番組紹介
アポロ11号が初めて月面に降り立ってから半世紀、人類は再び月面を目指すー。
米国NASAが主導し、日本のJAXAも参加する有人での月面開拓プロジェクト「アルテミス計画」。
月面での持続的な駐留を確立し、経済活動基盤を構築、最終的には人類を火星に送るという長期的視野を持った壮大な計画だ。
2020年代後半には日本人宇宙飛行士も月面に降り立つ予定で、14年振りの新規宇宙飛行士候補者を選抜した。
宇宙開拓の前進は、宇宙産業・ビジネスの世界にも大きく刺激を与える。
世界の宇宙産業の市場規模は、10年後の2030年には半導体市場に比類する100兆円に達すると言われており、各社競うように事業計画を進めている。
日本も活況だ。コスト圧縮で宇宙への物資輸送を効率的にする次世代ロケットの開発、島国・日本の地形を生かしたロケット発射場「宇宙港」の建設、さらには宇宙でのエネルギー調達に月面での居住、バルーンでの宇宙旅行に宇宙エレベーター構想など…。いずれもこの先10年から30年スパンでの実現を目指している。
もはや現実が、かつての映画やマンガの世界を通り越しているともいえる。
番組では、日本人宇宙飛行士も加わる月面開拓の全貌や、宇宙産業の現在地と夢を現実にするイノベーションの数々を紹介する。
■有人月面開拓プロジェクト「アルテミス計画」とは!?
■JAXAの新規宇宙飛行士候補者誕生。将来月面に降り立つのは!?
■予約殺到!?日本のベンチャーが挑む気球で行く宇宙旅行
■宇宙太陽光発電で日本がエネルギー大国に!?
■宇宙に住む!建設業界が進める仰天の構想とは!?
■人口5000人の町を救うのは「酪農」と「宇宙」!?
■2050年にはエレベーターで宇宙へ!?
映画やマンガの世界を越えた宇宙の物語が始まる。
夢が現実にー。宇宙は「遠く」て「近い」。
出演者・スタッフ
黒田有彩さん コメント
中学生時代に作文コンクールで入賞しNASAを訪問して以来、宇宙の虜に!
多くの方に宇宙の魅力を知っていただきたくて発信を続けてきました。
14年ぶりに新しい宇宙飛行士も誕生し、月面を目指す宇宙開発、民間主導で行われる宇宙ビジネスと、日本の宇宙産業がかつてない盛り上がりを見せています!
映画やマンガの世界ですら追いついていない!?そんなワクワク感を、視聴者の皆さんにお届けできたらと思います!
田村淳さん コメント
今、僕が最も気になっているのがまさに『宇宙』。
一昔前に夢として語られていた事が どんどん実現の方向に動いており、自分自身が宇宙に行ける日もそう遠くないとも感じます。
この番組でそんな宇宙開拓の現在地と、近い未来にどんな事が実現していくのか、皆さんにお届けします!
僕自身も番組を通してもっと宇宙について知りたいと思っています。お楽しみに!