裕福な家庭で専業主婦をしているヨジン。夫のジホンは医者、可愛い娘がひとりいる。足を怪我した義理の母の看病に息を詰まらせたヨジンは...。
外の空気と明るい陽射しに誘われるがまま、電車で郊外へと赴く。しかし車中、夫から電話があり―。料理教室へ行くと嘘をついて家を出たヨジンだったが...。

タクシー代行の仕事をしているウヌ。甥のミニョンの入院費を稼ぐためにいつも一生懸命だ。ウヌはある理由からミニョンの父スンテを嫌っていた。
病院で緊急手術の執刀をしたジホンは、その夜なぜか酒を飲んで荒れて帰ってきた。酔いに任せて罵倒されたヨジンは、夜中に思わす家を飛び出してしまう。

ミニョンの入院費用を払ったスンテが気に入らないウヌ。ヤクザの手下であるスンテと、ウンソ・ウヌ姉弟の間には、言い難い憎しみの過去があったのだ―。
家庭不和に耐えられず、離婚を切りしたヨジン。その申し出に何の返答もしない夫ジホン。ジホンの気持ちが読み取れずに、今までの生活を続けるヨジンだったが...。

足を悪くした義母の通院につきそうヨジンの前に現れたウヌ。その流れで、タクシーで病院まで送り届けると、そこにはヨジンの夫ジホンの姿が。
あの夜、逃げるようにタクシーに乗り込んできたヨジンを心配するウヌだったが、「あなたには関係ないでしょう」と冷たくあしらってしまうヨジンであった。

ミニョンたっての希望で父スンテと母ウンソと遊園地へ出かることに。束の間の家族の団らんであったが、ウヌはスンテがミニョンに近づくことを快く思っていなかった。
離婚も許されない状態で、家庭内で孤立していくヨジン。夫との口論のあと、頬を伝う涙が止まらない―思わず、ヨジンはウヌに電話をかけていた―。

妻ヨジンの「昔、好きな人がいた」という言葉に心乱されるジホン。妻への不信感と同時に、絶対に離婚などしない、あいつを解放してたまるか―！という気持ちに支配されて...。
あまりの辛さにとっさにウヌのタクシー会社に電話をかけるヨジンだったが、やってきたのはウヌではなかった。我に返ったヨジンは...。

義理の母の病院通いをきっかけに、ウヌはヨジンの娘イェスルとも仲良くなる。ある日、イェスルのバイオリンを手にしたウヌは...。
かつてジホンと愛を誓った女性は、その愛に背いてジホンの前から姿を消した―その彼女を目撃した、と旧友から聞かされたジホン。

怪我をしたウヌに肩をかして、歩きだしたヨジン。偶然その場を見てしまったジホンは妻への不信感を募らせる。
ヤクザの手下であるペクがしくじった。魔の手は妻であるウンソへ―。そこへ割って入ったのはソウル地検の検事チャン、ジホンの旧友だった―。

かつては令嬢だったウンソの厳しい現状を目の当たりにしたチャンは、ジホンに「彼女は死んだ」と嘘をつくのだった―。
子どもの看病を続けるウンソは、ある日病院で衝撃的な光景を目撃する。正面から白衣をきてやってきたのは、かつて愛を誓い合ったジホンだった。

行きつけのクラブ木馬のママから「奥様へプレゼントなさい」と諭されたジホンは、渡された香水を娘のイェスルへ託すが―。
病院でかつての恋人を目にしたウンソは涙を流し、ヨジンに想いを打ち明けた―「愛しているから、別れた―」と。

見知らぬ男性が義母を訪ねてきた。孫であるイェスルが「おばあちゃんの恋人がきてたよ」というと義母の様子が突如おかしくなる。
友人としてお互いに距離を縮めるヨジンとウンソ。お互いに決して幸せとは言えない過去を打ち明け合い、徐々に心を通わせる。

幼少時に家族でアメリカに移住したヨジンは、両親の反対をふりきってあるひとりの男と結婚した。しかし結婚式当日に衝撃の事実が―。
スンテを心から憎むウヌには理由があった。スンテは国会議員をしていたウヌの父の運転手だったのだが...。

ウンソのひとり息子ミニョンの体調が急変した。緊急手術を受ける中、ウンソは思いがけないことをヨジンに告白する―。
ミニョンの病室の前でスンテに呼び止められたヨジン。「少し話がある」というスンテに、「何の用だ」と反抗的な対応をするウヌであった。

妻のウンソを気遣うスンテ。そんなスンテの姿を好意的に思うヨジンであったが、ウヌがスンテを嫌う理由を打ち明けられ...。
スンテとやり合って怪我をしたウヌだったが、姉に心配をかけまいと必死に元気を装う。タクシーの中で一人慟哭するウヌを見てしまったヨジンは...。

ヨジンへの自分の気持ちに気づいてしまったウヌ。ウヌは、夫も娘もいるヨジンにとって、単なる遊びに過ぎないと同僚に諭され...。
不遇の人生を歩んでいる姉と、やはり幸せから見はなされた生活を送るヨジン。ふたりの面影が重なり、ウヌはひとり悩んでいた。

ヨジンとジホンの結婚初夜。ある人からジホンに密告があった――ヨジンはアメリカで男を弄び、その男の家族を壊した、と―。
ジホンにウヌとの関係をなじられたヨジンは、ウヌへの連絡を控えることに。しかしミニョンに会いたいとイェスルが言いだし...。

肝臓の病で入院しているミニョンが苦しみだした。見かねたスンテが自分の肝臓を移植してほしいと主治医に懇願するが―。
いよいよ本気で離婚を考えはじめたヨジン。離婚専門の法律事務所へ行くと、具体的な証拠が必要だと言われ...。

ジホンの友人チャン検事がウンソを訪ねてきた。チャンの説得により、ウンソはかつて愛を誓ったジホンに会うことにする。
ジホンを目の前にしたウンソは、わざとアバズレのような立振る舞いで、ジホンに自分のことを忘れさせようと試みるが...。

ヨジンは離婚の証拠として今までの夫の暴力を義理の妹に証言してほしいと頼む。悩んだ義妹は兄であるジホンに離婚を説得するが―。
ジホンに離婚を切り出したヨジン。「いいだろう ただし、条件がある」と切り出すジホン。それは、ヨジンが到底受け入れられないものであった...。

父親として献身的にミニョンに愛情を注ぐスンテであったが、ヨジンとウンソが話しているのを偶然聞いてしまう。
スンテは血液検査をしたところ、結果に愕然とする。ミニョンはスンテの子ではなかった...。詰め寄られたウンソの目には涙が...。

ミニョンの出生の秘密を弟のウヌに打ち明けられないウンソ。涙を流す姉ウンソのそばにいてくれるヨジンに、心から感謝するウヌであったが...。
初恋の人ウンソの変わり様にどうしても納得できないジホンは、ウンソの働く食堂へおもむく。そこで知った新しい事実が...。

美術に造詣が深いヨジンは、絵画教室を開こうと試みる。が、そのキャンバスを見るなり、破り捨てたジホンに、ヨジンは...。
病室前で久しぶりに会ったスンテとウヌ。「俺に何かあったら息子とウンソを頼む」とだけ言い残してスンテは去っていった...。

ジホンは初恋の相手ウンソに会い、別れの真相を聞かされる。何も知らなかったジホンは、その理由を知り、怒りの涙を流す―。
怪我をして入院したスンテを見舞うヨジン。病院でヨジンとウンソが寄り添って歩く姿を見て衝撃を受けたジホンは...。

病院で子どもたちに絵を教えることにしたヨジン。前向きに生きることで明るくなったヨジンに、浮気の疑いをかける姑は...。
入院中のスンテからウンソに「入籍しよう」という申し出があった。ミニョンが実の息子でないことを知っての決断だったが...。

スンテと正式に入籍する直前にジホンに会ったウンソ。ジホンは状況すべてを受け入れ、入籍を見届けることに。
病院で子どもたちに絵を教えるヨジンを、非難するジホン。一方的な態度の夫に対して、ヨジンは我慢の限界が近づいていた。

「ウンソをずっと愛していた男だ」とスンテに名乗ったジホン。電話越しで顔がわからないものの、逆上したスンテは...。
姉ウンソの本当の父親がスンテではなく、姉の初恋の相手だと知ったウヌ。愛するミニョンにさえ声を荒げたスンテを見たウヌは...。

ジホンから急に離婚を切り出されたヨジン。ウンソと一緒に暮らすことを願ったジホンの身勝手な決断だった。
酔って帰ったジホンを見かけたウヌは心配になって、タクシーで後を追った。案の定ジホンが家で暴れているところに遭遇する―。

スンテの前妻を訪ねたジホンは、ウンソがかつてスンテに暴行された過去を聞かされる。いてもたってもいられなくなったジホンは...。
ウンソをめぐって直接対峙したジホンとスンテ。法的にも自分の妻であると主張するスンテは暗闇の中ジホンへ近づいていく...。

ジホンに「もう二度と離さない」と抱きしめられたウンソ。いけないことだとわかっても、気持ちはジホンを求めていた。
ヨジンはいつも自分の傍で痛みを分かち合ってくれるウヌに心から愛を感じるようになっていた。しかしそれは世間では「浮気」と呼ばれており...。

初恋の相手ジホンが、信頼する友人ヨジンの夫であることを知ったウンソ。信じがたい事実に放心状態になるウンソは泣き崩れるしかなかった。
ウンソへの思いが強すぎて心のバランスを崩したジホンは、病院へ辞表を出した。夫の突発的な行動に不安が募るヨジンであった...。

親友であるチャン検事が、ジホンの辞職を聞きつけた。「自分は決して幸せでなかった」と振り返るジホンは遠くを見つめた。
愛はなくとも情はある―。夫に連絡が取れないことを心配するヨジン。体裁を気にした夫がすべてを捨てる覚悟でいることをヨジンは悟った。

夫の気持ちがつかみきれずに涙を流すヨジン。打ちひしがれるヨジンをきつく抱きしめるウヌ。ウヌはもうこれ以上黙っていられなかった...。
今も変わらぬ愛をお互いに確かめあったジホンとウンソ。しかしその愛は貫かるべき愛ではないと実感したふたりは...。

義理の母の恋人と名乗る男が家にやってきて、面食らったヨジン。そこへ失踪中の夫ジホンが姿を現した...。
どうしても一歩踏み出し切れないヨジン。しかしウヌの苦しむ姿を見て、ヨジンはついに自分の想いを伝える。

気持ちを確かめ合ったヨジンとウヌ。満たされた気持ちと同時に、「この愛はいつ終わるのだろう」と、ふと思うヨジンであった。
ジホンが良き夫であろうと努力している。その姿を見て、ヨジンは病院での絵画教室をあきらめようと決意する。

イェスルの誕生日会が開かれた。ミニョンを連れて参加したウヌの目の前に、笑いあうヨジンとジホンの姿があった―。
心のバランスをなくしたウヌは酔ってヨジンを呼び出した。涙を流し去ろうとするウヌを、ヨジンは思わず抱きしめた。

ヨジンの父がアメリカからやってきた。ジホンと会いたいというが、その頃ジホンはウンソの手術に立ち会っていた...。
ウヌが想いを寄せる相手がヨジンだと知ってしまったウンソ。涙ながらに別れを訴えるウンソを見て心を痛めるウヌであった。

悲しむ姉ウンソを見て、ヨジンとの別れを決意するウヌ。しかし別れの前に、ウヌはヨジンに一つだけしてあげたいことがあると言う―。
ウンソから弟と別れてほしいと告げられたヨジン。別れを覚悟し、それでも笑顔で振る舞おうとするウヌにヨジンは...。

別れてからもお互いの存在の大きさを改めて思い知らされるヨジンとウヌ。ヨジンはホームビデオに映ったウヌを何度も再生していた―。
ヨジンが病で倒れた。それを知ってしまったウヌはもう会わないと決めていたが、心配で病室を訪れた。
「帰れとは、言わないでください―」彼のまなざしは、そう告げていた。

病院から帰って以来ウンソと連絡がとれないウヌは、ヨジンを心配する。そんな中、姉ウヌがずっと心を寄せていた相手がヨジンの夫ジホンであることを知り...。
夜家から外を見るとひとりの青年が立っていた。ジホンは不審に思い、ヨジンの携帯電話を確認すると「チ・ウヌ」という男性からのメッセージが...。

ずっとジホンの心の中でわだ かまりとなっていた「初夜」の出来事。この事実が実は全く違っていたことを聞かされていままでヨジンにとっていた態度に自責の念を覚えるジホンであった。
突然ジホンに外食に誘われたヨジン。ジホンは今まで自分がしてきた仕打ちを心から悔いて、努力しようとしていた。ジホンの態度が急変したことに戸惑いつつもヨジンに笑みが戻った。

ヨジンになんとか歩み寄ろうとするジホン。心がけて家族で出かけるようになったが、そんな幸せそうな風景をウヌは見かけて、ひとり苦しんでいた。
ヨジンはついに知ってしまった。慕っていた友人ウンソの初恋の人が、自分の夫であったという事実を―。絶望的な真実に涙がヨジンの頬を伝った。

すべてを知ったヨジンは、自分がどうすべきなのか思い悩んだ。すべてをウンソに譲って、どこかへ消えてしまいたい...そう心をよぎった。
子どもたちを通して、ついに対面したウヌとジホン。「妻が世話になった、ありがとう」と伝えたジホン。男同士互いの立場を理解しあったが...。

ウンソの子ミニョンが、自分の子どもであると知ってしまったジホン。ウンソへの想いを抑えてきたが、ついに歯止めがきかなくなっていく―。
ずっと隠し通してきた秘密がついに明るみになった。すべてを知ったジホンとヨジン。ふたりが出した結論とは...。

スンテの暴力から姉を守りきれない弱さ、慕う女性のそばにいてあげられない不甲斐無さを嘆いたウヌは、そっとバイオリンを手に取る。
ミニョンがまた倒れた。原因はスンテが良かれを想って飲ませていた薬だった―。ジホンが本当の父親であることを知る主治医のヒスは最後の手段「移植」を提案する。

ウンソはミニョンへの肝臓移植を決意するが、自分がC型肝炎であることを告げられる。その原因が自分にあることを知ったスンテは自暴自棄になり...。
自分の肝臓を提供することを決意したジホン。しかしスンテが絡んでいるある殺人事件を目撃してしまったことから、組織に命を狙われてしまう。

自分の肝臓をミニョンに提供することをヨジンに伝えたジホン。少しずつ夫婦としての別れの心の準備をするふたりだったが...。
ウヌがバイオリンの練習を再開した。財団のオーディションを受けるウヌの集中力を乱さないように、離婚することを告げないヨジンだが...。

8年間いがみ合ってきたヨジンとジホンがついに別れを決断した。分かり合えなかったふたりが、最後に互いを思いやる優しい時間が流れた―。
自分を陥れようとグルになって嘘をついたジホンとウンソ。ボスの裏切り。絶望感にとらわれたスンテはついにウンソを問い詰める―。

ヨジンが娘イェスルと渡米してしまう―。ジホンから思わぬことを聞かされたウヌは、必ずオーディションに受かり、ヨジンをドイツへ連れて行くことを約束する。
ボスとのトラブルで乱闘の末、頭から流血して倒れたスンテ。そこへウヌが現れ、スンテ殺しの濡れ衣を着せられてしまう。

スンテが死んだ。ヨジンは必死にウヌの携帯電話にかけるが、応答がない。タクシーを途中で乗り捨てたウヌは必至に走った。
通話記録からウヌとヨジンの関係に気づいたチャン。ヨジンにだけは必ず連絡かけてくると確信し、ヨジンに監視をつけるが...。

ウヌが10月のバイオリンのオーディションとドイツ行きの航空券を2人分予約していることを、チャン検事が突き止めた。
ウヌとこれ以上関わることを快く思わないジホン。警察の目をかいくぐってウヌに会いに行くヨジンに、ジホンは叫んだ「行くな！」と―。

夫が叫んで止めるのを振り切って、列車に飛び乗ったヨジン。警察の目の届かない場所へ身を隠して、ヨジンはすぐに家に帰ろうとしたが...。
逃亡中の身でありながら、ふたりで時を過ごす幸せをかみしめるウヌとヨジン。一方ジホンにふたりが一緒にいることを聞かされたウンソは...。

殺人事件の容疑者と、一緒に逃げた名門医大の妻－とある記者がジホンを訪ねてきて、突然問い詰められる。ジホンはこの事実を認めたが、公表を控えるよう要請する。
ママが帰ってこない、と悲しむイェスル。水槽の中の魚も元気がない。ウヌがヨジンにプレゼントしたものだと聞いたジホンは複雑な気持ちになった。

ウヌはヨジンを無事にジホンの元へ返すため、容疑者である自分が誘拐してきた、という筋書きを作る。内緒でジホンへ連絡をとり、その「時」がついにやってきた―。
ヨジンをウヌから引き離し、無事家に連れ帰ったジホン。車の中でとめどなく涙を流す妻を見て、ヨジンがあの青年を本当に愛していることを悟る。

誘拐犯として逮捕されたウヌ。チャン検事は彼が犯人でないことを確信していた。しかし彼の釈放を上層部から止められる。
チャン検事から真相を聞いたヨジン。確たる証拠を掴めなければ、ウヌは誘拐犯になってしまう―ヨジンは焦りを感じていた。

ウヌの無実の証拠をついに突き止めたチャン検事だったが、上層部からの命令で事件の担当から外されてしまう。チャンはついに最後の手段に出た―。
ジホンは思いがけず、自分が妻ヨジンを愛していることに気づく。それを知ったうえで、ヨジンはウヌを助けるためにふたりの関係を公表すると決意するが...。

ヨジンを危険にさらしてまで出所することを拒んだウヌ。法廷で正々堂々と戦おう申し出るウヌに、チャン検事の出した答えは...。
「容疑者チ・ウヌの誘拐劇は自作自演」―ついに真実が世間に知れ渡ってしまう。ニュースでこの事実を知ったジホンの母は激昂する。

夫の働く病院へ行ったヨジンは、夫が誹謗中傷の的になっていることに気づく。自分のせいで夫を苦しめていることに悲しさが募るヨジンだった。
ウヌに面会に行きたい気持ちを抑えられないヨジン。そんなヨジンの気持ちに気づいたジホンは怒るでも悲しむでもなく、ただその気持ちを受け入れた。

急に出かけると言い出したジホンに連れて行かれた先は、ウヌがいる刑務所だった。ジホンはヨジンのためにウヌとの面会申請をしていたのだ。
ウヌが出所することに。刑務所の外へ出た歓びを迎えにきた姉ウンソたちと喜びを分かち合うも、そこにはヨジンはいなかった―。

ヨジンへの気持ちを抑えきれず、家の近くまで来たウヌを偶然見かけたジホン。何とかふたりを会わせてあげたいと思ったジホンは...。
妻への誤解を初めて母に打ち明けたジホン。そしてジホンは言った。「ヨジンを愛している」と―。それを聞いたヨジンは...。

逮捕される前にドイツへヨジンと一緒にいく約束をしていたウヌ。ヨジンとはもうこれ以上会わないと心に決めたウヌは、航空券の予約をヨジンの分だけ取り消した。
ミニョンの手術が近づいてきた。お父さんに会いたいとこぼすミニョンの願いを叶えるために、ジホンは奔走する―。

ウヌがドイツへ行くことを知ったヨジン。ジホンはヨジンへの自分の気持ちに気づきながらも、ウヌにヨジンを託そうとしていた―。
ジホンはふたり分のドイツ行きのチケットをウヌに託した。これがジホンの愛し方だった。迷ったウヌの背中をおしたのはウンソだった。

ドイツへウヌと一緒に行くように促されたヨジン。心はウヌを求めていた。が、ジホンが自分を愛し始めたことに気づいたヨジンは...。
ドイツ行きの航空券をヨジンに渡したウヌ。ヨジンは、夫と娘とここに残るか、愛するウヌの留学についていくか、難しい選択を迫られた―。

ジホンもウヌも、ヨジンの決断を待っていた。電話越しで涙ながらに「愛する人について行きたい」と告白するヨジンの下した決断とは―。
ヨジンは朝食の準備をいつものようにしていた。ドイツ行のチケットはジホンの元へ返されていた。ヨジンの選択を知ったジホンは...。

バイオリンを片手に空港でヨジンを待つウヌ。行きかう人をかき分けて現れたヨジン。しかしウヌはヨジンの瞳をみて、すぐに何かを悟った―。
ウヌとヨジンが韓国を離れて、2年が経った。あの時、ふたりが下した決断は、まわりの人たちの生き方をも変えていた―。