番組紹介
リアルな立体映像で、文字通り旅をした気分が満喫できると大評判のBS11「3D紀行シリーズ」。シリーズ第11作は、宮沢賢治の人生や創作活動に大きな影響を与えた岩手。
その中から代表的な作品の舞台となった縁の地をお届けします。
岩手の風土を愛し、その情景をモチーフとした数々の詩や童話を残した宮沢賢治。
その作品の中には幼い頃の思い出を始め、多感な青春時代の情景や、
数々の山を巡り歩いた経験など、賢治の裡に焼き付けられた様々な心象風景がつづられていました。
ふるさとの地に理想郷-イーハトーブの世界を見出した賢治。かつて賢治が生きた岩手の地を旅しました。
第1回「花巻・軽便鉄道」 | |
かつて花巻を駆け抜けた、軽便鉄道という簡易鉄道。 宮沢賢治は、鉄道をモチーフとした童話「銀河鉄道の夜」を作りました。 夢の鉄道に乗り合わせた少年たちの、出会いと別れの物語。 今も残る軽便鉄道の小さな車両が、夕暮れ時の町に佇んでいました。 |
第2回「風の又三郎」 | |
標高800メートルの丘陵地帯に広がる種山高原。 なだらかな丘にそよぐ風、立ち込める霧。 宮沢賢治は、この高原を舞台に童話「風の又三郎」を作ったとも言われています。 そして、作品の中には賢治の幼少時代の体験もちりばめられていたのです。 |
第3回「早池峰と大迫」 | |
岩手県大迫にある早池峰山は、長く山岳信仰の対象とされてきました。 この早池峰を訪れた宮沢賢治は、山をたたえた詩「早池峰山巓」を残しています。 そして麓の大迫集落は、山間にありながら進取の町でした。 早池峰周辺の豊かな文化が賢治の創作意欲を刺激したのです。 |
第4回「盛岡の青春」 | |
盛岡で学生時代を過ごした宮沢賢治。 研究に打ち込む一方で、時には華やかな盛岡の町を散策していたといいます。 若くして亡くなった賢治が、晩年に読んだ詩「岩手公園」には 懐かしい盛岡の情景が刻まれていたのです。 |
第5回「岩手山と小岩井農場」 | |
活火山である岩手山の麓に残る熔岩地帯と、その麓にある小岩井農場。 宮沢賢治は、荒ぶる風景を「熔岩流」と題した詩につづり、 また、牧場の緑の大地を「小岩井農場」と題した詩に書き残しました。 厳しい自然を克服した風景の中に、賢治はイーハトーブの姿を見たのかもしれません。 |
番組視聴時のお願い
この番組は、3D立体映像です。3D放送をご覧になるためには、3D対応テレビと付属の3Dメガネが必要です。
通常のテレビでご視聴される場合は、2画面となります。
3D映像の見え方や疲労の感じ方には個人差があります。
3D映像が苦手な方、睡眠不足の方、二日酔いなど体調が優れない方は2D映像でご覧になることをお奨めいたします。
なお視聴年齢は、およそ5~6歳以上が目安です。
保護者は十分に気をつけてください。
失礼ます。
操作を間違えたので、再度おくります。
本日(10/13)初めて宮沢賢治さんの放送があったことを知りました。一度も見れませんでした。
息子の国語の授業でも取り上げられたので是非、再放送をしていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。