番組紹介
コロナ禍の今こそ、生命の色、
厄除け・魔除けの色「赤」の世界へ
古来、赤色は「太陽」や「炎」を連想させることから、穢れを焼き払ってくれる色として、神社の鳥居にみられるように神聖視されてきました。
江戸時代には赤一色の版画「疱瘡絵(ほうそうえ)」を身に着けたり、部屋に貼っていると疫病をもたらす悪い鬼を追い払ってくれると考えられていました。
生命の色であり、厄除け・魔除けの色とされてきた「赤」。
コロナ禍の今こそ、自宅で楽しんでいただきたい「赤」の世界・京都の紅葉を“古都に息づく「赤」の世界”をテーマに、KBS京都とBS11の共同制作で「しょうざんリゾート京都」の庭園から、生中継でお送りします。
中継の舞台は、京都洛北の地に
広がる鷹峰を借景とする庭園
今回の中継の舞台となるのは、歴史的伝統の背景と四季折々の自然美に囲まれた京都・洛北の「しょうざんリゾート京都」。この周辺は、安土桃山から江戸時代初期にかけて書・陶芸・蒔絵・茶道など幅広く活躍した芸術家・本阿弥光悦が芸術村をつくった地で、鷹峯、鷲峰、天峰の三山を借景とする庭園が広がります。
天皇の綸旨(りんじ)に用いる紙を漉いたと伝わる紙屋川が流れる庭園は、北山台杉と紀州石をふんだんに用い、贅をつくした8つの館が点在する四季と語らう空間となっています。
なかでも峰玉亭は、全国から選りすぐりの材料と職人たちを集め、3年がかりで建てられた「しょうざん」の迎賓館です。創設者である故・松山政雄が消失の運命にあった建造物も移築し、日本の粋を集めた庭園から、京都の秋の魅力をお届けします。
古都に息づく多彩な
「赤」の世界に迫る
- ・神社仏閣に施される丹塗り
- ・舞妓を粧う紅
- ・艶やかな漆器の朱
- ・蘇芳(すおう)、紅花、茜がもたらす染の赤
- ・慶事を祝う水引の赤
- ・ピジョン・ブラッドと称される七宝 赤透(あかすけ)
- ・古代米が生み出す赤い日本酒
紅葉ライトアップ中継
- ・東福寺(臨済宗東福寺派大本山)・・・
日本最古にして最大級の伽藍を誇る京都屈指の紅葉の名所 - ・北野天満宮(菅原道真公を御祭神とする天満宮、天神社の総本社)・・・
「北野の天神さん」と親しまれ、梅と紅葉で有名
出演者・スタッフ
・ゲスト
黒木 瞳
(映画監督・俳優)
・音楽ゲスト
c
(バイオリニスト)
演奏楽曲:「タンゴアモーレ」
「ニューシネマパラダイス」
・解説
井上 章一
(国際日本文化研究センター 所長)
・司会
竹内 弘一
(KBS京都アナウンサー)
・レポーター
森谷 威夫、海平 和
(KBS京都アナウンサー)
毎年京都市の紅葉を楽しみに出かけ、また、見られなかった名所の紅葉を貴局の放送を視聴し楽しんでおりましたが、今年はコロナの関係で旅行は自粛し、貴局の放送を楽しみにしておりましたが、見逃してしまいました。
再放送の予定はないのでしょうか。