2026/09/23 18:00
映画
【Prime Video】偽装恋愛から始まる“理系ロマンス” リリ・ラインハート主演『ラブ・ハイポセシス』
Prime Videoの新作映画『ラブ・ハイポセシス』(9月23日より独占配信開始)主演のリリ・ラインハート (C)ORICON NewS inc.
親友の恋を応援するため、威圧的で近寄りがたい大学教授に突然キス――。思いがけない行動から始まった“偽装恋愛”の行方を描く映画『ラブ・ハイポセシス』が、本日(9月23日)より動画配信サービス「Prime Video」で独占配信がスタートした。主演と製作総指揮を務めるリリ・ラインハートが、人気恋愛小説を映画化する上で大切にしたことや、相手役トム・ベイトマンとの役作りについて語った。
本作は、科学者でもある作家アリ・ヘイゼルウッドによるニューヨーク・タイムズのベストセラー小説が原作。生物学を研究する博士課程の学生オリーヴと、“気難しい教授”として恐れられているアダムの恋を描くロマンティックコメディーだ。
オリーヴは、自分が好意を寄せていたジェレミーに、親友のアンも恋していることを知る。ジェレミーへの思いを断ち切ったことを証明しようとした彼女は、その場に居合わせたアダム・カールセン教授に衝動的にキスをしてしまう。
それをきっかけに、二人はルールと境界線を定め、互いに都合のいい恋人同士を演じることに。しかし、一緒に過ごす時間が増えるにつれ、演技と現実の境目は次第に曖昧になっていく。
オリーヴを演じるのは、ドラマ『リバーデイル』などで知られるリリ。Prime Videoの国際イベント「オブセスト・リトリート:クラス・オブ’26」に登壇したリリは、最初に脚本を読んだ時点では、まだ原作を読んでいなかったと明かす。
彼女の心を動かしたのは、オリーヴがアダムに日焼け止めを塗る、原作ファンにもよく知られた場面だった。
「あの場面で彼女の人物像が一気に鮮明に浮かんできたんです。『これは原作を読まなきゃ』と思いました。原作を読んでアリの文章の虜になり、オリーヴという人間そのものを丸ごと愛せるようになりました」
オリーヴは母を膵臓がんで亡くした経験から、治療法を見つけるという目標に向かって研究を続けている。自立心が強く、恋愛よりもキャリアを優先してきた人物だ。
リリは、そんなオリーヴの「意志の強さ」に共感したという。
「ここ10年ほどの私の人生も、ある意味、キャリアに一点集中で突き進んできたような感覚があります。自分の決めたやり方で目標を達成しようとしているときに、仕事以外のあらゆる要素が邪魔のように感じられてしまう。その感覚はよくわかります」
一方、アダム役には、『オリエント急行殺人事件』などのトム・ベイトマンが起用された。リリとトムはニューヨークとロンドンをオンラインで結び、Zoomを通した相性テストに臨んだという。
二人が演じたのは、最初のキスと、すし店でのデートの場面。リリは「すごく自然に呼吸が合って、『このシーンを彼とならあと50回でも繰り返したい』と思えました」と振り返る。
「通話を終えた瞬間、スタッフ全員が『彼こそが私たちのアダムだ』と確信したんです。アダムの心の奥にある温かさを表現し、オリーヴと同じように観客も彼に恋をするはずだと思いました」
リリによると、実際のトムは、無愛想なアダムとは対照的に「太陽のように明るく、超ポジティブなイギリス紳士」なのだという。トム本人が持つ温かな人柄が、オリーヴによって少しずつ心を開いていくアダムの姿にもうまく重なっていった。
主演だけでなく製作総指揮としても作品に参加したリリは、撮影が始まる約1年前から企画に関わってきた。原作ファンがそれぞれの登場人物像を持つ作品だけに、映画化には大きなプレッシャーもあったという。
300ページを超える小説を一本の映画にするため、登場人物や場面、せりふをすべて盛り込むことはできない。そこでリリが最も重視したのは、原作を一言一句再現することではなく、読者が味わった“感情”を失わないことだった。
「切ない渇望や、二人がついに結ばれたときのカタルシス、恋に落ちていく姿を見て、思わずニヤけて足をバタバタさせてしまうようなときめき。原作の空気感や感情を、そのままスクリーンへ翻訳することが一番重要でした」
また、本作で描かれる“愛”は、オリーヴとアダムのロマンスだけではない。そもそも偽装恋愛を始めるきっかけになったのは、親友アンの幸せを願うオリーヴの思いだった。
リリは「この映画の物語そのものが、二人の女性の間にある愛から始まっている」と説明。オリーヴの行動に説得力を持たせるためにも、二人が家族のような関係を築いてきたことを映画の冒頭で示す必要があったと語った。
偽りの恋人関係は、本当の恋へと変わるのか。そして、研究一筋だったオリーヴは、“愛にはリスクを冒す価値がある”という仮説に、どのような答えを出すのか。偽装恋愛のときめきと、科学者を目指す女性の奮闘を同時に楽しめることも、本作ならではの魅力だ。
オリーヴは、自分が好意を寄せていたジェレミーに、親友のアンも恋していることを知る。ジェレミーへの思いを断ち切ったことを証明しようとした彼女は、その場に居合わせたアダム・カールセン教授に衝動的にキスをしてしまう。
それをきっかけに、二人はルールと境界線を定め、互いに都合のいい恋人同士を演じることに。しかし、一緒に過ごす時間が増えるにつれ、演技と現実の境目は次第に曖昧になっていく。
オリーヴを演じるのは、ドラマ『リバーデイル』などで知られるリリ。Prime Videoの国際イベント「オブセスト・リトリート:クラス・オブ’26」に登壇したリリは、最初に脚本を読んだ時点では、まだ原作を読んでいなかったと明かす。
彼女の心を動かしたのは、オリーヴがアダムに日焼け止めを塗る、原作ファンにもよく知られた場面だった。
「あの場面で彼女の人物像が一気に鮮明に浮かんできたんです。『これは原作を読まなきゃ』と思いました。原作を読んでアリの文章の虜になり、オリーヴという人間そのものを丸ごと愛せるようになりました」
オリーヴは母を膵臓がんで亡くした経験から、治療法を見つけるという目標に向かって研究を続けている。自立心が強く、恋愛よりもキャリアを優先してきた人物だ。
リリは、そんなオリーヴの「意志の強さ」に共感したという。
「ここ10年ほどの私の人生も、ある意味、キャリアに一点集中で突き進んできたような感覚があります。自分の決めたやり方で目標を達成しようとしているときに、仕事以外のあらゆる要素が邪魔のように感じられてしまう。その感覚はよくわかります」
一方、アダム役には、『オリエント急行殺人事件』などのトム・ベイトマンが起用された。リリとトムはニューヨークとロンドンをオンラインで結び、Zoomを通した相性テストに臨んだという。
二人が演じたのは、最初のキスと、すし店でのデートの場面。リリは「すごく自然に呼吸が合って、『このシーンを彼とならあと50回でも繰り返したい』と思えました」と振り返る。
「通話を終えた瞬間、スタッフ全員が『彼こそが私たちのアダムだ』と確信したんです。アダムの心の奥にある温かさを表現し、オリーヴと同じように観客も彼に恋をするはずだと思いました」
リリによると、実際のトムは、無愛想なアダムとは対照的に「太陽のように明るく、超ポジティブなイギリス紳士」なのだという。トム本人が持つ温かな人柄が、オリーヴによって少しずつ心を開いていくアダムの姿にもうまく重なっていった。
主演だけでなく製作総指揮としても作品に参加したリリは、撮影が始まる約1年前から企画に関わってきた。原作ファンがそれぞれの登場人物像を持つ作品だけに、映画化には大きなプレッシャーもあったという。
300ページを超える小説を一本の映画にするため、登場人物や場面、せりふをすべて盛り込むことはできない。そこでリリが最も重視したのは、原作を一言一句再現することではなく、読者が味わった“感情”を失わないことだった。
「切ない渇望や、二人がついに結ばれたときのカタルシス、恋に落ちていく姿を見て、思わずニヤけて足をバタバタさせてしまうようなときめき。原作の空気感や感情を、そのままスクリーンへ翻訳することが一番重要でした」
また、本作で描かれる“愛”は、オリーヴとアダムのロマンスだけではない。そもそも偽装恋愛を始めるきっかけになったのは、親友アンの幸せを願うオリーヴの思いだった。
リリは「この映画の物語そのものが、二人の女性の間にある愛から始まっている」と説明。オリーヴの行動に説得力を持たせるためにも、二人が家族のような関係を築いてきたことを映画の冒頭で示す必要があったと語った。
偽りの恋人関係は、本当の恋へと変わるのか。そして、研究一筋だったオリーヴは、“愛にはリスクを冒す価値がある”という仮説に、どのような答えを出すのか。偽装恋愛のときめきと、科学者を目指す女性の奮闘を同時に楽しめることも、本作ならではの魅力だ。











