番組紹介
たったひとりしかいないだれかが、どこかにいる―。
樫野零と双子の弟・聖の二役を演じるのは、『流星花園~花より男子~』で花沢類役のヴィック・チョウ。
零の恋人役には『流星花園~花より男子~』の牧野つくし役のバービィー・スー。
心に傷を持つ主人公という流星花園シリーズとは全く違ったキャラクターに一回り大きくなった二人が2年後共演。
2004年3月、ドラマの一部はヴィックファンも参加して、宮城県SUGOサーキットで撮影された。
あらすじ・・・
樫野零と麻生キラは同じ大学に通う学生。
零の夢はプロのバイクレーサーになること・・・
キラは高校時代から男性恐怖症で自分から口を開こうとしない。
ある日、美術室でセクハラを受けそうになっていたキラを零が救う。
零は美術室で目にした戦いの神MARSの彫像に魅せられる。
そして、キラが描いた母子の絵をもらうかわりに、零はキラの絵のモデルになり・・・。
周囲から孤立してきた少女・麻生キラと、刹那的に生きる樫野零(かしのれい)。
戦いの神(MARS)がひきよせた魂たちは出会い、孤独の闇を朱(あか)く染め、いま、走り始める・・・・・・!
日本語字幕放送・全20話
出演者・スタッフ
CAST樫野 零/聖 役 | ・・・・・ | 周渝民(ヴィック・チョウ) |
麻生 キラ 役 | ・・・・・ | 徐煕媛(バービィー・スー) |
桐島 牧生 役 | ・・・・・ | 安鈞璨 (ショーン・アン) |
杉原 晴美 役 | ・・・・・ | 賴雅妍 (メーガン・ライ) |
STAFF
プロデューサー:柴智屏/王傳仁/蔡政良
監督:蔡岳勳
原作:講談社 別冊フレンド 惣領冬実著「MARS~マース~」
オープニング歌:柯有倫(コー・ヨウルン)「零」
エンディング歌:周渝民/徐熙媛 「譲我愛ni」
過去のラインアップ
【各話あらすじ】
第1話 「戦いの神 MARS」 続きを読む | 閉じる
樫野零は事故で負傷した知人を見舞いに行く途中、公園で絵を描いていた麻生キラに病院への道を尋ねる。 キラが地図を書いた紙の裏には母子のデッサンが描かれており、零はその絵に心打たれる。 学校が始まり、零は同じクラスにキラの姿を見つける。 高校生の頃から男性恐怖症のキラは内向的な美術クラブ員。 ある日、美術室で英語教師・吉岡に凌辱を受けそうになっていたキラを零が救う。 零は美術室で戦いの神 MARSの彫刻に魅せられ・・・ |
第2話 「効かないブレーキ」 続きを読む | 閉じる
樫野零は母子のデッサンを麻生キラに返す。 不要ならデッサンをくれないかと言う零にキラはできあがった油絵をあげることを約束。 そのお返しに零はキラのモデルになる。 零は英作文の授業で吉岡の醜態をクラスに明かし、屈辱を味わせる。 その日、零のバイクのブレーキングパッドがはずされていた。 零に脅された吉岡は学校を辞める。 零がキラに優しいことに嫉妬する杉原晴美はキラを屋上に呼び出して・・・ |
第3話 「守りのブレスレット」 続きを読む | 閉じる
親友・木田達也が麻生キラに気があることを知った樫野零は二人に付き合うように促す。 キラの怯まない態度が気に食わない杉原晴美はキラを連れ出し、零と2度と会わないと誓わなければ右手をつぶし、2度と絵を描けなくしてやると迫る。 しかし、キラはたとえ両手を奪われても口で描けると屈しない。 晴美らがキラを連れ出したことを知った零はキラの元へ急ぐ。 傷心のキラを抱く零、零の胸で泣くキラの姿を見て達也は・・・ |
第4話 「彼が好き」 続きを読む | 閉じる
樫野零は木田達也の気持ちを思い、麻生キラから距離を置こうとする。 達也は零の態度に傷つくキラに零が好きなら諦めるなと励ます。 零はある日、キラの美術部の先輩・倉沢に、絵のモデルになってほしいと頼まれるが、倉沢が描いた絵には感じるものがないと言い放つ。 倉沢が油絵展に出品し、入賞した作品はキラの母子のデッサンの丸写しだった。 激怒した零は倉沢の教室に向かい・・・ |
第5話 「秘められた過去」 続きを読む | 閉じる
停学処分を受けた樫野零がこのまま学校に戻らないのでは・・・ 不安に思う麻生キラは倉沢に母子のデッサンを返してくれるように頼む。 取り戻したデッサンを手にキラは零のアパートを訪ねる。 零はキラに幼少の頃、母親が亡くなったことを話す。 二人は気分転換に街に出て、零は見知らぬ人に「聖」と呼び止められる。 零はキラに聖は双子の弟で、2年前に他界したことを語る・・・ |
第6話 「サーキットの天使」 続きを読む | 閉じる
自分の病が完治していないと感じた樫野零は心理療育センターを訪ねる。 麻生キラは、零のバイク仲間片山明高夫妻から、聖が零の目の前で飛び降り自殺したこと、以来零は突然呼吸困難になって倒れるようになったことを聞く。 零は自分には怖いものはなかったが、今はキラを失うことが怖い、そしてキラが描く自分を見てみたいと告白。 ある日、明高の勧めで零は全日本ロードレースに出場するため日本に向かう。 |
第7話 「零の肖像」 続きを読む | 閉じる
麻生キラが描いた樫野零の肖像画が美術展で入選した。 その作品は零の心の闇を光に導き、生きる力を与える。 ある日、竹邑という男からキラの元に作品のモデルは樫野零ではないかと確認する電話が入る。 学園祭で、クラスからの出し物として零は「樫野零の1日」を提供する羽目になる。 零の1日オークションを法外な値段で落としたのは、桜沢しおりという学外の人物だった・・・ |
第8話 「聖の影」 続きを読む | 閉じる
麻生キラは竹邑から樫野聖飛び降り事件の真相を聞かされる。 当時、零は自分が聖の背中を押したと言い、学内ではいろんな憶測が広がった。 しかし、零と聖の関係を知る竹邑は零が手を下すはずはないと言う。 一方、桜沢しおりは家まで送ってきた零に「あなたは私のもの、絶対あきらめない。」と宣言。 暗くなった学校で零の帰りを待つキラの前に木田達也が現れ、健気なキラを思わず抱きしめる。 そこに零が現れて・・・ |
第9話 「零の泣く場所」 続きを読む | 閉じる
聖の命日、樫野零と麻生キラの前に現れた桜沢しおりは、「零と一緒になれるように聖に消えてもらうように頼んだ。自分が聖を自殺に追い込んだ」と打ち明ける。 聖が飛び降りた屋上でひとり膝をかかえるしおりに、零は「聖と自分は父親の子ではない。正義感の強い聖は、"要らない子供"と悩み自殺した、しおりのせいではない」と慰める。 零が高熱を出して学校を休んだ。 ひとりにしておけないキラは零の看病をするが・・・ |
第10話 「もう一度会いたい」 続きを読む | 閉じる
竹邑が桜沢しおりにもう一度だけ会ってほしいと再び樫野零に会いにきた。 零はしおりに「しおりは憧れであって女ではない、昔しおりが泣くと自分がなんとかしてやろう思ったが、麻生キラが泣くと自分も泣きたくなる」とキラへの思いを告げ、しおりは二度と零の気持ちは自分に戻ってこないことを痛感する。 キラが描いた零の肖像画「MARS」が美術の先生の個展で飾られることになった。 会場でキラの絵を見入る紳士が、絵を買いたいと申し出る・・・ |
第11話 「理想の人」 続きを読む | 閉じる
新入生・桐島牧生は樫野零のことを好きだと公言。 麻生キラと零は同性からの告白に戸惑う。 牧生はキラと同じ美術部に入部しふたりに近づく。 零がキラに内緒で金稼ぎをしている賭けビリヤード場に牧生が現れ、自分がゲームに勝ったら1時間だけつきあってほしいと対戦を申し込む。 試合に負けた零がつきあわされた場所は、昔リンチを受けていた牧生を零が救った場所だった。 そんなある日、奥田刑事が零を訪ねてきて・・・ |
第12話 「失いたくないもの」 続きを読む | 閉じる
青木祐司殺害について淡々と笑みさえ浮かべ話す桐島牧生。 ついに牧生の本性が現れる。 麻生キラと一緒にいる優しい樫野零が許せない牧生は零の暗悪の凶悪な部分を引き出そうと零を挑発する。 零は脅かすつもりで牧生の首をしめるが次第にその手に力が入る。 カップの割れる音で我に返り、手を離した零に牧生は同じ感覚を持つ仲間だと喜ぶ。 そんなある日、キラの母親が過労のため倒れ入院して・・・ |
第13話 「動機のない殺意」 続きを読む | 閉じる
麻生キラに樫野零とはちっとも似ていないと断言された桐島牧生は、地下鉄のエスカレーターで傷害事件を起こす。 牧生が学校を退学になり心理療育センターに戻ったことを知った零は、自分と牧生に同じものを感じ困惑する。 キラに子供のころ、人を殺そうとした事実を打ち明け、本質的に牧生と同じように何かが欠如している、本当に自分は牧生と違うのかと悩む。 キラはそんな零を慰めるが・・・ |
第14話 「砂の城」 続きを読む | 閉じる
麻生キラは樫野零に隠していた過去を打ち明ける。 零はキラを連れて浜辺に向かう。 癒されない心の傷を負ったお互いを知った二人は今まで以上に絆を深める。 ある日、キラは桐島牧生を心理療育センターに訪ね零にすべてを告白したことを告げる。 牧生は零とキラの関係は幻想、幸福は誰かの不幸の上になりたつもので、まやかしにすぎないと言い放つ。 そんな中、キラの母親が退院することになり・・・ |
第15話 「離れられない人」 続きを読む | 閉じる
麻生キラは母親とともに継父の家に引っ越した。 キラの決意を理解できない樫野零はキラに別れを告げる。 零は夜遊びにふけり気を紛らわそうとするが、キラのことが頭から離れない。 一方キラはもう一度零に自分の思いをぶつけるため、零の帰りを一晩待っていた。 遅く帰った零はキラが待っていたことを知り、駅へと急ぐ。 離れてみてよけい辛くなった零はキラを抱きしめ・・・ |
第16話 「キラの帰る場所」 続きを読む | 閉じる
継父の言うことを信じるという母親に失望した麻生キラ。 過去を忘れ、樫野零とともに生きることを決め二人は一緒に暮らし始める。 キラを守りたいと強く思う零はキラに結婚を申し込み、学校を辞めてプロのレーサーになりキラと家庭を築くことを決意する。 ある日、零の父親・崇之の恋人、椎名苑子がキラを訪ねてくる。 その頃キラの継父は学校で零の住所を聞きまわっていた・・・ |
第17話 「家族の肖像」 続きを読む | 閉じる
樫野零はバイクを辞め、父・崇之に従うことを約束する。 崇之は弁護士を通じ、麻生キラの継父と示談を成立させる。 零はキラを迎えに継父の家に向かい、キラの母親に二人を認めてほしいと頭を下げる。 零とキラは崇之から食事に招待される。 食事の席に現れた零の父親は以前、キラの絵を褒め、購入したいと申し出た紳士だった。 崇之は二人に自宅に一緒に住むことを持ちかける。 迎え入れられたその家には零とその複雑な過去が詰まっていた・・・ |
第18話 「零の記憶」 続きを読む | 閉じる
麻生キラは聖の遺書のことを自分の胸に隠しておくことを決意。 一方、樫野零の脳裏には母、宵子の記憶が少しずつ蘇る。 宵子の死について疑問を感じた零は心理療育センターを訪ね、 医師に真相を聞く 。 一方、キラは崇之から宵子のこと、そして零と聖の実の父親である崇之の弟・暁彦について聞かされる。 暁彦はレース事故で亡くなっていた。 零は崇之の後継者としての道を歩み始めるが・・・ |
第19話 「経営者失格」 続きを読む | 閉じる
父・崇之のもとで働き始めた樫野零にGP500参戦の手紙が届く。 クラスメート、チカのCDオーディションを祝うパーティで久々にみんなと再会して楽しむ零と麻生キラ。 チカは不注意からオーディションテープの入った封筒を取り違えてしまう。 申し込みに時間がないと知った零は崇之との約束を破り封筒を抱えバイクに乗り走り去る。 生き生きとした零の姿を見てキラは崇之に零をバイクの世界に戻してほしいと懇願する。 |
第20話 「MARSの光」 続きを読む | 閉じる
樫野零と麻生キラの結婚を祝って仲間が二人の部屋に集まってきた。 仲間からウェディングヴェールを贈られ幸せを感じるキラ。 零は帰路、桐島牧生に再会。 牧生は「ひとりでいるのが怖い。自分はダメな人間だ」と泣きじゃくる。 零はいつもと様子の違う牧生の肩を抱いて慰める。 携帯から連絡が入ったきり、なかなか帰らない零を探しに行った木田達也はコンビニの前に荷物が置かれたままの零のバイクを見つけ・・・ |
ちょうど液晶テレビに買い替えた時に、大好きな台湾のF4のヴィックチョウが出てるmarsが放送されていてとてもうれしかった思い出があります。また見たいです。