2026/08/20 19:00
アニメ
吉田玲子オリジナル小説『草原の輝き』アニメCM初公開 あらすじ紹介
吉田玲子オリジナル小説『草原の輝き』アニメCM初公開 (C)吉田玲子/京都アニメーション
京都アニメーションの文庫レーベル・KAエスマ文庫より販売中の吉田玲子オリジナル小説『草原の輝き』のアニメーションCMが初公開された。『草原の輝き』は、パブリックスクールを舞台にした青春小説で、数々の映像作品を手掛けてきた脚本家・吉田玲子が少年たちの成長を瑞々しく描いている。
今回のCMに登場するのは主人公の少年・多生(たお)と、彼に大きな影響を与える上級生・ベンジャミン。ネモフィラの花畑にたたずむ二人、そして聞こえるのは鳥のさえずりと雨音。このガラス細工のような繊細さを求められる演出に挑戦したのは、京都アニメーション所属の中田うの。30秒という短い映像の中に作品のテーマでもある“永遠”を閉じ込めた。
【著者・吉田玲子コメント】
『草原の輝き』は、喪失を抱えた少年・多生が、かけがえのない出会いを通して未来へ歩き出す物語です。今回のCMでは、多生と上級生のベンジャミンがネモフィラの花畑で向き合う印象的なシーンが映像となり、作品の世界がより鮮やかに広がりました。そしてさらに、堀口悠紀子さん(!)の繊細で透明感あふれるイラストをアニメーションとして、主人公の姿を瑞々しく表現してくださいました。映像をご覧になった皆さまにも、ぜひ本編で多生たちの心模様と、その先にある希望を見届けていただけたら嬉しいです。
【演出・中田うのコメント】
この作品は主人公の少年多生が、人に出会い、支えられ、背中を押されながら成長していく物語です。中でも多生に強く影響を与えた人物、ベンジャミンと過ごす一年が多生を、そしてこの物語を形作っています。多生の目の高さで、多生の聞いた音で、多生が見た世界とベンジャミンが描かれている本作。
CMを作るにあたって「ではベンジャミンにとっての多生はどういう存在だったのか」という、作中で明言されていない部分を起点に絵コンテを描きました。答えのない、一言では形容できない二人の関係性をアニメーションでもって表現しようと、スタッフ一丸となって制作しましたので、ぜひご覧ください。
■『草原の輝き』あらすじ
――彼はぼくに『永遠』を教えてくれた。
新しい父、新しい弟、そして幸せそうな母……。
母の再婚によってできた新しい家族に馴染めずにいた多生は、そこから逃げるためにパブリックスクール〈ウィンロウスクール〉へ入学する。しかし、多生は学校でも周囲との違いを感じ、自身の素直になれない性格もあって、どこにも馴染めない疎外感を抱く。
「結局、逃げてきた場所でもストレイ・シープなんだ」
寮の部屋から見える荒れた空き地に自分を重ねた多生は、その片隅に園芸店で手に入れたコルチカムの球根をひっそりと植える。学校の片隅。誰にも知られずに育つ花。しかし、それを見つけた人物が一人だけいた。
「……前にも会ったね、花の前で」
その人の鮮やかなプラチナムブルーの目を見たとき、多生はあたり一面にネモフィラの花が咲いたように思えた。これは花を育てるように、自分自身を育てていく少年たちの物語。
【著者・吉田玲子コメント】
『草原の輝き』は、喪失を抱えた少年・多生が、かけがえのない出会いを通して未来へ歩き出す物語です。今回のCMでは、多生と上級生のベンジャミンがネモフィラの花畑で向き合う印象的なシーンが映像となり、作品の世界がより鮮やかに広がりました。そしてさらに、堀口悠紀子さん(!)の繊細で透明感あふれるイラストをアニメーションとして、主人公の姿を瑞々しく表現してくださいました。映像をご覧になった皆さまにも、ぜひ本編で多生たちの心模様と、その先にある希望を見届けていただけたら嬉しいです。
【演出・中田うのコメント】
この作品は主人公の少年多生が、人に出会い、支えられ、背中を押されながら成長していく物語です。中でも多生に強く影響を与えた人物、ベンジャミンと過ごす一年が多生を、そしてこの物語を形作っています。多生の目の高さで、多生の聞いた音で、多生が見た世界とベンジャミンが描かれている本作。
CMを作るにあたって「ではベンジャミンにとっての多生はどういう存在だったのか」という、作中で明言されていない部分を起点に絵コンテを描きました。答えのない、一言では形容できない二人の関係性をアニメーションでもって表現しようと、スタッフ一丸となって制作しましたので、ぜひご覧ください。
■『草原の輝き』あらすじ
――彼はぼくに『永遠』を教えてくれた。
新しい父、新しい弟、そして幸せそうな母……。
母の再婚によってできた新しい家族に馴染めずにいた多生は、そこから逃げるためにパブリックスクール〈ウィンロウスクール〉へ入学する。しかし、多生は学校でも周囲との違いを感じ、自身の素直になれない性格もあって、どこにも馴染めない疎外感を抱く。
「結局、逃げてきた場所でもストレイ・シープなんだ」
寮の部屋から見える荒れた空き地に自分を重ねた多生は、その片隅に園芸店で手に入れたコルチカムの球根をひっそりと植える。学校の片隅。誰にも知られずに育つ花。しかし、それを見つけた人物が一人だけいた。
「……前にも会ったね、花の前で」
その人の鮮やかなプラチナムブルーの目を見たとき、多生はあたり一面にネモフィラの花が咲いたように思えた。これは花を育てるように、自分自身を育てていく少年たちの物語。











