番組紹介
今から約110年前、1908年に日本初の映画撮影が行われた京都。その後1910年に京都初の撮影所が誕生以来数々の撮影所が興り、1950年代には“日本のハリウッド”ともよばれた太秦を中心に、実に年間160本を超える映画作品を京都から世に送り出していました。そんな日本映画発祥の地・京都には、“日本映画の父”とよばれる監督や、〝阪妻”〝目玉の松ちゃん”など、数多くの映画スターゆかりの桜の名所が数多くあります。その中には実に30年の歳月をかけて作られた庭園も…。
BS11、KBS京都の共同制作で放送する「京都夜桜生中継」は、2016年から始まり、今年で6回目を迎えます。
今年の『京都夜桜生中継2021』は、映画製作の聖地「東映太秦映画村」をメイン舞台に、日本映画の歴史と共に、映画および映画人ゆかりの地に咲く桜をテーマに、2時間たっぷりとお届けします。
◇美しい桜の情景とともに、邦楽演奏家・重森三果さんが生演奏!
◇生中継&VTRで映画・映画人ゆかりの桜をご紹介!
・世界遺産「二条城」から生中継…日本映画の父・ 日本で最初の映画スター ゆかりの桜。早咲きから遅咲きまで、50品種300本の桜があり,カンヒザクラを咲き始めに,ソメイヨシノ、山桜、枝垂桜、里桜と、様々な桜を楽しめる。
・「平野神社」から生中継・・・ゲスト 里見浩太朗さんお気に入りの桜スポット。古くから桜の社として知られ、現在は約60種類400本あまりの桜木が境内を埋め尽す。魁桜を筆頭に、胡蝶、一葉、寝覚、御衣黄、当社発祥の衣笠など。種類の分だけ長い期間楽しめる。
・日本映画の父・牧野省三ゆかりの桜・・・・真如堂・等持院
・剣戟王・阪東妻三郎ゆかりの桜・・・二尊院
・日本で最初の映画スター・ 尾上松之助ゆかりの桜・・・・葵公園(鴨川)
・大河内傳次郎が半生をかけた絶景庭園・・・・大河内山荘庭園
・福本清三さん 『太秦ライムライト』クライマックス桜映像&東映京都撮影所内の桜 他
KBS京都×BS11 共同制作
出演者・スタッフ
【ゲスト】

里見 浩太朗さん より
古来より日本人は桜の花を愛してきました。
長い冬を耐え、見事に咲き誇り、潔く散っていく。
それは桜のような生き方に魅かれるからかもしれません。
日本映画の歴史と共に、日本の心を堪能できるひと時を楽しみにしております。

【司会】
海平 和(KBS京都アナウンサー)
【レポーター】
村田 千弥
【解説】
大矢 敦子(京都文化博物館 学芸課)
清家 三彦 (東映剣会 会長)
山口 記弘(東映太秦映画村 特別顧問)
橋蔵様の最後のお弟子さんの田井さんの案内で里見さんが橋蔵桜を。その映像を見せて頂き嬉しかったです。撮影所内も。京都の桜の名所はいっぱいあるけれど、撮影所内の桜嬉しくて涙が出ました。撮影所内なので普通はみられないので。橋蔵ファンの仲間達も同じ思いです。ありがとうございました!