番組紹介
フランスの名優ジェラール・ドパルデューの生涯の情熱は映画、美食、それに感動の出会いであるという。そんなジェラールが美しいヨーロッパ地方を巡り、その土地の職人や特産品の生産農家などを訪れ、卓越した食材のルーツをたどる旅へ。
20年来の友人でシェフのロレン・オデオと共に、各地でその土地のシェフや旧友と会い食事を共にし、その地方の有名な料理と食材について学びながら由緒ある食文化を満喫し、その地方の人々の生活を垣間見る。
過去のラインアップ
スコットランド
© Robert Ware
シェラール・ドパルデュはロレン・オデオと共にスコットランド美食巡りへ。最初にディングウォールの小島で、牛の放牧を営むキースを訪ね最高のステーキ・ディナーを体験。その後、エルゴルで跳ねる巨大な伊勢海老を食べ大満足。更に原産地の上等なスコッチウィスキーを味わうため、エイリーン・ラーメインと言うパブへ...美味しいウイスキーを飲みバーテンダーのスコッチ談義に耳を傾ける。最後にスコットランドの作家・フィリップ・カーの豪邸に招かれ、食事をしながらスコットランドの意外な食文化の裏側を学ぶ。
ブルターニュ地方
© Les Films d'Ici 2
ジェラールはロレンと共にフランス北東部ブルターニュ地方で美食巡りへ。最初にロスコフに立ち寄り、活気あふれるロブスター漁の現場を訪れ、捕獲選別のルールを学ぶ。次にエリック・バロンを訪ね彼のリンゴ栽培と樽で熟成するサイダー作りを見学。その後、知り合いのベイカーでいろいろなパン作りを学び、牛の飼育農家で乳しぼりからバター作りを見学する。キャランテックでは友人達と再会し、フィッシュ・マーケットで買った新鮮な伊勢えびをアメリカン・スタイルで豪快に料理して気勢を上げる。
バスク地方
© Les Films d'Ici 2
ジェラールはロレンと共にスペインのバスク地方の美食巡りをする。
最初にバンカを訪れ、山合で300頭もの羊が放牧されている牧場を訪ねる。羊の世話から乳しぼり、チーズ作りを見学、有名なオソールラティ・チーズを食べながら地元のワインを嗜む。それからキントア豚の野外飼育場を訪れ、キントア・ハムで舌鼓を打つ。それからエドワルド・バエールが待っているイトサッスーに行き、有名なエスペレッテ・ペッパーがどのように作られるか見てみる。
イタリア南部
© lesfilmsdici2
カパッツイオでモツァレラチーズの作り方を学ぶ。ナポリでは17世紀から作られているという伝説的なパスタに出会い、ピッツァ作りからマカロニまでいろいろな食べ方に驚く。ラビットの変わった飼い方をしている農家を訪れ、ラビット料理を食べる。ポンペイでは夜のアンチョビ漁を見学。捕った大量のアンチョビは浜で丸ごと樽で塩漬け2年かけて熟成する。
イタリア北部
© Les Films d'Ici 2
ジェラールはペトロイオでフランコ・バルディに合い、世界で屈指の良質のオリーブオイルの生産の現場を見る。それからパルマで最高の生ハムを賞味し、ピエモンテではラビオリ作りに挑戦する。
食べることは生きることだ、というジェラール·ドパルデュー。素晴らしい自然の風景、人々、わたしも見ていて幸せな気分になる。会話は面白く、ナレーションは詩のようだ。ドパルデューの魅力はやっぱり凄い。
わたしも見逃しているので、何度も再放送をお願いします!m(_ _)m