肥薩線は、熊本と鹿児島を結ぶローカル線。球磨川沿いの絶景や、日本三大車窓の一つ「矢岳越え」など、見どころ満点です!また、日本で唯一、ループ線で山を登る途中に「スイッチバック」と呼ばれる切り替えしがあるなど、鉄道マニアにとっては、一度は乗ってみたい路線!高橋親子が、そんな肥薩線を楽しみながら、皆様を「西郷どん」の世界へ誘います。
番組紹介
「高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館」では司会を務めた高橋英樹が、スタジオを飛び出して旅に出ます!行き先は九州! パートナーは、娘・真麻。親子でローカル線に乗って、歴史の旅を楽しみます!
今も根強い人気のローカル線に、歴史・「西郷どん」を絡めた旅番組!
歴史マニアの高橋英樹さんが旅人になることで、〝鉄道・ローカル線〟の魅力に、“歴史旅”の面白さを加えます!歴史が苦手な真麻さんに、父・英樹さんが分かり易く解説。視聴者の皆様が歴史と旅を楽しめる番組です!
高橋親子がローカル線「肥薩線」で熊本から鹿児島を旅し、これからクライマックスを迎える大河ドラマ「西郷どん」の足跡を辿ります。
高橋親子の旅は、熊本県・人吉から始まります。まずは、城マニアの英樹さんが向かったのは「人吉城」。西南戦争で西郷軍の拠点となった場所です。
西郷隆盛の魅力とともに、人吉城の秘密に迫ります!
そして、大畑駅では日本で唯一のループ線の中にある「スイッチバック」を体験!進行方向をゆっくり切り替え、のんびり旅を楽しみます!車中では、お客さんとの触れ合い、そして西郷どんへの思いも語り合います!
日当山駅では、西郷隆盛が愛犬を連れて心身を癒した名湯「西郷どんの湯」へ!西南戦争に至る前の、西郷の思いに迫ります!
隼人駅から鹿児島駅までは、車窓から桜島と錦江湾が望めます。西郷隆盛の好物だった黒豚を使った「西郷どん丼」を堪能しながら、ここで勤王僧・月照とともに入水自殺を図った西郷に思いを馳せます。
鹿児島駅を降り立った高橋親子は、尚古集成館へ。島津斉彬の近代化事業の遺跡です。大河「西郷どん」では渡辺謙さんが演じた島津斉彬、実は英樹さんも大河「篤姫」で演じた役です。斉彬がいなければ、西郷は見いだされませんでした。斉彬の壮大な夢について、英樹さんが語ります!また、島津家別邸・仙厳園では、日本を代表する大名庭園を散策、雄大な桜島を堪能します。
そして二人は、鶴丸城、城山公園から西郷隆盛自刃の地へ。西南戦争とは、西郷にとって、そして近代日本にとって何だったのか?高橋英樹さんが、歴史の旅を締めくくります。
出演者・スタッフ
【旅人】高橋英樹
高橋真麻
今回、私と真麻が旅したのは南九州。熊本と鹿児島を結ぶローカル線「肥薩線」に乗って、いよいよクライマックスを迎える大河ドラマ「西郷どん」にまつわる場所を訪ねるという旅です。
実は、私はこれまで、西郷隆盛、島津斉彬、島津久光を演じていて、なんだかまるで故郷を訪ねるような気持ちで旅を楽しみました。真麻は、おいしい郷土料理を頂けただけで喜んでおりましたが…。
そもそも私が歴史好きになったきっかけは、歴史上の人物を演じるにあたり、その人物について書かれた本を読んで勉強したことです。それがいつしか「勉強」ではなく、「楽しみ」に変わったのです。
今回も、歴史オンチの真麻が、歴史上の出来事を楽しんで旅できるように、道中、色々アドバイスしましたが、ちょっとうるさ過ぎたかな?しかし、「西郷どん」ファンや、歴史好きの方、鉄道ファンの方、そして、たまには子供と旅をするのもいいかなとお考えの年配の方には、とても楽しんで頂ける番組になったと思っています。
九州の列車は個性的なものが多く、車両のデザインも楽しめると思います。また、ローカル線の車窓は新幹線などと違って、じっくり景色を楽しめるのも魅力です。さらに肥薩線は、絶景が見渡せる場所では一時停車してくれるので、ゆっくり写真が撮れたり、旅行者にとってありがたいサービスもあります。
見どころの一つは、薩摩藩を中心に伝わる古流剣術「示現流」の体験です。思わず、時代劇の撮影本番のつもりで、剣術に取り組んでしまいました。是非、ご覧頂ければと思います。
真麻は、撮影の道中、駅弁4種類に黒豚とんかつ、アイスクリーム、両棒餅、黒豚しゃぶしゃぶなど、全部残すことなく食べ、ちょっと心配になったぐらいですが、これも薩摩の郷土料理のおいしさのなせる技でしょうか。
「高橋英樹と真麻の九州ローカル線親子旅~西郷どんと薩摩路~」。是非、ご覧下さい!
高橋英樹さんと真麻さんの九州ローカル線の旅、
DVD化して欲しいです。コロナ禍で旅行もなかなか行けず、母が高橋英樹さんの大ファンなのでDVDだったら何度も見れるので。