あらすじ
曹魏・蜀漢・孫呉が覇権を争う三国時代、蜀漢の丞相・諸葛亮は曹魏を討つため北伐を開始した。そして、諜報機関・司聞曹が曹魏に潜入させた間諜・白帝からの情報により瓦亭道で敵軍を待ち受けたが、張郃の率いる軍は番須道を通り、馬謖が守っていた街亭を奪われる。諸葛亮は失態の真相を調べるよう長史・楊儀に命じ…。
一方、諸葛氏に代々仕える密偵の家系に生まれた荀詡は、司聞曹の曹掾・馮膺から、裏切った白帝を始末するようにと命を受け天水に向かう。
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主人公の陳恭を演じるのは中国では永遠の男神とうたわれるチェン・クン。相手によって多面的な顔を示しながら敵国の情報を収集するベテランスパイ役を熱演。一方で、冷徹な顔の下に隠された妻への情熱的な愛を抱き続ける一途な男の姿を圧巻の演技で魅せ、カリスマ性を炸裂!
相手役の荀詡を演じるのは、「鎮魂」などで豊な表現力を披露したバイ・ユー。二重スパイを探す荀詡は融通の利かない性格だが、騙し合う世界で唯一陳恭を信じぬき、素直に生きた光のような存在。そんな愛すべきキャラクターを魅力的に好演!
その他、レジェンド級の個性派で演技派の俳優陣が集結し熱い演技バトルを繰り広げる!
原作は、これまでにもいくつもの著書がドラマ化され、絶大な人気と実力を誇る中国の鬼才作家、馬伯庸のデビュー作。「史実を曲解せず、破壊しない」を前提として、あえて名もなき人物の視点から、従来の三国志にはないスパイ要素を入れ込んだ新感覚で三国志ファンをも魅了する歴史サスペンスの傑作!
緊張感のある頭脳戦、逆転の連続と緻密な駆け引きに一瞬たりとも目が離せないストーリーと、群雄割拠した三国時代のピークを過ぎた三国時代末期に焦点をあて、虚実ある登場人物たちの人間像の描写により、諸葛亮の苦境を描いた本作は、新たな三国志の魅力と面白さを引き出している。
さらに、その重厚な世界観を作り上げたスタッフも超一流ばかり! 演出は『ブレイド・マスター』『修羅:黒衣の反逆』など中国アクション映画に新風を吹き込んだ映画監督ルー・ヤン。美術は「如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~」「上陽賦~運命の王妃~」で、金鶏賞・白玉賞の最優秀美術賞に輝いたハン・チョン。映画「ブレイド・マスター」で金馬奨の最優秀スタイリング賞を獲得したスタイリストのリャン・ティンティンらを起用し、サントラ界の大御所として知られアニメ、ドラマ、映画、ゲーム等、幅広いメディアミックス作品で活躍している川井憲次が音楽を担当している。
曹魏・蜀漢・孫呉が覇権を争う三国時代、蜀漢の丞相・諸葛亮は曹魏を討つため北伐を開始した。そして、諜報機関・司聞曹が曹魏に潜入させた間諜・白帝からの情報により瓦亭道で敵軍を待ち受けたが、張郃の率いる軍は番須道を通り、馬謖が守っていた街亭を奪われる。諸葛亮は失態の真相を調べるよう長史・楊儀に命じ…。
一方、諸葛氏に代々仕える密偵の家系に生まれた荀詡は、司聞曹の曹掾・馮膺から、裏切った白帝を始末するようにと命を受け天水に向かう。
2021年/日本語字幕放送・全24話
原題:風起隴西/
英題:The Wind Blows from Longxi
脚本:
演出:
原作:
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話数 | タイトル |
---|---|
最終話 | 李(すもも) 桃に代わりて僵(たお)る |
第23話 | 賊を擒(とら)えんるには王を擒(とら)えよ |
第22話 | 樹上に花を開(さ)かす |
第21話 | 刀を借りて人を殺す |
第20話 | 魏(ぎ)を囲んで趙(ちょう)を救う |
第19話 | 釜底より薪を抽(ぬ)く |
第18話 | 連環の計 |
第17話 | 反間の計 |
第16話 | 手に順(したが)いて羊を牽(ひ)く |
第15話 | 東に声して西を撃つ |
第14話 | 無中に有(ゆう)を生ず |
第13話 | 美人の計 |
第12話 | 門を閉ざして賊を捉(とら)う |
第11話 | 草を打ちて蛇を驚かす |
第10話 | 走(に)ぐるを上計と為(な)す |
第9話 | 暗(ひそ)かに陳倉(ちんそう)に渡る |
第8話 | 水を混ぜて魚を摸(さぐ)る |
第7話 | 天を瞞(あざむ)きて海を過(わた)る |
第6話 | 屍(しかばね)を借りて魂を還(かえ)す |
第5話 | 客を返反(かえ)して主(あるじ)と為(な)す |
第4話 | 笑いの裏に刀を蔵(かく)す |
第3話 | 金蝉殻(きんせんから)を脱す |
第2話 | 火に趁(つけこ)んで打劫(うばいと)る |
第1話 | 梁(はり)を偸(ぬす)み柱を換(か)う |
とても面白かった。初めは登場人物やその関係性を消化しきれず第1回と第2回は何度か見返したほど。予想外の展開の連続で、最後まで見ることができてとてもよかった。これからもこのような三国志ネタの面白いドラマを見てみたい。