ある日、エキストラ役ばかりの売れない俳優ボッキュの隣の部屋に、一目惚れするほど美人のソリンが越してくる。
すっかりソリンに惚れたボッキュはなんとかお近づきになろうとあの手この手を尽くす。
そんなある日、弁護士のサンチョルがボッキュの前に現れて、昔家を出たきり音信不通となっていた父の死を知らせ、遺言を伝える。
遺産として残したあるマンションに住むという条件で30歳になる日に2次遺言状が公開されるという弁護士の言葉。
ボッキュは驚きながらも幼少期に自分を捨てたと思っていた父の死と遺言に複雑な気持ちになる。

結局、ボッキュはプンニョンマンションの201号室に引っ越すことになる。
今すぐ撤去されてもおかしくないボロボロマンション。
ボッキュが201号室に住んでいた人物の息子と言うと、マンションの住民の間に一瞬怪しい雰囲気が漂う。
202号室のテチョンはボッキュの父親の死因が自殺ではなく他殺であり、301号室のチェ・ソンシクがそれを目撃したと話す。
それを聞いたボッキュは真相を探るためにチェ・ソンシクを探すが、彼は意識不明の状態で入院中だった。

ある日、ボッキュはテチョンの車のサイドミラーを壊してしまう。
ボッキュはお詫びの手紙を書いてテチョンの家の玄関に忍ばせるが、それが逆にテチョンの機嫌を損ねてしまう。
不安になったボッキュはアリバイを隠滅しようと車を修理したカーセンターを訪ねるが、過って火事を引き起こしてしまう。
一方、ジョンホンはテレビで偶然にもボッキュが出演したドラマを見てしまう。
そして、ソリンにボッキュがドラマのプロデューサーではなくエキストラだったと暴露するが...。

ボッキュの撮影場所にかけつけたソリン。
ボッキュがプロデューサーではなくエキストラだったことを確認する。
撮影が終わりボッキュは嘘ついたことをソリンに謝り、二人はお酒を飲みながらさらに仲を深める。
焼酎を飲みすぎたソリンのために薬を買ってきたボッキュは、海に浮かんでいるソリンの靴を見て海の中に飛び込む。
一方、最近起こった何件かの事件の犯人がボッキュだということに気づいたテチョンは、ボッキュを山に連れて行く。
その時、ボッキュの父親の死亡事件の唯一の目撃者であるソンシクさんが亡くなる。

ソリンが大企業のファッションデザイナーだと思い込んでいるボッキュは、弁当を持ってソリンの会社の前で電話をする。
しかし別の場所で水商売をしていたソリンはボッキュが待っている会社に駆けつける。
ジョンホンはソリンと寝るために卑劣な手段を使うものの断られてしまい、ソリンの好きな人がボッキュということに屈辱感を味わう。
テチョンは浮気捜査の依頼を受けて調査を進めていくが、自分が追っている浮気の相手が自分の妻だとは想像もしていなかった。

ジョンホンはソリンに、一緒に寝てくれないと水商売をしていることを暴露すると脅し、ソリンはジョンホンをホテルに呼び出す。
ボッキュのしつこい追及に番長はボッキュの父と恋人だったことを告白する。
ビョルはバイクを売る前に最後の疾走を満喫するが、トイレに行った隙にバイクを盗まれてしまう。
お金が急に必要になったビョルはサングン・ハグン兄弟の会社で働き始める。
一方、テチョンは依頼人の旦那と自分の妻が浮気をしていることも知らないまま、依頼人の積極的な誘惑に心が揺れはじめるが...。

ソリンはしつこく迫るジョンホンを陥れ、ホテルにジョンホンの妻を呼ぶ。
逆上したジョンホンはボッキュのファンと偽ってボッキュをソリンの働く店に招待し、何も知らずに出かけたボッキュは
ソリンが水商売をしている事実を知る。ボッキュのゴミの中から書き直したお詫びの手紙を見つけたサングン・ハグン兄弟は、
すべてボッキュの仕業だと知り、ボッキュを訴えるといきり立つ。
テチョンはそんな二人をなだめすかすが、怒りが収まらないハグンはボッキュを通報してしまう。

ソリンの秘密を知りソリンを無視するボッキュ。
しかしマダムからソリンの辛い過去の話を聞き、海外に飛び立つソリンを止めて欲しいと頼まれたボッキュは、
撮影を抜けだして空港へ向かう。ソリンを引き留めたボッキュはソリンにプロポーズし、二人は結婚の約束を。
ところがある日、サングンはソリンがボッキュの郵便物を盗む現場を目撃してしまう。一方、テチョンは盗聴器から依頼人の夫が
詐欺師であることを突き止める。依頼人は怒りに震えるが、何も知らないメジャはまんまと彼の罠にはまっていく...。

ボッキュとソリンの結婚を祝うホームパーティーがボッキュの家で行われる。
ボッキュの家に招待されたプンニョンマンションの住人たちは、それぞれの思惑を抱いている。
番長はボッキュに再建築へ賛成するよう促し、老夫婦はボッキュの父親の話を聞き出そうとする。
そんな中、ソリンを怪しく思っているサングンは、ソリンが盗んだボッキュの郵便物を奪い、それをだしにソリンに交際を迫る。
一方、メジャはジュンソクの口車に乗せられ、家を担保に５千万ウォンを用意し渡してしまう。

散々詐欺を働いてきたジョンソクを懲らしめようと、テチョンはジョンソクを山に連れていくが、
ジョンソクの話から騙した相手がメジャであったことを知る。マリア療養所からの電話で叔母が生きていることを知ったボッキュ。
叔母は以前訪ねてきたソリンのことを覚えており、その事実をボッキュに知られぬよう、マダムは叔母の体に毒を注入するようソリンに指示する。ソリンをあきらめきれないサングンは、ソリンの家に押しかけ偶然ある物を見つける。

マンションの建て直しを強行するため、わざとマンションで火事を起こした理事長。
しかし、それに気づいた老夫婦によって火は消し止められ、理事長の作戦は失敗に終わる。
ソリンの家に入り込んだサングンはソリンの秘密が隠されている箱を盗み出す。
ソリンは、箱を返そうとしないサングンを誘拐するが、その時メジャが運転する車と衝突してしまう。

事故のおかげでソリンから逃れたサングンはソリンを告発しようとタクシーで警察署に向かうが、タクシー代を払うことができず逆に自分が捕まってしまう。そんなサングンをマダムが留置所から出し、再び誘拐する。
ボッキュの手に渡った箱も、なんとかソリンが取り返す。賭博でお金が尽きたジュンソクは再びメジャに連絡し、メジャとテチョンはジュンソクを捕まえようと企むが...。

窮地に追いやられたジュンソクをメジャは突き放し、ジュンソクはそのまま死んでしまう。
ソリンはボッキュの父との出会いを思い出し複雑な心境を抱いたまま、ボッキュとの結婚式を行う。
結婚式でマンションの住人が留守にしている隙に、老夫婦は金塊を探し出そうとするが、失敗に終わる。
その頃、サングンの死体が発見され、警察が真相解明に動き出す。
容疑者の一人としてソリンの名前が挙がるが...。

サングン殺害の容疑者になったソリン。
調査はなんとか切り抜けたものの、警察のソリンに対する疑いは晴れない。
メジャはテチョンに離婚を切り出すが、それを機にメジャは初めてテチョンの愛情を知る。
ソリンとマダムの会話の一部を聞いたボッキュは、ソリンを疑い始める。
そして、不動産やマリア療養所を回ってソリンの話を聞くうち、疑いは確信に変わり...。

老夫婦が金塊を探している現場を見てしまった理事長は老夫婦に捕まり、理事長は命と引き替えに老夫婦と手を組むことを
約束する。父の過去をキム弁護士から聞き真相を知ったボッキュはソリンの本当の目的も知ることになり、ボッキュとソリンの
関係はぎくしゃくする。ボッキュの誕生日、ボッキュは父の遺言状を受け取り、ついに金塊の在処が明らかとなるが...。

遺言状を狙うマダムとソリンから逃げる途中、ボッキュは交通事故に遭う。
この状況を逆手に取り、ボッキュは記憶を失ったふりをする。
しかしボッキュの記憶が確かなことがマダムにばれてしまい、ボッキュは再び命を狙われる。
キム弁護士の助けにより、命からがら逃げだすのだが...。
一方、ジュンソク殺害の現場の写真を送りつけ、テチョンを脅かす謎の存在が現れる。

すべての過去と黒幕を知り、もはや誰のことも信じられず絶望するボッキュ。
しかし、ソリンはいつの間にかボッキュを愛してしまっていた。
そんなソリンの気持ちに気づいたキム弁護士は、ソリンとボッキュをまとめて殺そうとする。
一方、テチョンを脅していた相手はジュンソクの元妻であった。
テチョンはジュンソク殺害の証拠写真と引き替えに５億を要求されるのだが...。

キム弁護士たちの罠により、プンニョンマンションに偽の強制退去命令が出される。
誰もいなくなったマンションでみな金塊を探そうとするが、そこに金塊はない。
ボッキュは警察に向かい、キム弁護士たちを通報しようとするが、証拠不十分のため信じてもらえない。
それどころかボッキュはユク･サングン殺害事件の容疑者に仕立て上げられてしまう。
危機に陥ったボッキュはキム弁護士に最後の提案をする。

ボッキュはキム弁護士を利用して脱獄を図る。
脱獄に成功したボッキュは、偶然居合わせたソリンに助けられ共に逃げる。
ボッキュに裏をかかれたキム弁護士は、テチョンを使ってボッキュから金塊の在処を聞き出そうとするが、
この計画も失敗に終わり、ボッキュとソリンは逃亡を続ける。
最後の切り札として、キム弁護士はソリンの弟を人質にする。
これ以上ボッキュを裏切ることのできないソリンは、ボッキュと共にある作戦に出る。

ソリンとボッキュの指示通り、マダムはキム弁護士が真犯人である証拠を手に入れる。
しかしそのことがキム弁護士にばれ、マダムは殺されてしまう。
マダムが殺されたことを知らないソリンとボッキュは、マダムと会う約束をしていた場所に
金塊を持って行くが、そこに現れたのはキム弁護士だった。
キム弁護士はボッキュに銃口を向けるが、ソリンはボッキュをかばい代わりに撃たれてしまい...。