社長:近藤 和行
取締役専務執行役員:田﨑 勝也
取締役常務執行役員:平山 直樹
取締役執行役員:遠藤 寛
執行役員 コンテンツ戦略局長:松友 大輔
コンテンツ開発部長:小宮 和之
・オブザーバー:小椋 英正(監査役)
代表取締役社長:近藤 和行
取締役専務執行役員:田﨑 勝也
取締役常務執行役員:平山 直樹
取締役執行役員:遠藤 寛
執行役員 コンテンツ戦略局長:松友 大輔
コンテンツ開発部長:小宮 和之
・オブザーバー:小椋 英正(監査役)
■議事の概要(◎委員 △BS11)
1. 「日本BS放送 番組編集基準」の一部変更について
- △
- 日本BS放送番組編集基準の一部変更について説明し、承認を頂いた。
2. 番組種別(2022年4月-2022年9月)
- △
- 2022年4月-2022年9月の番組種別に関して説明し、承認を頂いた。
3. 番組講評 番組「中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和」
・11月1日放送分「岐阜・郡上八幡で清水せせらぐ絶景小道を行く」
・11月1日放送分「岐阜・郡上八幡で清水せせらぐ絶景小道を行く」
- ◎
- 全国に小京都と呼ばれる場所が70カ所もあると知り驚いた。またカメラワークについて、狭い通りを俯瞰したアングルで撮っていたシーンは目線が変わってよかったと思う。今後、ドローンを使用するなどして、上空からの遠景だけでなく、例えば低空で使用してみると意外と面白い映像が撮影できるのではないかと思う。また、地域住民の方々の「人生の断面」を見せられるようさりげなく中山秀征さんがコメントを引き出してくれると、映像で見ている小京都と視聴者が地続きで繋がってくるのではないかと思った。
- ◎
- 京都を題材にした番組は多く、賑やかなテイストのものが多いイメージだが、本番組はまったりした雰囲気が良い。「1万歩」の設定を設けた意味について疑問を持っていたが、視聴するにつれて「健康」のエッセンスを入れているという事を知り理解できた。但し、1万歩はかなり大変な歩数であろうとも感じた。また、中山秀征さんが地元の方と話をする際、中山さんはピンマイクなどでキチンと声が拾われているが、地元の方の声が聞き取りにくかったので工夫してほしい。
- ◎
- 郡上八幡はとても風情があり改めて行ってみたいと思った。ネタの広がりはもっとあってもいいのでは。例えば有名な「郡上踊り」。東京にも「郡上おどりin青山」があるなど郡上八幡と東京・青山にも歴史的な繋がりがある。どの地域も探求すると様々な歴史があり、京都に通じる豊かなエピソードがある。それらを盛り込むことでより番組に広がりが生まれるのではないか。
- ◎
- 中山秀征さんのそつの無さ、回しの良さもあり、番組がテンポよく進み最後まで引き込まれた。但し、一人旅の紀行番組として60分番組は少々長いのではとも感じた。中盤まで見れば最後まで視聴したくなる番組なので、冒頭で視聴者を引き込む事が大切かと思う。その他、旅や歴史が好きな味のある俳優さんや若手をゲストに加え、熱っぽく語って貰えると、中山さんの回しの上手さと噛み合い、よりバランスが良くなるのではと思う。
- ◎
- 歩数計をつけて歩くことに着目したこと、小京都といった文化および歴史に着目した点で、新味があり、素晴らしい番組だと思う。「郡上踊り」は大変有名だが、中山秀征さんが他の様々な魅力を見つけ紹介してくれた。数度の大火に見舞われたことで現在もなお家々の軒先に消火用のバケツが備えられている事、地元の藍染め屋さんのエピソードなど新たな発見であった。小京都をはじめ、歴史や文化の面で魅力的な市町村はいくらでもあるので、全国満遍なく紹介すると、より多くの方に視聴頂ける番組になるのではないか。
- ◎
- 中山秀征さんの安定感は素晴らしく、紀行バラエティーとしての情報の入れ方や量も絶妙であった。小島奈津子さんのナレーションとツッコミも絶妙で番組に安定感が出ている。今回は「水」がテーマとなっているが、番組冒頭で中山さんが生水に触れるなどシズル感を提示したことで郡上八幡の世界観が一気に視聴者に伝わったと思う。郡上八幡の水、歴史、生活を描くことで腹に落ちる番組となった。
- △
- 貴重なご意見をいただき、今後の番組制作に反映していきたい。