飛ぶ鳥を落とすような奈良の飛鳥でした。とことん紀行はとことんやってくれますね。最近は特に磨きがかかっているようです。普通、歴史番組は人が主人公なのに、今回は特に前半は遺跡が主役になったような気がしました。こだわりが凄い。
でも驚いたのは、今回は芸術のような空の連続。あの美しい青い空、暮れなずむオレンジの空、燃えるような大化の改新を表す赤い空、高貴さを表す紫たなびく空、雲の配置まで芸術の極みでした。それはあたかも、飛鳥時代も今も人は同じ空を見てきたんだと言いたげな素晴らしい空でした。当たりでしょう？
そして次は火曜日に「ふらり旅 いい酒、いい肴」と言う新番組が始まると言う。水曜日には既に「日本ほのぼの散歩」があり、BS211は旅の番組でマーケットセグメンテーションをやるんですか？総花番組をせず、とことんやるんですね。
じゃあ、こちらもとことん楽しみますよ。

先週は神戸へ行って来ました。元町にあるホテルの高層階から見える神戸港は、平清盛が開いた大輪田の泊につながって見えました。そして三田の新しいアウトレットは、時代の流れを見せてくれました。
神戸の次は、あの名高い名高達男さんが、醍醐寺の醍醐味を教えてくれました。なんて、完全に親父ギャグでしたね。歴史の一杯詰まっている京都において、どうして醍醐寺が選ばれたんでしょうか？もちろん、京都は歴史が一杯ありすぎてどこが選ばれてもおかしくはないんですが、とことんのプロデューサーの方は、とことん意表をつくのが好きみたいですね。
私は若い時代に出張で月に一度は京都を訪れていましたが、金曜と言うのに観光もせずに帰っていました。でも今は、年相応に京都を巡ってみたいと言う欲望に駈られています。
どなたか旅行の好きな方、投稿されませんか？一緒に旅の話をしませんか？まずは旅行三昧さんって、どこに住んでるか当てましょうか、から始まるのもいいですね。

　テレビのリモートコントロールで、番組表を眺めながらふと目がとまり、徳島県の紹介を。
　徳島といえばなんとしても、藍。植物から染色のために加工する過程はたいへんな難事。しかし、県内には紹介施設も多いようで、伝統的技法と伝統が生み出した作品を体系的に学ぶことが出来るようです。

　いっぽうでここは祖谷伝説を継承しています。安徳天皇が合戦から生き延びて、「火葬地」という言い伝えもあるそうで。
　伝承をつたえる「語り部」の方もおられるそうで、そうした努力は世代をこえてつけがれるべきとおもいますが、そこはシッカリ基盤となる産業の継続がなければ。
　こちらは三好市を中心に紹介されていました。

　徳島県。いまも足をとどめたことがないのです。藍色のごとく地味なのですが、しかし深みのある番組に仕上がっていたとおもいます。

次は京都かな？と思っていたら、そうそう兵庫県を忘れていました。それも神戸でした。古くて新しい街、神戸。
神戸には平清盛の遺跡が多く残されており、文明開化の始まったところ、そして海外との交流の盛んなところとして異人館や中華街がある。風見鶏の館にも行きましたよ。以前にNHKの朝ドラの舞台にもなりましたね。
去年、清盛ブームで私も清盛塚、能福寺、大輪田の泊など廻って歩きましたよ。それがまた、子供の縁があって来週行く事になったんですよ。神戸港に面しているホテルのレストランで相手側のご家族と食事会です。
神戸はお菓子の街でもありますね。全国的に有名な洋菓子のメーカーの多くが神戸発祥です。神戸は横浜とはまた違った趣ですね。野村さんのジャズのWonderful Worldが良かったです。あんなジャズを聞きながらチョコレートをつまみにブランデーでも飲めたら最高ですね。

また負けてしまいましたね。
と言っても私と「とことん紀行」のスタッフが争っている訳じゃないんですよ。
滋賀県なら長浜城か彦根城か浅井長政に関係してると思いました。でも前々回の空海の高野山に繋がっていて、今回は最澄の比叡山でしたね。しかも延暦寺と言う寺はなくて比叡山全体が延暦寺だと、高野山と同じ思想に出会いました。
私も写経してみたいな。でもさすがに断食、断水、不眠、不休で修行する精神力はないですね。
次は何県かな？絶対に当てて見せるぞと思う私でした。
次はいよいよ京都かな？頑張るぞ～。

大阪って、昔は半分近くが水の中だったんですね。知りませんでした。大阪の食べ物の特集番組は見た事があるけど、大阪を歴史から見て旅行先に取り上げた番組は少なくとも私の記憶にはなかったですね。
そりゃ、大阪と言えば大阪城と言う歴史上の偉大なる建物があるのは先刻承知しているのですが、これまでは大阪は単なる出張先だったり、電車を乗り継ぐための駅があると言うだけで、大阪城にも行った事はなかったですね。最初に、水の都と名付けられたと聞いた違和感も、最後にはなるほどでした。
それにしても岡部まりさんって素敵な方ですね。番組を終わってから思わず失礼を承知で経歴を調べたりしちゃいました。
おあともよろしいようで。

最近気がつくと予約録画しています。
案内する人が地元の人だということが良いと思います。

他局にも似た紀行番組がありますが案内人が違うことがわかってきました。

末永く放送をしていただきたい番組です。よろしくお頼みします。

大山の再放送お願いします！

和歌山は熊野古道だと思っていました。前回の広島の尾道に次いでの推測外れでした。でも曼荼羅に囲まれた高野山を見て、ここが選ばれた理由がわかりました。
高野山と言う山はなく山々に囲まれた盆地の事、それはあたかも阿蘇山と言う山はなく五つの山の総称と言うのに似ていました。また、行きたいところが増えてしまいました。でも、体力がある内に行かないと、と言うのが正直な感想です。
空海が今も生きておられるところで写経をすれば、きっと今までの汚れが洗い流されるかも知れません。
これからのとことん紀行に期待します。このままでは1年で日本を一周してしまいそうですが、人の期待を裏切るのがこの番組。きっと2周目に入るに違いありません。

尾道の巻を見ました。広島で今流行りの宮島なり清盛ゆかりの地でなかったのがすごい。と言う訳で、月曜に尾道へ行ってきました。尾道は既に20回近くも行きました。もちろん千光寺も同じ回数。文学のこみちの林芙美子の放浪記の一説、後ろに15分毎に通るロープウェイを入れての記念写真は、天寧寺の三重の塔と同じように写真スポットです。尾道には26の古寺があるけど、千光寺以外はなかなか行かないものですね。この番組のお陰で浄土寺や御袖八幡宮など、まだみてないお寺を拝見する事ができたんですよ。
さて、今週から舞台は近畿に移りましたね。これからも楽しみにしています。