番組紹介
イントロダクション
熱き魂が、閉塞と混沌を突き破り、いまふたたび沸騰する!
地球と人類の未来を脅かす敵に、鋼の肉体と熱き魂で立ち向かう3人の若者と彼らが乗り込むロボットの激闘を描く「ゲッターロボ・サーガ」。その原作漫画最終章である『ゲッターロボ アーク』がついに初映像化される。
「ゲッターロボ・サーガ」は永井豪・石川賢による連作漫画シリーズ。その第1作である『ゲッターロボ』(1974~)は“3機の飛行メカの組換え合体で3種のロボットに変形する” という驚異のアイディアで「合体変形ロボ」の金字塔となった作品。そこから『ゲッターロボG』(1975~)、『ゲッターロボ號』(1991~)、『真ゲッターロボ』(1997~)と断続的に描き続けられ、2001年に双葉社のアクションピザッツ増刊「スーパーロボットマガジン」で連載開始されたのが『ゲッターロボ アーク』である。
しかしその後、石川賢が急逝。『ゲッターロボ アーク』も「ゲッターロボ・サーガ」も未完の名作となった。
この作品の映像化に、フレッシュでパワフルな若手と、百戦錬磨のベテランがキャスティングされた。宿命を背負った主人公・流拓馬(ながれ たくま)に内田雄馬。拓馬とともにゲッターアークに乗る2人、カムイ・ショウに向野存麿、山岸獏(やまぎし ばく)に寸石和弘。また、若い彼らに厳しい現実を突きつける冷徹な司令官・神隼人(じん はやと)は1998年の『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』に始まるOVA版で同役を担い続けた内田直哉が担当する。
制作陣もベテランが結集した。監督は『新ゲッターロボ』の川越淳。構成・脚本に『鋼鉄神ジーグ』の早川正。キャラクターコンセプトは『マジンカイザーSKLヴァーサス』の星和弥。キャラクターデザインは『魔獣戦線』の本橋秀之。音響監督は『新ゲッターロボ』のなかのとおる。アニメーションプロデューサーは『新ゲッターロボ』の南喜長が担当。いずれも永井豪や石川賢作品に深く関わってきた熟達のスタッフが要所を締める。
音楽は『マジンカイザーSKL』の栗山善親/寺田志保/横関敦、アニメやゲーム音楽のオーケストラアレンジを数多く手がける鈴木歌穂。また主題歌「Bloodlines〜運命の血統〜」はJAM Projectが担当し、影山ヒロノブは作詞・作曲も務めた。
エネルギーに溢れた若い才能と、力を磨き続けてきた精鋭たちとの邂逅が、新たな衝撃を呼ぶ。
ストーリー
生存か。消滅か。
流拓馬(cv内田雄馬)と山岸獏(cv寸石和弘)は、埋立地のゴミの山の上に立っていた。
目の前には、上空から墜落したロボット=ゲッターD2の機体がある。
世界は荒廃していた。
19年前――。世界は強大な敵の襲撃を受け、主要都市は壊滅状態に陥ってしまう。各国は戦力をシベリアに集結させ、敵との決戦に挑んだ。流竜馬たちの乗るゲッターロボもその中にあった。この〝シベリア戦線〟の終結で世界は救われたはずだった。だが――。
日本、現在。浅間山麓にある早乙女研究所の指令室で、神隼人(cv内田直哉)は戦況を見つめていた。新たなる敵との戦いが密かに続けられていたのだ。その隼人のもとに報告が入る。墜落したゲッターD2が動き出したのだ。モニターに映った見知らぬ若者は「流拓馬」と名乗る。あの時、ゲッターロボとともに決戦に向かった流竜馬の息子だった。拓馬は、ゲッターD2を一気に上空へ飛ばし、敵との交戦に入った。隼人は待機していたパイロット、カムイ・ショウ(cv向野存麿)に命じる。「ゲッターアーク、出撃!」
新たなゲッターロボ、ゲッターアークの機体が大空を切り裂いていく。
ゲッターアークの戦いは、ついに始まった。
この戦いの果てに待っているのは、生存か、消滅か――。
スタッフ/キャスト
スタッフ
- 企画
- ダイナミック企画
- 原作
- 永井豪・石川賢
- 監督
- 川越淳
- 構成・脚本
- 早川正
- キャラクターコンセプト
- 星和弥
- キャラクターデザイン
- 本橋秀之
- ロボット・コンセプトデザイン
- 堀井敏之
- プロップ・メカデザイン
- 岩畑剛一/森木靖泰/鈴木典孝
- 美術監督
- 根岸大輔
- 美術設定
- 滝口勝久
- CGI監督&CGデザイン
- 後藤優一
- 音響監督
- なかのとおる
- 音楽
- 栗山善親/寺田志保/
横関敦/鈴木歌穂
- 音楽制作
- ランティス
- 主題歌
- JAM Project
- アニメーション制作
- Bee・Media×studioA-CAT
- 製作
- 真早乙女研究所
キャスト
- 流 拓馬
- 内田雄馬
- カムイ ショウ
- 向野存麿
- 山岸 獏
- 寸石和弘
- 神 隼人
- 内田直哉
熱い作品でした。 ぜひ再放送をお願いします。