番組紹介
万葉のふるさと「奈良」を訪ねる万葉紀行。
観光ガイドにはない深い「奈良」の魅力を万葉研究の第一人者で、
元号「令和」の考案者とも噂される中西進がわかりやすく解説!
奈良の世界遺産に秘められた万葉びとの物語を紹介。
世界遺産の平城宮跡、法隆寺、東大寺で育まれ、元号「令和」の理想として
現代の日本に受け継がれたその心をひもときます。
本格的な解説としてはTV初!中西進が元号「令和」と典拠となった万葉集の「梅花の宴」を解説。
「梅花の宴」を開いた大伴旅人、日本初の憲法をつくった聖徳太子、奈良の大仏をつくった聖武天皇。
3人の万葉びとの知られざる歴史のドラマを中西進がじっくり解説します。
奈良の隠れた名所 山の辺の道、奈良公園の花の名所、春日大社の万葉ゆかりスポットなど
今注目の妖怪書家・逢香が案内!









出演者・スタッフ

中西進 (国文学者)
東京大学大学院博士課程修了。 京都市中央図書館・右京中央図書館長、高志の国文学館館長。
国際日本文化研究センター名誉教授。 奈良県立万葉文化館名誉館長。
プリンストン大学、トロント大学、サンパウロ大学、カレル大学、天津師範大学、高麗大学など海外11大学・研究機関で客員教授を務める。 京都市立芸術大学学長、大阪女子大学学長、帝塚山学院理事長・学院長など歴任。 日本学士院賞、文化勲章、文化功労者。
読売新聞、朝日新聞、産経新聞、月刊誌「WEDGE」、月刊誌「潮」などで連載多数。

逢香 (書家)
奈良在住。 奈良教育大学伝統文化教育専攻 書道教育専修。
気鋭の書家の一方、妖怪の書画を描くアーティスト、妖怪書家としても注目を集める。
妖怪ウォッチシリーズ「黒い妖怪ウォッチ」の題字・妖怪キャラクターデザイン担当、
東京MX、BSフジの「メガトン級ムサシ」の題字・全13話サブタイトル担当。
2020年 「橿原神宮 百三十年記念大祭」揮毫。 世界遺産「元興寺」の絵馬の書・画・印デザインを手掛ける。 2021年 世界遺産 金峯山寺などで個展。 奈良市観光大使 なども務める。
青丹よしの奈良の美しい平城宮跡・法隆寺・東大寺の映像とともに中西進先生の「令和」に対する思いがとても分かりやすく伝わりとてもいい番組だと思いました。見られたことに感謝です。
疫病のコロナ、ロシアによる武力侵攻の惨状と気の重い日々からほんの少し
抜け出してさわやかな万葉の風を感じることができました。
中西先生と若き書家の逢香さんが青丹の対比のようで素敵な配役でした。
逢香さんの書の見事さは素晴らしいものでこれからのご活躍楽しみです。
中西先生にはいつまでもお元気で万葉集の研究を続けていただきたいです。