BS11の３D放送　ココがすごい

　BS11の3D放送の特徴は、通常の2D放送の番組編成の中で3D放送を行っていることです。つまり、2D番組と3D番組が混在しているのです。
BS11が採用しているサイドバイサイドという方式は、右眼用映像と左眼用映像の2つの映像を圧縮して1つの画面に入れ、通常の２Ｄ映像と同じように送信しています。放送の帯域を1chしか使用しないため、放送局側としては設備の改修が不要で、2D放送の延長上で3D放送ができます。

　3D対応していない通常のテレビで見ると、サイドバイサイドの左右の映像がそのまま2画面で映し出されます。この映像を3D対応テレビで映し、3Dメガネをかけてみると、家にいながらにして3D映像を楽しむことができるというわけです。　　
もちろん、パナソニックやソニーが販売を予定しているフレームシーケンシャル方式を採用している3Dテレビでも、BS11の3D放送を見ることができます。