2026/09/02 08:00
エンタメ総合
NEW 『君の好きは無敵』“チュチュチュエラ”誕生秘話 デザイナーが明かす「チュエラは瀬尾くんだ」の声への喜び
火曜ドラマ『君の好きは無敵』より(C)TBS
俳優の松本若菜が主演を務め、佐野勇斗が共演するTBS系火曜ドラマ『君の好きは無敵』(毎週火曜 後10:00)。草壁と瀬尾が衝突したり話したり、共に時間を過ごすかで生まれたハイエナのキャラクター「チュチュチュエラ」。他にも作中には「シニカルモルコ」「まんぷくもる子」「ベリーグッドベリー」など、本作のオリジナルキャラクターが登場する。これらのキャラクターデザインを手がけたのが、三浦のどかさんだ。実際の制作過程やそれぞれのこだわりについて語ってもらった。
■“もる”は“盛る”だと思っていた!? 「まんぷくもる子」と「シニカルモルコ」ができるまで
まんぷくもる子とシニカルモルコは、脚本に書かれていた名前やセリフをもとに2026年1月末ごろからキャラクターデザインを考えていったという。
まんぷくもる子は、「まんぷく」という言葉から連想し、「もる子」の“もる”は、ご飯を“盛る”ことだと勘違いしたところから生まれた。「初めのプロデューサーと監督との打ち合わせでこのデザインを持っていきましたが、そこでもる子の“もる”がモルモットの“モル”だったと知りました(笑)」と三浦さん。
その後、モルモットらしいデザイン案もいくつか描いたものの、着ぐるみ制作やぬいぐるみを座らせることを予定していたこともあり、最終的には打ち合わせの中で「ご飯をもっている子がかわいいね」「2頭身で手足を自由に動かせるタイプがいいね」となり、現在のデザインにたどり着いた。
一方のシニカルモルコは、まんぷくもる子と対になるキャラクター。「瀬尾にとっては『改悪された』もの、一方でMERRYの大三島匠(本郷奏多)としては『より売れるデザインになった』もの、という説得力がなくてはならず、苦戦しました」と振り返る。
打ち合わせでは、“「かわいい」に対する信念をもった瀬尾が嫌がりそう”な改変案を出し合った。手だけ長くしたり、八頭身にして少し気持ち悪さを出したり、モルモットであることから、野菜スティックをタバコのように持たせたりと、さまざまなアイデアを検討したという。
ただ、改変されても“MERRY的なかわいさ”は残したいという方向性に。そうして、フードを目深にかぶり、目つきは悪く、意地悪そうに笑っているけれど、どこかかわいらしいモルコが誕生した。
そこからさらに、フードをかぶっているスタイルから連想を広げ、フーセンガムやスケート、グラフィティ的なペイントの飛び散りなど、ストリートカルチャーのイメージをデザインソースとして取り入れ、シニカルモルコの世界観を膨らませていった。
■レジェンドキャラクターを目指して――「ベリーグッドベリー」のデザイン秘話
まんぷくもる子とシニカルモルコのデザインが約2か月かけて完成する中で、ベリーグッドベリーも、瀬尾が作った他のキャラクターたちと同時進行で制作。「キャラクター数が多かったため、他のデザイナーさんの手も借りました」と明かす。
ベリーちゃんは、TBSアクトのデザイナー・矢澤尚弥さんが描いた案をベースに制作。子どもが真似してすぐに描けるような、シンプルなデザインを目指した。
ベリーちゃんは、キティちゃんのようなキャラクター界のレジェンドのような存在という設定だったため、目指したのは1970〜80年代初期を感じさせるレトロなデザインだ。「この年代のキャラクターデザインやぬいぐるみをかなり参考にしています」と三浦さん。舌が少し出ているのは、プロデューサーの岩崎(愛奈)さんのアイデアから生まれたもので、「おちゃめさが出て、より個性的でかわいくなったと思います」と話した。
エンディングで松本、佐野がキャラクターのパペットとともにダンスを披露しているが、そのパペット制作のため、イラストでは分かりにくかったベリーちゃんの帽子の位置を探るべく、三浦さんは粘土を使って立体物を作ったという。
■「チュエラは瀬尾くんだ」の声に感激! 2人が出会ったことで生まれたキャラクター
そして、三浦さんが「一番難しいキャラクターだった」と振り返るのがチュチュチュエラだ。デザインがエピソードと直結するため、キャラクターの設定と見た目を同時に考えていく必要があったという。
「『ただ支える』というコンセプトは早い段階からありました。『積極的に励ますなど、何か役割があるようなキャラクターではなく、控えめに寄り添ってくれるような子で…』と、徐々にキャラクターの輪郭が作られていきました」
劇中で草壁が作っていた「コンセプトに絡む名前とモチーフ100」のように、アイデアの起点になる言葉やモチーフをプロデューサーと監督からもらい、そこから造形していくこともあった。時には行き詰まり、利き手とは反対の手でイラストを描いてみたり、絵の具を垂らしてできた模様から、キャラクターを連想したことも。
さまざまな案の中から、モグラとハイエナのキャラクターの二択に絞られた。モグラは土の中、ハイエナは穴ぐらを棲家にする動物のため、草壁がクローゼットに入ったり、机の下にもぐったりする姿とリンクするアイデアだ。
最終的に、耳やしっぽ、たてがみなどチャームポイントが多いハイエナのデザインに決定した。そこからブラッシュアップを重ね、リボンをつけた今のチュエラが誕生した。
チュエラは、瀬尾が草壁を“ハイエナ”呼ばわりしたり、草壁から聞いたバレエのチュチュの思い出のエピソードなど、草壁と瀬尾が出会い、衝突したり話をしたりする中で、瀬尾が着想を得て生まれるキャラクター。
そして、チュエラは何かと良くない印象で語られることの多い動物であるハイエナであり、第4話に登場した設定案では「いつもひとりぼっちだった」という設定が明かされる。そんな設定は、草壁と出会う前の瀬尾にどこか重なる。SNSでは「チュエラは瀬尾くんだ」という感想を多く見かけたことが、三浦さんにとってもうれしい反響だったという。
「男の子だけどかわいいものが好きで、ちょっとはぐれものだけど本当は優しくて…という、瀬尾さんに重なる部分を、見ている人に受け取ってもらえていたのがうれしかったです。2人が出会ったことで生まれたキャラクターとして、素晴らしい着地になったと思います」
三浦さんは、キャラクターの“生みの親”と言われることも多いが、「実のところ、皆でアイデアを出し合って会議を重ね、徐々に作り上げていったものなので、キャラクターは作品のチームで生み出したもの」と語る。
「誰かから刺激を受けたり、協力することで、1人で取り組むときとは違った面白さや良さのものが作れるという、作中で瀬尾さんがした経験をリアルに体験させていただきました」
■「なんか似てないな」をなくす。キャラクターの“同一性”を保つ細かなこだわり
それぞれのキャラクターを描く上で、三浦さんが最も意識したのは、キャラクターの“同一性”を保つことだった。
「(キャラクターの同一性を保つことは)一番難しかったです。別のポーズや表情を描くときでも、一番初めに作成したマスターのデザインから顔や頭身が変わらないように気をつけました」
特にもる子とモルコは、頭の形と目の大きさのバランスが難しく、少しズレるだけで印象が変わってしまう。「自分で描いても『なんか似てないな』となることが多かったです」と苦笑する。
中でも、目の大きさと距離感は元のデザインに似せる上で重要なポイント。「そこはかなり意識していました」と話した。
第4話に登場したチュチュチュエラのキャラクター設定案も、こうした細かなこだわりのもとで制作されたものだ。
まずは脚本にあるストーリーをもとに大まかなラフを描き、そこからカメラで撮影した際に画面へどう入るのかを考えながら構図を決めていったという。開いたときに左右どちらにどの絵がくるかについては、監督と相談しながら何度も試作を重ねた。チュエラが草壁の胸に飛び込むような流れを作るために、チュエラが踊っているイラストを入れたページを足したという。
設定案を描き進める中で、三浦さんは改めてチュエラがハイエナをモチーフにしたデザインで良かったと実感したという。「チュエラが踊ったり、ジャンプしたりするイラストを描くときに、しっぽや耳で動きをつけられたので、描きやすかったです」と笑う。
絵の方向性はチュエラの完成デザイン画に寄せ「スケッチに水彩着色したような柔らかいタッチ」に仕上げた、これは、第3話で手を怪我していて画材を持ち替えにくい瀬尾でも扱えるようにと、水彩絵の具を使ったことがきっかけだったという。
設定案もこの時の完成画に雰囲気を合わせ、水彩風のタッチで描くことになった。
■かわいいキャラクターを描くコツは“愛着” 三浦さんが考える“かわいさ”の鍵
普段は小道具制作をしているという三浦さんは、劇中に登場する絵を描く際、登場人物の気持ちになったり、ドラマの雰囲気に合わせたりしながら、「演じるのと同じように作品に入り込んで制作する」ことを意識しているという。
今回はさらに“キャラクターデザイナー”という役割を意識して絵を描いた。
「役を演じるように描くというのは、『プロはこの道具を使っている』『こういう風に考えるはず』『クオリティを上げるためにどうすればいいか』という研究をしなければ成り立たないので、なりきって制作するというのは意味があると考えています」
最後に、視聴者に向けて“かわいいイラスト”を描くコツを尋ねると、三浦さんは“愛着”にヒントがあると教えてくれた。
「オリジナルのキャラクターを作る場合、一回描いて『あんまりかわいくないな』と思ったとしても、何度も描いているうちにかわいく思えてくる…ということがあります。何をかわいいと感じるかは人によって違うのでとても難しいのですが、愛着を感じる、感じさせるかどうかが“かわいさ”の鍵かなと思います」
そして、作中に登場するキャラクターたちの描き方を楽しめるポイントも。「CMに入る前などにイラストのキャプチャー画面が数秒流れているので、そこも見ていただけたらうれしいです!」と呼びかけた。
まんぷくもる子とシニカルモルコは、脚本に書かれていた名前やセリフをもとに2026年1月末ごろからキャラクターデザインを考えていったという。
まんぷくもる子は、「まんぷく」という言葉から連想し、「もる子」の“もる”は、ご飯を“盛る”ことだと勘違いしたところから生まれた。「初めのプロデューサーと監督との打ち合わせでこのデザインを持っていきましたが、そこでもる子の“もる”がモルモットの“モル”だったと知りました(笑)」と三浦さん。
その後、モルモットらしいデザイン案もいくつか描いたものの、着ぐるみ制作やぬいぐるみを座らせることを予定していたこともあり、最終的には打ち合わせの中で「ご飯をもっている子がかわいいね」「2頭身で手足を自由に動かせるタイプがいいね」となり、現在のデザインにたどり着いた。
一方のシニカルモルコは、まんぷくもる子と対になるキャラクター。「瀬尾にとっては『改悪された』もの、一方でMERRYの大三島匠(本郷奏多)としては『より売れるデザインになった』もの、という説得力がなくてはならず、苦戦しました」と振り返る。
打ち合わせでは、“「かわいい」に対する信念をもった瀬尾が嫌がりそう”な改変案を出し合った。手だけ長くしたり、八頭身にして少し気持ち悪さを出したり、モルモットであることから、野菜スティックをタバコのように持たせたりと、さまざまなアイデアを検討したという。
ただ、改変されても“MERRY的なかわいさ”は残したいという方向性に。そうして、フードを目深にかぶり、目つきは悪く、意地悪そうに笑っているけれど、どこかかわいらしいモルコが誕生した。
そこからさらに、フードをかぶっているスタイルから連想を広げ、フーセンガムやスケート、グラフィティ的なペイントの飛び散りなど、ストリートカルチャーのイメージをデザインソースとして取り入れ、シニカルモルコの世界観を膨らませていった。
■レジェンドキャラクターを目指して――「ベリーグッドベリー」のデザイン秘話
まんぷくもる子とシニカルモルコのデザインが約2か月かけて完成する中で、ベリーグッドベリーも、瀬尾が作った他のキャラクターたちと同時進行で制作。「キャラクター数が多かったため、他のデザイナーさんの手も借りました」と明かす。
ベリーちゃんは、TBSアクトのデザイナー・矢澤尚弥さんが描いた案をベースに制作。子どもが真似してすぐに描けるような、シンプルなデザインを目指した。
ベリーちゃんは、キティちゃんのようなキャラクター界のレジェンドのような存在という設定だったため、目指したのは1970〜80年代初期を感じさせるレトロなデザインだ。「この年代のキャラクターデザインやぬいぐるみをかなり参考にしています」と三浦さん。舌が少し出ているのは、プロデューサーの岩崎(愛奈)さんのアイデアから生まれたもので、「おちゃめさが出て、より個性的でかわいくなったと思います」と話した。
エンディングで松本、佐野がキャラクターのパペットとともにダンスを披露しているが、そのパペット制作のため、イラストでは分かりにくかったベリーちゃんの帽子の位置を探るべく、三浦さんは粘土を使って立体物を作ったという。
■「チュエラは瀬尾くんだ」の声に感激! 2人が出会ったことで生まれたキャラクター
そして、三浦さんが「一番難しいキャラクターだった」と振り返るのがチュチュチュエラだ。デザインがエピソードと直結するため、キャラクターの設定と見た目を同時に考えていく必要があったという。
「『ただ支える』というコンセプトは早い段階からありました。『積極的に励ますなど、何か役割があるようなキャラクターではなく、控えめに寄り添ってくれるような子で…』と、徐々にキャラクターの輪郭が作られていきました」
劇中で草壁が作っていた「コンセプトに絡む名前とモチーフ100」のように、アイデアの起点になる言葉やモチーフをプロデューサーと監督からもらい、そこから造形していくこともあった。時には行き詰まり、利き手とは反対の手でイラストを描いてみたり、絵の具を垂らしてできた模様から、キャラクターを連想したことも。
さまざまな案の中から、モグラとハイエナのキャラクターの二択に絞られた。モグラは土の中、ハイエナは穴ぐらを棲家にする動物のため、草壁がクローゼットに入ったり、机の下にもぐったりする姿とリンクするアイデアだ。
最終的に、耳やしっぽ、たてがみなどチャームポイントが多いハイエナのデザインに決定した。そこからブラッシュアップを重ね、リボンをつけた今のチュエラが誕生した。
チュエラは、瀬尾が草壁を“ハイエナ”呼ばわりしたり、草壁から聞いたバレエのチュチュの思い出のエピソードなど、草壁と瀬尾が出会い、衝突したり話をしたりする中で、瀬尾が着想を得て生まれるキャラクター。
そして、チュエラは何かと良くない印象で語られることの多い動物であるハイエナであり、第4話に登場した設定案では「いつもひとりぼっちだった」という設定が明かされる。そんな設定は、草壁と出会う前の瀬尾にどこか重なる。SNSでは「チュエラは瀬尾くんだ」という感想を多く見かけたことが、三浦さんにとってもうれしい反響だったという。
「男の子だけどかわいいものが好きで、ちょっとはぐれものだけど本当は優しくて…という、瀬尾さんに重なる部分を、見ている人に受け取ってもらえていたのがうれしかったです。2人が出会ったことで生まれたキャラクターとして、素晴らしい着地になったと思います」
三浦さんは、キャラクターの“生みの親”と言われることも多いが、「実のところ、皆でアイデアを出し合って会議を重ね、徐々に作り上げていったものなので、キャラクターは作品のチームで生み出したもの」と語る。
「誰かから刺激を受けたり、協力することで、1人で取り組むときとは違った面白さや良さのものが作れるという、作中で瀬尾さんがした経験をリアルに体験させていただきました」
■「なんか似てないな」をなくす。キャラクターの“同一性”を保つ細かなこだわり
それぞれのキャラクターを描く上で、三浦さんが最も意識したのは、キャラクターの“同一性”を保つことだった。
「(キャラクターの同一性を保つことは)一番難しかったです。別のポーズや表情を描くときでも、一番初めに作成したマスターのデザインから顔や頭身が変わらないように気をつけました」
特にもる子とモルコは、頭の形と目の大きさのバランスが難しく、少しズレるだけで印象が変わってしまう。「自分で描いても『なんか似てないな』となることが多かったです」と苦笑する。
中でも、目の大きさと距離感は元のデザインに似せる上で重要なポイント。「そこはかなり意識していました」と話した。
第4話に登場したチュチュチュエラのキャラクター設定案も、こうした細かなこだわりのもとで制作されたものだ。
まずは脚本にあるストーリーをもとに大まかなラフを描き、そこからカメラで撮影した際に画面へどう入るのかを考えながら構図を決めていったという。開いたときに左右どちらにどの絵がくるかについては、監督と相談しながら何度も試作を重ねた。チュエラが草壁の胸に飛び込むような流れを作るために、チュエラが踊っているイラストを入れたページを足したという。
設定案を描き進める中で、三浦さんは改めてチュエラがハイエナをモチーフにしたデザインで良かったと実感したという。「チュエラが踊ったり、ジャンプしたりするイラストを描くときに、しっぽや耳で動きをつけられたので、描きやすかったです」と笑う。
絵の方向性はチュエラの完成デザイン画に寄せ「スケッチに水彩着色したような柔らかいタッチ」に仕上げた、これは、第3話で手を怪我していて画材を持ち替えにくい瀬尾でも扱えるようにと、水彩絵の具を使ったことがきっかけだったという。
設定案もこの時の完成画に雰囲気を合わせ、水彩風のタッチで描くことになった。
■かわいいキャラクターを描くコツは“愛着” 三浦さんが考える“かわいさ”の鍵
普段は小道具制作をしているという三浦さんは、劇中に登場する絵を描く際、登場人物の気持ちになったり、ドラマの雰囲気に合わせたりしながら、「演じるのと同じように作品に入り込んで制作する」ことを意識しているという。
今回はさらに“キャラクターデザイナー”という役割を意識して絵を描いた。
「役を演じるように描くというのは、『プロはこの道具を使っている』『こういう風に考えるはず』『クオリティを上げるためにどうすればいいか』という研究をしなければ成り立たないので、なりきって制作するというのは意味があると考えています」
最後に、視聴者に向けて“かわいいイラスト”を描くコツを尋ねると、三浦さんは“愛着”にヒントがあると教えてくれた。
「オリジナルのキャラクターを作る場合、一回描いて『あんまりかわいくないな』と思ったとしても、何度も描いているうちにかわいく思えてくる…ということがあります。何をかわいいと感じるかは人によって違うのでとても難しいのですが、愛着を感じる、感じさせるかどうかが“かわいさ”の鍵かなと思います」
そして、作中に登場するキャラクターたちの描き方を楽しめるポイントも。「CMに入る前などにイラストのキャプチャー画面が数秒流れているので、そこも見ていただけたらうれしいです!」と呼びかけた。











