ニコン、裸眼立体視の3Dサービス「my Picturetown 3D」を発表

サービスを行うのは、
㈱ニコンと㈱ニコンイメージングジャパン。
サービスの開始は、2010年12月から行われます。

「my Picturetown 3D」は、
ニコンの画像共有・保存サービス
「my Picturetown」上で提供される
会員向けのサービスで、
主なサービス内容は以下の通りです。

・ 3Dデジタルフォトフレーム「NF-300i」の貸し出し
・ 「my Picturetown」上での静止画の3D画像変換サービス
・ 「my Picturetown」の機能を利用した3D画像の表示・共有サービス
・ 「my Picturetown」の機能を利用した3Dコンテンツ（静止画、動画）の配信サービス

これらのサービスにより、自分で撮影した写真を迫力ある3D映像で
楽しめるのはもちろん、3Dデジタルフォトフレーム「NF-300i」間での
3D画像の共有も可能になります。

また、3Dデジタルフォトフレーム「NF-300i」には、
「Android OS」が採用されており、将来、
拡張性のある様々な機能が搭載されています。

このデジタルフォトフレームが優れているのは、
専用メガネが不要で裸眼で3Dが楽しめること。
レンチキュラー方式を採用したことで、
3D画像でも2D画像と同じ解像度で
高輝度・高画質再生が可能になっています。

加えて、インターネット経由で、
通常のデジタルカメラで撮影した写真を
気軽に3D化して楽しめる3D画像変換サービスが受けられることも見逃せません。

トークセッションでコンセプターの坂井直樹さんが
おっしゃっていたように、
3D変換すると過去に撮った写真が懐かしさを増し、
撮影時の情景がよみがえってきます。
今まで撮影した写真を、完成度の高い3D画像に
手軽に変換してくれる
サービスは他に類を見ないのではないのでしょうか。

またニコンは、今後3Dデジタルフォトフレーム「NF-300i」向けに
インターネット経由で3Dコンテンツ配信も予定しているそうです。

今回のプレス発表会では、BS11の3D紀行シリーズを参考展示いたしました。
展示ブースでは、動画も再生できるスペックの高さに、驚きの声が上がっていました。

3Dデジタルフォトフレーム「NF-300i」は、3D映像が飛び出してくるのではなく、
フレームの奥側に世界を作る3D表現を採用しています。

デスクの上などで、ふと手を止めた瞬間に
フォトフレームの向こう側に広がる景色に思いをはせる...
そんな、時間もいいかもしれません。