2026/07/22 07:30
エンタメ総合
NEW 趣里「子育てと仕事を両方楽しめたら」 出産後初連ドラ主演オファーに葛藤も…前向きになれた理由とは
趣里 (C)ORICON NewS inc.
俳優の趣里が、テレビ朝日系木曜ドラマ『大空港~GATE24~』(毎週木曜 後9:00/23日スタート)で主演を務める。空港を舞台に、人より「物」が好きな一風変わった税関職員・森万智が、個性豊かなチームと共にさまざまな事件に立ち向かっていくお仕事エンターテインメントだ。
私生活では出産を経て、本作が約1年半ぶりの連続ドラマ主演作となる趣里。インタビューでは、多くの表現者が直面する「育児と俳優業の両立」に対する等身大の葛藤や、背中を押してくれたマネージャーの言葉、そして自由で自然体な仕事へのスタンスを告白。さらに、眞栄田郷敦、板垣李光人、柳葉敏郎、松雪泰子ら豪華共演陣との撮影現場の裏話まで、おちゃめな素顔を交えてたっぷりと語ってくれた。
■「育児との両立はこれから先ずっと私のテーマ」不安を吹き飛ばしたマネージャーの言葉
テレビ朝日の連続ドラマ初主演という大役に、趣里は「もちろん、とても身の引き締まる思いでした。でも同時に『どうしよう……』という気持ちもありつつ」と、素直な胸の内を明かす。
出産後、約1年半ぶりとなる連ドラの現場。クランクインを前に、主演のプレッシャーや、長期にわたる撮影への不安は少なからずあったというが、その背中を押してくれたのは身近なスタッフの存在だった。
「お話をいただいた時は素直にありがたかったですし、頑張りたいなと思いました。何よりマネージャーさんがすごく優しくて、『支えるから』と言ってくださったのが大きかったです。その言葉に背中を押されて決意できました。子育てとの両立は、これから先ずっと私のテーマになるのは間違いないので、そこは前向きに頑張っていこうと思えました」
「不安がないと言ったらうそになりますけど…」と笑いつつも、決意の背景には表現者としての強い軸がある。
「どちらかというと『両方楽しめたらいいな』と思えるようになったんです。私自身、これまでの人生の要所要所でエンターテインメントにすごく支えられてきた感覚があるので、自分も作る側でいたいなという思いがずっと根底にありました。だから『よし、もう頑張ろう』と。今は現場をすごく楽しめているので、本当に素敵なチームに呼んでいただけたなと思っています」
ちなみに同局では、父である水谷豊が長年にわたり『相棒』で主演を続けている。そんな大先輩でもある父からは、「毎回そうなんですけど、今回も『頑張って』という感じでした」と、普段と変わらない温かいエールを送られたという。
■「こだわりがないことが、私のこだわり」物欲ゼロの素顔と、財布を巡る無邪気な本音
長期間にわたる連ドラの現場に臨むにあたり、ルーティンはあるのか聞いてみると「本当にないんです」と苦笑。「逆に『これをしないと駄目』って決めてしまうと、それをしなかった時に『あ、今日は駄目なんだ』と、自分で思い込んでしまいそうなので。その日のコンディションに合わせて柔軟にいよう、という感じです」
劇中で演じる税関職員・森万智は「物」への知識や執着がとても高いキャラクターだが、趣里自身のプライベートは驚くほどシンプルだった。
「私、本当にあまり物欲がなくて。家具とかも『座れればいい』みたいなタイプなので、周りからも結構珍しいと言われるくらいに何でもいいんです。『じゃあ私は最近一体何に興味があるんだろう?』って自分で思うくらい何もなくて。だから、あれだけ物に執着できる万智はすごいなと尊敬します」
そんな“森万智”という個性的な役柄について、趣里はこれまでに演じたことのない役だといい「変わっている役をいただくことは多いと思っているんですけど、その中でも特にバランスが難しい役だなと思っています。変わりすぎていない絶妙なライン」と、役作りの楽しさを語る。
「キャラクターを簡単に言うと『変わっている』なんですけど、じゃあ何が変わっているのかと言われたら、一言では表せないような雰囲気を持っている。人のことはあまり得意ではなさそうなんですけど、でもちゃんと会話もするので、そこのバランスをどう取るかがポイントかなと思っています」
■『ブギウギ』で親子役 柳葉敏郎との絆「ものすごい安心感」
「主演だから」と肩肘を張るのではなく、「ドラマはみんなの力が合わさって初めて一つの作品になる。1人で作るものではないですから」と語る趣里。その言葉通り、撮影現場はすでに抜群のチームワークが築かれている。
「みんなとすごく仲良くなりました。【GATE24】のメンバーは本当に仲が良いです。前室では仲良くMBTI(性格診断)の話とかをしました。昨日まで3日間くらいずっとセットの撮影が一緒だったので、たくさんお話できました」
共演する若手キャスト陣へも、リスペクトの眼差しを向ける。
「眞栄田(郷敦)さんは本当にすごく真面目な方で、役を全力で全うしてくださるんです。それによって私のリアクションをすごく引き出してくれました。お芝居では独特の空気をまとっていらっしゃる素敵な俳優さんですが、カットがかかった瞬間にすごくかわいらしい眞栄田さんに戻るんです。そのギャップが魅力です。板垣(李光人)さんは、唯一無二の存在感を持つ稀有な方。私と年齢が一回り違うことが発覚して『午年!?』みたいな感じで盛り上がりました。初めて出会うような俳優さんで、日々“尊い”気持ちになります(笑)」
さらに今作では、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で親子役を演じた柳葉敏郎との再共演も大きな話題だ。
「朝ドラで長い期間ご一緒させていただいたので、ものすごい安心感があります。今回もチームのお父さんのような感じで、優しく包み込んでくれる雰囲気でいてくださいます。でも、やっぱり柳葉さんが現場に入ると我々もピシッと引き締まる感じがして、すごくありがたい存在です。お父ちゃんが近くにいてくれる感じがして本当にうれしいです」
現場では、柳葉から「元気か?」と声をかけられたり、家族の写真を見せ合ったりしているそうで、「柳葉さんとはなんだかすごく平和な時間が流れています」と、固い絆で結ばれた温かいエピソードを明かしてくれた。
【プロフィール】趣里(しゅり)
1990年9月21日生まれ、東京都出身。2011年3月、TBS系ドラマ『3年B組金八先生ファイナル』で俳優デビュー。18年公開の映画『生きてるだけで、愛。』で、『第42回日本アカデミー賞』新人俳優賞、『第28回日本映画プロフェッショナル大賞』主演女優賞など様々な賞を受賞。23年にはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロインの花田鈴子(福来スズ子)を演じ、主題歌「ハッピー☆ブギ」も担当。待機作に、映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日公開)が控える。
■「育児との両立はこれから先ずっと私のテーマ」不安を吹き飛ばしたマネージャーの言葉
テレビ朝日の連続ドラマ初主演という大役に、趣里は「もちろん、とても身の引き締まる思いでした。でも同時に『どうしよう……』という気持ちもありつつ」と、素直な胸の内を明かす。
出産後、約1年半ぶりとなる連ドラの現場。クランクインを前に、主演のプレッシャーや、長期にわたる撮影への不安は少なからずあったというが、その背中を押してくれたのは身近なスタッフの存在だった。
「お話をいただいた時は素直にありがたかったですし、頑張りたいなと思いました。何よりマネージャーさんがすごく優しくて、『支えるから』と言ってくださったのが大きかったです。その言葉に背中を押されて決意できました。子育てとの両立は、これから先ずっと私のテーマになるのは間違いないので、そこは前向きに頑張っていこうと思えました」
「不安がないと言ったらうそになりますけど…」と笑いつつも、決意の背景には表現者としての強い軸がある。
「どちらかというと『両方楽しめたらいいな』と思えるようになったんです。私自身、これまでの人生の要所要所でエンターテインメントにすごく支えられてきた感覚があるので、自分も作る側でいたいなという思いがずっと根底にありました。だから『よし、もう頑張ろう』と。今は現場をすごく楽しめているので、本当に素敵なチームに呼んでいただけたなと思っています」
ちなみに同局では、父である水谷豊が長年にわたり『相棒』で主演を続けている。そんな大先輩でもある父からは、「毎回そうなんですけど、今回も『頑張って』という感じでした」と、普段と変わらない温かいエールを送られたという。
■「こだわりがないことが、私のこだわり」物欲ゼロの素顔と、財布を巡る無邪気な本音
長期間にわたる連ドラの現場に臨むにあたり、ルーティンはあるのか聞いてみると「本当にないんです」と苦笑。「逆に『これをしないと駄目』って決めてしまうと、それをしなかった時に『あ、今日は駄目なんだ』と、自分で思い込んでしまいそうなので。その日のコンディションに合わせて柔軟にいよう、という感じです」
劇中で演じる税関職員・森万智は「物」への知識や執着がとても高いキャラクターだが、趣里自身のプライベートは驚くほどシンプルだった。
「私、本当にあまり物欲がなくて。家具とかも『座れればいい』みたいなタイプなので、周りからも結構珍しいと言われるくらいに何でもいいんです。『じゃあ私は最近一体何に興味があるんだろう?』って自分で思うくらい何もなくて。だから、あれだけ物に執着できる万智はすごいなと尊敬します」
そんな“森万智”という個性的な役柄について、趣里はこれまでに演じたことのない役だといい「変わっている役をいただくことは多いと思っているんですけど、その中でも特にバランスが難しい役だなと思っています。変わりすぎていない絶妙なライン」と、役作りの楽しさを語る。
「キャラクターを簡単に言うと『変わっている』なんですけど、じゃあ何が変わっているのかと言われたら、一言では表せないような雰囲気を持っている。人のことはあまり得意ではなさそうなんですけど、でもちゃんと会話もするので、そこのバランスをどう取るかがポイントかなと思っています」
■『ブギウギ』で親子役 柳葉敏郎との絆「ものすごい安心感」
「主演だから」と肩肘を張るのではなく、「ドラマはみんなの力が合わさって初めて一つの作品になる。1人で作るものではないですから」と語る趣里。その言葉通り、撮影現場はすでに抜群のチームワークが築かれている。
「みんなとすごく仲良くなりました。【GATE24】のメンバーは本当に仲が良いです。前室では仲良くMBTI(性格診断)の話とかをしました。昨日まで3日間くらいずっとセットの撮影が一緒だったので、たくさんお話できました」
共演する若手キャスト陣へも、リスペクトの眼差しを向ける。
「眞栄田(郷敦)さんは本当にすごく真面目な方で、役を全力で全うしてくださるんです。それによって私のリアクションをすごく引き出してくれました。お芝居では独特の空気をまとっていらっしゃる素敵な俳優さんですが、カットがかかった瞬間にすごくかわいらしい眞栄田さんに戻るんです。そのギャップが魅力です。板垣(李光人)さんは、唯一無二の存在感を持つ稀有な方。私と年齢が一回り違うことが発覚して『午年!?』みたいな感じで盛り上がりました。初めて出会うような俳優さんで、日々“尊い”気持ちになります(笑)」
さらに今作では、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で親子役を演じた柳葉敏郎との再共演も大きな話題だ。
「朝ドラで長い期間ご一緒させていただいたので、ものすごい安心感があります。今回もチームのお父さんのような感じで、優しく包み込んでくれる雰囲気でいてくださいます。でも、やっぱり柳葉さんが現場に入ると我々もピシッと引き締まる感じがして、すごくありがたい存在です。お父ちゃんが近くにいてくれる感じがして本当にうれしいです」
現場では、柳葉から「元気か?」と声をかけられたり、家族の写真を見せ合ったりしているそうで、「柳葉さんとはなんだかすごく平和な時間が流れています」と、固い絆で結ばれた温かいエピソードを明かしてくれた。
【プロフィール】趣里(しゅり)
1990年9月21日生まれ、東京都出身。2011年3月、TBS系ドラマ『3年B組金八先生ファイナル』で俳優デビュー。18年公開の映画『生きてるだけで、愛。』で、『第42回日本アカデミー賞』新人俳優賞、『第28回日本映画プロフェッショナル大賞』主演女優賞など様々な賞を受賞。23年にはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、ヒロインの花田鈴子(福来スズ子)を演じ、主題歌「ハッピー☆ブギ」も担当。待機作に、映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』(9月18日公開)が控える。











