霧陽（ムヤン）道知事の後ろ盾を持って突然、副市長の座に就いたグク（チャ・スンウォン）に、コ市長（ヨム・ドンホン）は反発する。コ市長（ヨム・ドンホン）は、裏金作りにグク（チャ・スンウォン）を巻き込んでしまおうと「イワシ娘大会」をグク（チャ・スンウォン）にまかせる。
一方、元彼の借金を返すために大金が欲しいミレ（キム・ソナ）は、２０００万ウォンの賞金につられて大会出場を決意。「２４歳未満」の年齢制限を変えてもらおうと、グク（チャ・スンウォン）につきまとう。

大会の最終予選に通り、若い候補者達と合宿に入るミレ（キム・ソナ）。
そんな中、コ市長（ヨム・ドンホン）は大会経費を裏金にし、プ議員（パク・テギョン）に渡す。一方、「市長を叩きのめせ」とＢＢ（チェ・イルファ）に命じられたグク（チャ・スンウォン）は、積極的に「イワシ娘大会」に関わることにする。ミレ（キム・ソナ）に合宿プログラムへの協力を頼むグク（チャ・スンウォン）。ミレ（キム・ソナ）は周囲の候補者に見栄を張ろうと、グク（チャ・スンウォン）と二人でホテルの部屋にこもるのだが...

ボランティアの壁紙張りのため、イ局長（イ・ヒョンチョル）と徹夜するミレ（キム・ソナ）。
だが、合宿中の外泊は規則違反だとしてグク（チャ・スンウォン）から参加資格をはく奪されてしまう。グク（チャ・スンウォン）の態度にショックを受けるミレ（キム・ソナ）。そんな中、コ市長（ヨム・ドンホン）に女性部長官から「外見だけを競う普通のミスコンではない大会に期待する」と電話がかかってくる。市長は急きょミレ（キム・ソナ）を復帰させ、優勝させようとするが。

「イワシ娘大会」で優勝して浮かれるミレ（キム・ソナ）。だが、イ局長（イ・ヒョンチョル）から「賞金はもう支払われたことになっている」と告げられる。初めて大会の裏事情を知り、また尊敬するイ局長（イ・ヒョンチョル）の態度に呆然となるミレ（キム・ソナ）。
ミレ（キム・ソナ）がもらったのは１００万ウォンだけ。ミレ（キム・ソナ）はグク（チャ・スンウォン）に相談しようと、グク（チャ・スンウォン）のいるホテルを訪ねる。だが、そこにグク（チャ・スンウォン）の婚約者コヘ（ユン・セア）が現れ、微妙な雰囲気に...。

ミレ（キム・ソナ）は市長に「賞金の残り１９００万ウォンの支払いとイ局長（イ・ヒョンチョル）の復職」を願い出る。しかしジュファ（チュ・サンミ）と口論になり、解雇に！一方グク（チャ・スンウォン）は、ハ秘書（イ・ジュニョク）がＢＢ（チェ・イルファ）に自分の行動を逐一報告していたことを知り、ショックを受ける。
市役所前で一人デモを行うことにしたミレ（キム・ソナ）は、元同僚の局長達ともみ合いになる。グク（チャ・スンウォン）はミレ（キム・ソナ）を助け、破けたドレスをそっと隠すのだった。

「市長の追放と補欠選挙」に協力してほしいというグク（チャ・スンウォン）の頼みを断ったミレ（キム・ソナ）は、イ元局長（イ・ヒョンチョル）と共にデモを続行しようとする。が、ジュファ（チュ・サンミ）が手配したニセ運動家達のせいでデモは失敗。ミレ（キム・ソナ）のせいでクビになったブミ（チョン・スヨン）、市場を追い出された母達から責められたミレ（キム・ソナ）は、辛い想いを抱える。
「利用されてもいい！」と、決心したミレ（キム・ソナ）は、グク（チャ・スンウォン）に助けを求めることに。

コ市長（ヨム・ドンホン）の不正を暴いたミレ（キム・ソナ）の元に、副市長を辞めたグク（チャ・スンウォン）がやって来る。「勝ったお祝いも兼ねて、私と旅行に行こう」とグク（チャ・スンウォン）。二人は河辺でキャンプを張り、楽しい時を過ごす。テントの中に並んで寝ながら互いが気になるミレ（キム・ソナ）とグク（チャ・スンウォン）。
翌日、グク（チャ・スンウォン）はミレ（キム・ソナ）に「市長選に出ないか」と、もちかける。あきれるミレ（キム・ソナ）。だがグク（チャ・スンウォン）は、ミレ（キム・ソナ）につきまとい説得を始める。

ジュファ（チュ・サンミ）との口げんかから「市長選に立候補するわ」とうそぶくミレ（キム・ソナ）。それは冗談だったが、驚くことにブミ（チョン・スヨン）が代理で立候補の登録をしてしまう。
「登録の際の委託金１０００万を払ってしまったから、頑張れ」というブミ（チョン・スヨン）の言葉に悩むが、ミレ（キム・ソナ）は覚悟を決める。実はその裏にグク（チャ・スンウォン）がいることを知るよしもなかった。一方、イ・ジョンド（イ・ヒョンチョル）もミレ（キム・ソナ）に協力することに。

「運動資金を出す後援者がいる」と、グク（チャ・スンウォン）に案内されたミレ（キム・ソナ）は、そこにグク（チャ・スンウォン）の婚約者コヘ（ユン・セア）がいることに驚く。
コヘ（ユン・セア）は白紙の小切手を渡して好きな金額を書けと言うが、ミレ（キム・ソナ）は０を並べ立てたあげく、「４万ウォンでいいです」と言い放つ。近所や知人の協力を得てなんとか選挙戦を開始するミレ（キム・ソナ）。だが、自分の選挙公約がわからず悩み始める。

選挙演説の会場で、グク（チャ・スンウォン）が用意したお仕着せの公約に疑問を感じたミレ（キム・ソナ）は、自分の言葉で「利権に流されない政治」を語り、グク（チャ・スンウォン）と大喧嘩してしまう。
しかしジョンド（イ・ヒョンチョル）から「彼を利用すればいい」と説得され、再びグク（チャ・スンウォン）と選挙戦を頑張ることに。ところがある日、新聞に「男とホテルに行った」とスキャンダルが書き立てられ、ミレ（キム・ソナ）は窮地に立たされる。

ついに仁州市の市長となったミレ（キム・ソナ）。意気揚々と市庁舎に乗り込むが、ミレ（キム・ソナ）を敵視する副市長や局長達はミレ（キム・ソナ）を完全に無視して業務を進める。怒ったミレ（キム・ソナ）は「市庁舎移転の件を白紙にする！」と、爆弾発言。一方グク（チャ・スンウォン）は、霧陽道のソ知事（チェ・サンフン）から「政和党の公認で国会議員総選挙に出ろ」と言われるが、「無所属で出ます」と宣言。単独で総選挙の準備を始める。

局長達から辞表を付きつけられショックを受けたミレ（キム・ソナ）は、市政の難しさに悩み始める。そんな中、グク（チャ・スンウォン）はミレ（キム・ソナ）に局長達との闘い方をアドバイスする。新米市長のミレ（キム・ソナ）を心配するグク（チャ・スンウォン）、グク（チャ・スンウォン）の選挙戦を気遣うミレ（キム・ソナ）...二人の心は次第に寄り添っていく。一方、婚約者のコヘ（ユン・セア）がBB（チェ・イルファ）の命令で仁州市の土地の下見に来たことを知ったグク（チャ・スンウォン）は、胸騒ぎを覚える。

徹夜仕事のミレ（キム・ソナ）を車に乗せたグク（チャ・スンウォン）は、「君の体は全部、僕のものだ」と優しくキスする。しかし今まで汚い政治の世界にいたグク（チャ・スンウォン）にとって、ミレ（キム・ソナ）への想いは複雑だった。
「市庁舎移転ではなく市民病院を建てる」というミレ（キム・ソナ）。だが地主達は、市民病院では地価が上がらないと、騒ぎ立てる。そんな中、ミレ（キム・ソナ）は辞表を出した３局長を懐柔することに成功するのだった。

BB（チェ・イルファ）に呼び出されたミレ（キム・ソナ）とグク（チャ・スンウォン）。BB（チェ・イルファ）はミレ（キム・ソナ）の目の前で、「自由に操れる人間を市長にしろと言ったのに、お前が操られてどうする」と、グク（チャ・スンウォン）を一喝する。
市長選の裏にあったBB（チェ・イルファ）の思惑にショックを受けたミレ（キム・ソナ）は、「もうあなたは自分の場所に戻って」と、グク（チャ・スンウォン）に別れを告げる。
グク（チャ・スンウォン）はBB（チェ・イルファ）の後押しを受け選挙戦を有利にするが、ミレ（キム・ソナ）への想いに胸を痛める。

仁州市の国会議員となったグク（チャ・スンウォン）。コヘ（ユン・セア）は、グク（チャ・スンウォン）とミレ（キム・ソナ）のスキャンダルを流し、自ら火を消すことでグク（チャ・スンウォン）をつなぎとめようとする。だがグク（チャ・スンウォン）の頑なな態度は変わらなかった。そんな中、BB（チェ・イルファ）が統一自主党の総裁となって政界に復帰。グク（チャ・スンウォン）は苦境に立ったミレ（キム・ソナ）を助けてほしいとBB（チェ・イルファ）に頭を下げる。BB（チェ・イルファ）は、コヘ（ユン・セア）の父が仁州に作る工場を支援しろと命じるのだが...。

収賄罪で逮捕されたミレ（キム・ソナ）を、グク（チャ・スンウォン）は裏から手を回して助ける。ある日、コヘ（ユン・セア）がミレ（キム・ソナ）の元を訪れ、「父の会社、大韓グループが市民病院に資金援助する。社会還元が出来る工場も建てたい」と提案する。ミレ（キム・ソナ）は条件のよさを怪しむが...。その裏で、ミレ（キム・ソナ）とデートを重ねるグク（チャ・スンウォン）の態度に怒ったコヘ（ユン・セア）は、ジュファ（チュ・サンミ）と手を組み、ミレ（キム・ソナ）を再び逮捕させようと企んでいた。

検察庁に拘束されたミレ（キム・ソナ）を助けるため、BB（チェ・イルファ）に負けを認めたグク（チャ・スンウォン）は、ミレ（キム・ソナ）との別れを決心する。冷たい態度をとるグク（チャ・スンウォン）に、「どこにいても私の心の中にあなたの部屋がある」と涙を流すミレ（キム・ソナ）。そんなミレ（キム・ソナ）にグク（チャ・スンウォン）も胸が張り裂ける思いでいた。一方、コヘ（ユン・セア）は「リサイクル発電所」の建設を提案。ミレ（キム・ソナ）は公害問題を懸念するが、市議会は発電所建設を承認する。

土壇場で大韓グループとの業務提携を白紙に戻したミレ（キム・ソナ）。事業の裏には、BB（チェ・イルファ）の大統領選出馬のための資金作りがあるということを見破ったのだ。ミレ（キム・ソナ）は、グク（チャ・スンウォン）が最初からBB（チェ・イルファ）の計画に加担していたと思い、失望する。そしてジョンド（イ・ヒョンチョル）やブミ（チョン・スヨン）と、発電所に盲点がないか調べ始める。やがて、有害物質を燃料として輸入しようとしていることを突き止めるが...。

BB（チェ・イルファ）の脅しに負け、大韓グループとの業務提携書にサインしたミレ（キム・ソナ）。だがサインは無効だった。ミレ（キム・ソナ）はサインの前に辞職願を出していたのだ。怒り心頭のコヘ（ユン・セア）はミレ（キム・ソナ）を告訴するとわめく。グク（チャ・スンウォン）は、ミレ（キム・ソナ）の覚悟の深さにミレ（キム・ソナ）への想いを一層深くする。そして自分もBB（チェ・イルファ）と戦う決意をする。やがてミレ（キム・ソナ）が市庁を去る日がやって来た。市民はミレ（キム・ソナ）を引きとめるが...。