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2026/04/22 08:00

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NEW 吉田鋼太郎、舞台『リア王』主演「リアルな感情は今の自分なら無理なくやれそう」 共演の藤原竜也&石原さとみに期待&注目

彩の国シェイクスピア・シリーズ 2nd Vol.3『リア王』に主演する吉田鋼太郎

 俳優の吉田鋼太郎(67)が、2026年5月上演の舞台「彩の国シェイクスピア・シリーズ2ndVol.3『リア王』」で主演を務める。2024年に立ち上げた同シリーズ第3弾で、シェイクスピア四大悲劇の一つに挑む。  9年ぶりにシェイクスピア作品で主演を担う吉田は、過去に30代と40代で同役を経験。「若い時は多少年齢的な違和感があった」と振り返りつつ、「年齢を重ねてきた今なら、無理がない(笑)」と語る。

 物語冒頭の王の怒りについても、「一番愛している末娘が自分に対して望むことを言ってくれなかった、それで怒り出す。いくら何でも急に怒り出し過ぎでは!?と昔は思っていたんですよ。でも歳を取ると、すぐ名前が出て来なかったり、物を取り落としたりすることが本当に増えて来る。その度に自己嫌悪になり、こんなはずではなかった……といったストレスに襲われる。そうすると自然と怒りっぽくなるわけです」と実感を重ね、「リアルな感情は今の自分なら無理なくやれそう」と手応えを口にした。

 リア王という役については「憑依、没入しないと出来ない役」とし、「絶対に替えの利かない、圧倒的に頂点にいる人が失位していく、その衝撃が重要」と強調。「ただの老人の悲劇ではない」と語り、王としての威厳と崩壊のコントラストに重きを置く。さらに嵐の場面についても、「かつては立ち向かえたが、今は出来ない。それでももう一度立ち向かおうとして、でも出来ずに発狂しているわけです」と説明し、役の核心に迫る。

 演出を手がける長塚圭史については「社会や人間の闇の部分を描き出すことに非常に長けている」と信頼を寄せ、「『リア王』という作品はダークサイドな出来事のオンパレードなので、ぴったり」と期待。「圭史君がどこまで『リア王』の闇の部分を突きつけてくれるのか、とても興味がありますね」と語った。

 共演には藤原竜也、石原さとみらが名を連ねる。藤原と石原については「僕のほうからお願いしました」と明かし、藤原には「自分を全部剥き出しにしてやらなければいけない役」として期待を寄せる。石原には「いい意味でシェイクスピア慣れしていないところがとてもいい。セリフを朗誦っぽくせず、ちゃんと今を生きる人として、生の言葉を口にする人なので」と評価し、長女ゴネリル役での新たな一面に注目する。

 作品の魅力を「一言で言うなら“全編地獄絵図”」と表現しつつ、「こんなにも人間の汚い部分が次から次へと表れる芝居があるのだろうか」と言及。「シェイクスピアの中でも一、二を争う強度」とし、「演劇でこんな気持ちになるんだという驚きを体験してほしい」と呼びかけた。

■吉田鋼太郎インタビュー(一部抜粋)

――近年は期せずして『リア王』の上演が続いていますが、あらためてこの作品の魅力をどう考えますか?

 一言で言うなら、“全編地獄絵図”。でも皆、地獄絵図を見るのが好きじゃないですか(笑)。姉妹を手玉に取る色悪がいたり、目玉をくり抜かれたり、どんどん人が死んでいったりと、どこを切り取っても明るい要素がない。そこが見どころの一つではありますよね。ただ、シェイクスピアの四大悲劇の一つと謳われる作品ですから、地獄だけのはずはない、とは思うんです。そこに救いや希望といったものがはたしてあるのか、それはまだ見えないけれど、いつものように極限まで稽古をやれば、きっと見えてくるものがあるのではないかなと思っていますね。

 シェイクスピア戯曲には皆さんの想像を超える世界があり、『リア王』はその中で一、二を争う強度を持った芝居です。こんなにも人間の汚い部分が次から次へと表れる芝居があるのだろうかと、初めてご覧になる方はきっとビックリすると思うんですよ。演劇でこんな気持ちになるんだ!と、ぜひそのビックリを体験しに来ていただきたいと思います。
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