番組紹介
第1回「変わる平和とWPS」
先の大戦から80年、世界中を巻き込む大戦こそ起こることはなかったが、各地で数多くの戦争、紛争が後を絶たない。そのような中でも国際機関、仲裁国、NGOなどによる平和構築の実績は積み上げられてきた。民間ならではのSPFの取り組みも、ますます期待されている。
近年、平和構築の分野でも、女性の参画が大変有効であり、例えば和平や停戦の安定性を維持できるといった調査結果が、国連でも報告されている。このWPS(Women, Peace, Security)と呼ばれる取り組みをSPFも後押ししている。
一方、ウクライナ戦争やパレスチナ情勢を見れば、「国連中心主義」はとうに大きく揺らいでいることが改めてわかる。こうした状況下に国際社会があるいま、実際の取り組みなどを取り上げながら、平和構築のあり方や手段、女性の役割、国連の現在地と今後について学び、考える。
上野愛奈(フリーキャスター)
■ゲスト
根本かおる(国連広報センター所長)
西田一平太(笹川平和財団 日米・安全保障研究ユニット 戦略・抑止グループ上席研究員)
中山万帆(笹川平和財団 アジア・イスラム事業ユニット 平和構築支援グループ長/主任研究員)
VTR出演:堀場明子(日本財団シニアオフィサー)
第2回「核抑止と核不拡散」
戦後80年、核抑止と不拡散は核の管理体制として、車の両輪となって、世界の軍事的安定を維持してきた。しかし、ロシアのウクライナ侵攻で“核の恫喝”をちらつかせたプーチン大統領の行動は、その軍事的安定をが崩れかねないという危機感を抱かせるものとなった。
一方で、イスラエル、アメリカによるイラン攻撃は、核拡散の阻止が口実となったわけだが、NPT体制の外では、既に当のイスラエルも含め、インド、パキスタン、北朝鮮などが、既に核保有国となっている現実がある。
核抑止と不拡散の状況が極めて不安定になりつつある今、核の管理によって維持されてきた世界の均衡が崩壊することにはならないのか? いま、世界の核をめぐる最新事情を探りつつ、もし「核の均衡」が崩れた場合、どのようの未来が私たちを待ち受けているのか、議論する。
近野宏明(キャスター・ジャーナリスト)
■ゲスト
太田昌克(共同通信編集委員)
小林祐喜(笹川平和財団 日米・安全保障研究ユニット 安全保障・日米グループ主任研究員)
福田潤一(笹川平和財団 日米・安全保障研究ユニット 安全保障・日米グループ主任研究員)








