番組紹介
日本で初めて磁器が焼かれた佐賀県有田町。
その歴史は江戸時代まで遡り、来年の2016年に有田焼は創業400年を迎える。
そして、その有田焼を代表する陶芸家、人間国宝・井上萬二。一切の加飾に頼らず、やわらかな造形だけで、凛とした風格を表現する「白磁」の神髄を追い求めてきた。
2012年に放送した『人間国宝 井上萬二~有田焼「白磁」の魅力~』では最後のメッセージとして
「今の夢は、創業400年を迎える際、形が違う白磁を400個作ること」
と語った井上萬二氏。85歳を過ぎてもなお、親子3代展や、若手芸術家とのコラボ企画展など新たな創造への試みを続ける彼にとって“有田焼創業400年”とは何を意味するものなのか?
この番組では、2013年から3年間にわたり、井上萬二氏に密着取材を行い、アメリカでの作陶指導や創業400年を記念した400点の作品作りなど、有田焼の魅力を伝えるために挑戦しつづける人間国宝・井上萬二のありのままの姿を描く。
今秋、井上萬二窯訪問の予約済みです。
訪問前に、是非再放送を見たい!!!