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2026/06/28 18:00

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NEW 白石聖、山田涼介“悠”が放つ「危うさ」 ドラマ『一次元の挿し木』ロケの空気感明かす【オリコンライターズ】

28日放送『ライターズ!』に出演する白石聖

 覆面ライターたちが注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ!』(日本テレビ系/日曜 深1:40)。28日の放送は、7月5日からスタートする新日曜ドラマ『一次元の挿し木』から、俳優の白石聖が登場する。デビュー10周年を迎え、破竹の勢いで活躍を続けるなか、同作への意気込みから現場裏話、日常に潜む「謎」についても聞いた。 ■「ページをめくる手が止まらない」原作と、ドラマ版ならではの“奥行き”に注目

 本ドラマは、2025年『このミステリーがすごい!』大賞 文庫グランプリ受賞の話題作を原作にしたヒューマンミステリーである。

 山田涼介演じる主人公・七瀬悠(はるか)は、遺伝子学を研究する大学院生。4年前の豪雨で義理の妹・紫陽(しはる)が失踪して以来、失意の日々を過ごしている。そんな彼がある日、恩師からヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨のDNA鑑定を依頼されるが、鑑定結果は失踪した義妹のものと完全一致。この不可解な結果をきっかけに、悠は時を超えた巨大な闇と謎に巻き込まれていく。

 「私が演じる石見崎唯は、悠とともに謎に挑む“バディ”。オファーを受けたときは、とてもうれしかったです」と白石は振り返る。

 「原作は、手に汗握る面白さ。ページをめくる手が止まりませんでした。同時に『これが映像化されたら一体どうなるんだろう』と、ワクワクした気持ちが湧き上がってきたのを覚えています。さらに今回のドラマ版では、オリジナルのキャラクターや設定も登場しているので、原作をすでに読まれている方にとっても、物語の奥行きが生まれて、さらに楽しんでいただけると思います」と、作品への絶対的な信頼感をのぞかせた。

 白石が演じる「唯」については、「唯は大切な人との思い出や約束をとても大切にしている、義理人情に厚い素敵な女性なんです」と解説。

 「唯自身、どこか謎めいた部分を抱えていますし、物語の前半と後半ではガラリと見え方が変わってくる深みのある役どころだと思います。この作品は、登場人物がとても多いので、唯が出てこない時間軸で、彼女が一体何をしていたのかを自分で考えて埋めていく…そんな作業を大切にしました」と真摯な役作りを明かす。

 「とにかく複数の時間軸を行き来するので、撮影の順番はバラバラなんです。なので頭の整理をするのに必死です(笑)」と撮影の苦労も明かした。

■夏の現場を乗り切る秘策

 主演の山田涼介演じる「悠」について聞いてみると、白石からはこんな答えが。

 「悠も唯と同じように、大切な人を失い、探し続けている、その意味では、“共通の傷”を持った存在ですね。悠はとても繊細で、一歩間違えたら崩れてしまいそうな危うさを持っている人物。だからこそ、唯としても『ちょっと放っておけないな』と感じているんだと思います」 。

 劇中では緊迫感のあるシリアスな展開が続くが、現場の空気感はまた異なるようだ。

 「山田さんも『作品が重厚でシリアスな分、現場では楽しく過ごしたいよね』とおっしゃっているように、夏場のロケは大変ですが、みんなで和気あいあいと良い空気感を作れたらと思います」 。

 夏場のロケのリフレッシュ法について聞くと、白石は「こまめな水分補給はもちろん大事ですが…」と前置きしつつ、「現場の冷凍庫にアイスが入っていて、スタッフさんも皆で糖分補給しながら乗り切っています(笑)。私も、大事なシーンが続くときは『今日は絶対にアイスを食べるぞ!』と撮影のモチベーションにしています」と、まるで子どものような笑顔をのぞかせた。

■日常のミステリー? 白石聖を翻弄する「SNS広告の謎」

 作品の「謎」にちなんで、“日常生活で解せない不思議な現象”をフリップで発表してもらうと、そこには「広告」の文字が掲げられていた。

 「SNSを見ていると、自分が気になる商品が流れてくることってありますよね。でもそのとき、すぐにURLに飛ばずそのまま放置しておいて、後日あらためて検索しても、二度と出会えなくて…。少し前にも広告で偶然見かけたブラウスが気になって、あの手この手で検索してみましたが、全然ヒットしなくて…」。

 その後、試行錯誤の末、お目当てのブラウスをようやく突き止めたものの、そこには意外な結末が。

 「実はそれ、ブラウスの広告じゃなくて、中に着ているインナーの広告だったんです(笑)。しかもそのブラウスは前年に販売されていたもので、もう手に入らなくて…。同じような“謎“にかれこれ3回くらい翻弄されていますね」。

 SNS広告の“ブラックボックス”化したアルゴリズムこそ、現代の最大の謎かもしれない。

■10周年の節目、下半期は「健康第一」と「相手に委ねる芝居」を

 2026年は、白石にとってデビュー10周年という大きな節目の年でもある。そんな彼女に、これから下半期の抱負を聞いた。

 「まずは『健康第一』ですね!数年前に健康について真剣に考える機会があって、その時に体が一番の資本だと痛感しました。これからもこのお仕事を長く続けていけるように、体調管理はしっかりしていきたいです」 。

 さらに最近は、役者としてのマインドにも変化が訪れているという。

 「これまでは『ひとりで頑張ろう、頑張ろう』と肩に力が入りがちでしたが、これからはお芝居も含めて、相手に委ねることも大切にしていきたいなと思っています」 。

 最後に、新日曜ドラマ『一次元の挿し木』の見どころを尋ねると、白石は「ヒューマンミステリーです」と断言した。

 「相次ぐ事件や人骨の謎をあれこれ考察しながら楽しんでいただけるだけでなく、登場人物たちがときにぶつかり合い、関係性が進展していくなかで生まれる物語や人間模様にも注目していただければうれしいです」。

 新日曜ドラマ『一次元の挿し木』は7月5日、夜10時30分よりスタートする。この夏、実力派俳優たちが紡ぎ出すヒューマンミステリーから、目が離せない。
(取材・文/アケミン・ウィッチ)
※取材の模様は、28日深夜放送の『ライターズ!』(日本テレビ系/日曜 深1:40)でもご覧いただけます。
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