2026/10/09 12:05
エンタメ総合
NEW 岩本照×中川大志、初対面でいきなり“手合わせ” 「データが何もない状態」から築いた信頼【インタビュー前編】
『真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA』場面写真(C)テレビ朝日
テレビ朝日系金曜ナイトドラマプレミアム『真田十勇士 SHADOWS OF THE TEN NINJA』(毎週金曜 後11:15)が、10月23日から放送される。主演で猿飛佐助役のSnow Man・岩本照と、共演で霧隠才蔵役の中川大志が、役作りから緊張感あふれる初共演、互いの俳優としての印象、岩本が座長として現場にもたらした安心感まで語った。
本作は、実在の戦国名将・真田幸村(信繁)に仕えたとされる架空の家臣10人「真田十勇士」の物語を、史実とフィクションを織り交ぜた新たな切り口で描く忍者アクション時代劇。全編京都ロケを敢行し、本格アクションと最新映像技術によるスケール感あふれる映像表現、奥深い人間ドラマを融合させる。
■「忍者たるもの」を体現する才蔵、仲間を知って変わる佐助
――今回、『真田十勇士』でお2人が演じる猿飛佐助と霧隠才蔵は、いずれも屈指の人気キャラクターだと思います。実際に演じてみて、改めてどんなところに魅力を感じましたか。
中川:過去にたくさんの方々が演じ、作品化されてきた『真田十勇士』なので、皆さんそれぞれがイメージする佐助像、才蔵像があると思うんです。
霧隠才蔵はエリート忍者と言われていて、頭も切れ、いつも冷静で、かつ強いキャラクターです。今回、役作りをしていく上で、忍者を演じるのが初めてだったので、「忍者って何ぞや」というところから始まりました。才蔵は「忍者たるもの、忍たるもの、こうあるべきだ」という姿を一番体現しているキャラクターなのかなと、演じていて思いました。
あまりスポットライトを浴びる存在ではなく、常に裏方というか、影で速やかに任務を遂行していく存在です。私情を挟まずに任務を遂行する姿が、このキャラクターを象徴しているのかなと思います。
――そうしたところを意識して演じられたのでしょうか。
中川:「忍耐力」という言葉は、今回ずっと考えていました。自分の思うことや感情はもちろんあるけれど、忍たるもの、そこをぐっとこらえる瞬間が多くある。静かに与えられたミッションを遂行していく、そんな存在なのかなと思います。
――幸村のために、ということですね。
中川:そうですね。
――それに対して、佐助は真逆のキャラクターですよね。
岩本:真逆です。ピュアでやんちゃで、最初は幸村に限らず、周りに対してもリスペクトがない。でも、だんだん生まれていって、仲間がいなかったところから、仲間の存在を知っていく。言葉も含め、いろいろなことを周りの人たちから教わり、人として生きていくようになる。その変化が、佐助のすごく魅力的なところだと思います。
■初対面でいきなり1対1のアクション
岩本:佐助と才蔵はずっと対立していて、(中川と)初めましての日が、いきなりアクションシーンだったんです(笑)。
中川:クランクインが1対1で。事前に練習できていなかったので、当日の朝6時から動きを入れて…。
岩本:コミュニケーションを取る前に、いきなりバチバチでした。すてきでしたよ。
中川:怖かったー…。
岩本:え?(笑)
中川:怖いじゃないですか、いろいろな意味で。初めてで。
岩本:距離感とかね。
中川:俳優同士でやるアクションなので、けがも怖いですし。
岩本:すばらしかったですよ。
――初対面で手合わせをしたんですね。
中川:そうです。初めましてで、いきなりアクションだったので、「やべえ」って。
岩本:忍者っぽいですよね。初めましてで手合わせをするという。
中川:たしかに忍者っぽいっすね。
――そこで距離も縮まったのでしょうか。
中川:徐々にですね。拳で会話するという。…刀で、ですね。
岩本:はい(笑)。
――撮影前には、どの程度会話を交わしたのでしょうか。
中川:本当にあいさつぐらいですよね。「おはようございます。よろしくお願いします」「いつ京都に入ったんですか?」みたいな。
岩本:でも、それも自然ですし、お互いに気になりながら、タイミングを計り合っている部分もあったので、徐々にという感じでした。それこそ本番になったら、才蔵の言うことを佐助は聞かない、という関係性だから。
中川:お互いのデータが何もない状態で、いきなりぶつかり合わなきゃいけないので。どれくらいの強度で来るのか、スピード感とかも。
岩本:大志くんは所作がすごくきれいで、いろいろな動きの角度もすごい。「これを今日の朝に入れたんでしょ?」と思いながら見ていました。
僕は昔からお世話になっているアクションチームだったので、コミュニケーションを取れていたんですけど、「大志くんの反射神経、すごいな」と。これまでいろいろなアクションをやってきたことが、ちょっとしたところに出ていました。才蔵らしいいなし方も含め、きちんと追求してやられているんだなと思いながら見ていました。
中川:いやー…。
岩本:何?「いや」って(笑)。
中川:本当にいっぱいいっぱいでした。初日から「何かあったらどうしよう」と思って、すごくドキドキしました。
岩本:「今の大丈夫でした?」「大丈夫?」みたいなね(笑)。そういう確認は、お互いにコミュニケーションを取りながらやらせてもらいました。
■岩本照が感じた中川大志の“追求心”
――改めて、お互いの印象を聞かせてください。
岩本:僕から見た大志くんは、すごく追求心と探究心があって、視野も広い。自分の中でのこだわりとか、曲げたくない部分、曲げられない部分がとてもしっかりしていて、それがすごいなと思いました。
役に対する追求心もあって、「これって、こっちのパターンもありですよね」と、最後までいろいろなことを模索して、そのときの一番ベストな部分を狙いにいく。それが俳優さんとしても、人としてもすごくすてきだなと思いました。そういう姿をたくさん見させてもらいましたね。
あとは、皆さん嫉妬するかもしれないですけど、2人でサウナにも行かせてもらったので。“裸の付き合い”というマウントも取らせてもらいながら、いろいろなすてきな一面を見させてもらいました。
中川:本当にありがとうございます(照れ笑い)。
岩本:(ニコニコしながら)真面目ですよ、本当に。
■中川大志が見た座長・岩本照「いつもぶれずに」
――中川さんから見た岩本さんの印象はいかがですか。
中川:今回は本当にバラエティー豊かなメンバーが集まっていたので、「本当にまとまるのかな」と思っていました。それぞれ普段の活動の仕方も、キャリアも、考え方も違う。その中で少し心配していたところもあったんですけど、座長がとにかく、いつもぶれずにいてくれました。
めちゃくちゃ周りを見ているんです。それは共演者だけではなく、スタッフのことも見ている。毎日、チームでやっている仕事なので、波風が立つこともあるんですよ。いろいろな局面で、考え方も人それぞれなので。ネガティブな意味ではないですけど、そういったときにも、岩本くんはその局面をきちんと見ているんですよね。自分が今、口を出す必要があるのか、それとも引いておくべきなのか。
そのことは2人でも少し話したんですけど、普段から複数人のグループで活動しているからこその立ち回り方が「すごいな!」と思いました。自分が主演をやらせてもらうときにはできていないことも含め、すごく勉強になりましたし、ものすごく心強かったですね。
岩本:こんなにいいことを言ってくれるんです! 言わせてないですよ(笑)。
中川:みんなが安心して、自由にのびのびとやれたのは、座長という柱がぶれず、いつもそこにいてくれたからだと思います。
岩本:チームのおかげです。みんなのおかげです。
■「忍者たるもの」を体現する才蔵、仲間を知って変わる佐助
――今回、『真田十勇士』でお2人が演じる猿飛佐助と霧隠才蔵は、いずれも屈指の人気キャラクターだと思います。実際に演じてみて、改めてどんなところに魅力を感じましたか。
中川:過去にたくさんの方々が演じ、作品化されてきた『真田十勇士』なので、皆さんそれぞれがイメージする佐助像、才蔵像があると思うんです。
霧隠才蔵はエリート忍者と言われていて、頭も切れ、いつも冷静で、かつ強いキャラクターです。今回、役作りをしていく上で、忍者を演じるのが初めてだったので、「忍者って何ぞや」というところから始まりました。才蔵は「忍者たるもの、忍たるもの、こうあるべきだ」という姿を一番体現しているキャラクターなのかなと、演じていて思いました。
あまりスポットライトを浴びる存在ではなく、常に裏方というか、影で速やかに任務を遂行していく存在です。私情を挟まずに任務を遂行する姿が、このキャラクターを象徴しているのかなと思います。
――そうしたところを意識して演じられたのでしょうか。
中川:「忍耐力」という言葉は、今回ずっと考えていました。自分の思うことや感情はもちろんあるけれど、忍たるもの、そこをぐっとこらえる瞬間が多くある。静かに与えられたミッションを遂行していく、そんな存在なのかなと思います。
――幸村のために、ということですね。
中川:そうですね。
――それに対して、佐助は真逆のキャラクターですよね。
岩本:真逆です。ピュアでやんちゃで、最初は幸村に限らず、周りに対してもリスペクトがない。でも、だんだん生まれていって、仲間がいなかったところから、仲間の存在を知っていく。言葉も含め、いろいろなことを周りの人たちから教わり、人として生きていくようになる。その変化が、佐助のすごく魅力的なところだと思います。
■初対面でいきなり1対1のアクション
岩本:佐助と才蔵はずっと対立していて、(中川と)初めましての日が、いきなりアクションシーンだったんです(笑)。
中川:クランクインが1対1で。事前に練習できていなかったので、当日の朝6時から動きを入れて…。
岩本:コミュニケーションを取る前に、いきなりバチバチでした。すてきでしたよ。
中川:怖かったー…。
岩本:え?(笑)
中川:怖いじゃないですか、いろいろな意味で。初めてで。
岩本:距離感とかね。
中川:俳優同士でやるアクションなので、けがも怖いですし。
岩本:すばらしかったですよ。
――初対面で手合わせをしたんですね。
中川:そうです。初めましてで、いきなりアクションだったので、「やべえ」って。
岩本:忍者っぽいですよね。初めましてで手合わせをするという。
中川:たしかに忍者っぽいっすね。
――そこで距離も縮まったのでしょうか。
中川:徐々にですね。拳で会話するという。…刀で、ですね。
岩本:はい(笑)。
――撮影前には、どの程度会話を交わしたのでしょうか。
中川:本当にあいさつぐらいですよね。「おはようございます。よろしくお願いします」「いつ京都に入ったんですか?」みたいな。
岩本:でも、それも自然ですし、お互いに気になりながら、タイミングを計り合っている部分もあったので、徐々にという感じでした。それこそ本番になったら、才蔵の言うことを佐助は聞かない、という関係性だから。
中川:お互いのデータが何もない状態で、いきなりぶつかり合わなきゃいけないので。どれくらいの強度で来るのか、スピード感とかも。
岩本:大志くんは所作がすごくきれいで、いろいろな動きの角度もすごい。「これを今日の朝に入れたんでしょ?」と思いながら見ていました。
僕は昔からお世話になっているアクションチームだったので、コミュニケーションを取れていたんですけど、「大志くんの反射神経、すごいな」と。これまでいろいろなアクションをやってきたことが、ちょっとしたところに出ていました。才蔵らしいいなし方も含め、きちんと追求してやられているんだなと思いながら見ていました。
中川:いやー…。
岩本:何?「いや」って(笑)。
中川:本当にいっぱいいっぱいでした。初日から「何かあったらどうしよう」と思って、すごくドキドキしました。
岩本:「今の大丈夫でした?」「大丈夫?」みたいなね(笑)。そういう確認は、お互いにコミュニケーションを取りながらやらせてもらいました。
■岩本照が感じた中川大志の“追求心”
――改めて、お互いの印象を聞かせてください。
岩本:僕から見た大志くんは、すごく追求心と探究心があって、視野も広い。自分の中でのこだわりとか、曲げたくない部分、曲げられない部分がとてもしっかりしていて、それがすごいなと思いました。
役に対する追求心もあって、「これって、こっちのパターンもありですよね」と、最後までいろいろなことを模索して、そのときの一番ベストな部分を狙いにいく。それが俳優さんとしても、人としてもすごくすてきだなと思いました。そういう姿をたくさん見させてもらいましたね。
あとは、皆さん嫉妬するかもしれないですけど、2人でサウナにも行かせてもらったので。“裸の付き合い”というマウントも取らせてもらいながら、いろいろなすてきな一面を見させてもらいました。
中川:本当にありがとうございます(照れ笑い)。
岩本:(ニコニコしながら)真面目ですよ、本当に。
■中川大志が見た座長・岩本照「いつもぶれずに」
――中川さんから見た岩本さんの印象はいかがですか。
中川:今回は本当にバラエティー豊かなメンバーが集まっていたので、「本当にまとまるのかな」と思っていました。それぞれ普段の活動の仕方も、キャリアも、考え方も違う。その中で少し心配していたところもあったんですけど、座長がとにかく、いつもぶれずにいてくれました。
めちゃくちゃ周りを見ているんです。それは共演者だけではなく、スタッフのことも見ている。毎日、チームでやっている仕事なので、波風が立つこともあるんですよ。いろいろな局面で、考え方も人それぞれなので。ネガティブな意味ではないですけど、そういったときにも、岩本くんはその局面をきちんと見ているんですよね。自分が今、口を出す必要があるのか、それとも引いておくべきなのか。
そのことは2人でも少し話したんですけど、普段から複数人のグループで活動しているからこその立ち回り方が「すごいな!」と思いました。自分が主演をやらせてもらうときにはできていないことも含め、すごく勉強になりましたし、ものすごく心強かったですね。
岩本:こんなにいいことを言ってくれるんです! 言わせてないですよ(笑)。
中川:みんなが安心して、自由にのびのびとやれたのは、座長という柱がぶれず、いつもそこにいてくれたからだと思います。
岩本:チームのおかげです。みんなのおかげです。











