「樅ノ木は残った」，「戦争と人間」ともに共演場面が無かったことは，ご本人達の意思とは別の所で，周囲がお二人をライバル視していたんでしょうか？この直後，吉永さんが降板した「忍ぶ川」を小巻さんが引き受けたことで益々その感を強くしたことでしょう．当時，小巻さんはその美貌と演技力で吉永さんに唯一対抗できる女優さんだったと思います．
その後も，吉永さんの前に小巻さんほどのライバル（？）は現れなかったと感じています．

昔からのコマキスト様，こんにちは．
「戦争と人間」は私が中学生時代の作品でしたが，感銘をうけた映画の一つです．
この第一・二部に小巻さんが出演し，第二・三部に吉永小百合さんが出ていました．つまり第二部では共演しているのですが，「樅ノ木は残った」と同じく，同一場面での共演はありませんでした．この映画は日活が社運をかけて作った超大作で日活系の俳優はほぼ総出演でした．吉永さんは伍代家の次女（順子）役で中心人物の一人でした．十代から日活の屋台骨を支えてきた吉永さんですから，当然の配役ですが，私の記憶では当初日活は順子役は別人を起用しようとしたが，人選が難航し最終的にやはり吉永さんにお願いすることになったようです．小巻さん超瑞芳役も登場場面は多く重要な役であったと記憶しています．
いずれにせよ，当時のこの二人の美貌には目を見張るものがありますね．

以前（2014/11/06）NHK大河ドラマ「樅の木は残った」が小巻さんと吉永小百合と共演した唯一のドラマと書きましたが、たしかにTVドラマではそうかもしれませんが、映画では共演がありました。1970-1973の大作映画「戦争と人間」（3部作）でも吉永小百合との共演しています。いま、この映画のDVDを見ているのですが、小巻さんは中国人（満州人）の金持ちの娘として出演して、日本語はトツトツと喋る役なのですが、この映画の小巻さんもたいへん綺麗ですね。「三人家族」から2-3年後に撮影された映画なんですね。

あの円錐形の紙コップのジュース自動販売機、確かにありました。

今のようにカップが自動で出てこないんです。
販売機横のプラスティックの筒の下からカップを抜き取り、ジュースの出口の下で手で持っていたんです。

懐かしい。
近所のパン屋の店先にもありました。

カクレコマキストさん，お返事有り難うございます．
しかし，「唇の震え」ですか，貴重な視点ですね．このシーン何回見てもいいですね．表情だけで視聴者を引きこむ演技ですよね．小巻さんはかなり研究されていたんでしょうね．当時まだ弱冠23歳ですよ．立派な女優さんですね．

サブロウさん
第22話での帰りの車中でのラストの抱擁シーン、全編を通じて好きと云うより40数年経った今でも記憶に残ってます。目を閉じる前の唇の微妙な震えのシーンが特に良いですね。私はこの場面にセリフは不要と思います。

第22話のラストや第25話で沢野を突き放す時の小巻さんの目の演技は凄いですよね．いずれも車中ですが，言葉を発しないのに思いが伝わってきます．当時の雑誌のインタビューで，竹脇さんが小巻さんの台本には細かい仕草や表情などが事細かに書き込んであったと話しています．小巻さんは大変な努力家だったんですね．
第25話では彼女の目の動きが美貌を引き立たせています．私の好きな場面です．
第22話での帰りの車中で，小巻さんの横顔と沈んだ目の動きが，敬子の今まで我慢してきた辛さを物語っています．雄一が口にした「夢」．しかし，敬子は自分の夢は叶えられないと悟っていたのです．ラストの抱擁シーンでは堪えていた思いが堰を切って溢れだします．それを目だけで小巻さんは表現してます．この演技に言葉は不要ですよね．
この場面，以前このサイトで「抱きしめて」等の言葉がやはり必要だとの御意見もありました．皆様は如何お考えでしょうか？

これ、演出かもしれません！！・・というのも実験して見ました。
逆円すい形の紙コップで現れるんです！
薬指の第一関節でコップを支えながら中に折り込み、その上に中指を突き出して被う
突き出した中指方向の斜め上部から円すい部にライトで当てて見ると、何と薬指に縦リングが表れました。
そもそも、あの紙コップの型は不思議でしたが、実際に売店にあったんでしょうかね？
あんな型してたら、ソフトクリーム受けのようなものが必要で、ちょっと置くことは出来ないのでクレーム
来てたでしょうね？
当時、ドリームランドに行ったことある人に聞いてみないと判りません。
しかし、リングが映ってる場面は時間にして「僅か0.5秒」、
ビデオなんて無かった訳だし、誰も気付きません！！
まさか、50年経ってこうやって発見されるのを期待しての事だったのでしょうか？
このドラマ最大のナゾ解きかも知れません。
よくぞ、発見してくれました。

「光のリング」観ましたよ！左手薬指の先第一関節付近に燦然と輝いてますね。
これわざとやったとすると、凄い演出です。
通常演出なら、もっと上の方の指輪の位置に持ってくる、
それはそれで大変ロマンチックな事なんですけれど、
遊び心が軽すぎるというか、わざとらしいというか、
何かディズニー映画のようになってしまいますね。
このドラマの今までの流れからすると、とたんに興ざめになってしまう。
あえて気付かない指先に持ってきているところで、かえって、ここでの「婚約成立」をそっと暗示させていと・・・。もし、これが「演出」ならば？・です。しかしこの「光のリング」が、偶然にも、この場面の、この一瞬だけ左薬指に出ていたものだったなら？・・それはそれで、
もう、奇跡に近い！ビックリしました。

「これは、目からウロコ」です。カラー写真の現像が当時の町の写真舘では外注してたとは・・！それで、白黒写真の雄一と、カラーの敬子をあえて並べ、比較して見せている。カラーが高価で、当時の出はなだった事を示唆してますね？それに、なんといっても価格が衝撃。ビフテキ2人前が計486円に対して、1310円と言っている。現在換算で、4～5000円でしょうか？これなら、2週間とまでは行かずとも、10日位は掛かっても不思議ではないです。サブロウさん！！貴重な記憶の情報、本当に有り難うございます。喫茶店の混み具合から、金曜推理をされてますが、1968年の12/6は金曜です。これまた凄い観察力です。やっぱり、良かった、ここに尋ねるのが1番です。にわかコマキストさん！数々の撮影ミスエピソード有り難うございます。また、別の推理箇所の探究に掛かりますが、今回同様、お二方はじめ、他の皆様の鋭い切り込みを期待しています。